無駄の少ないOSとアプリケーションに囲まれて暮らしたい。つまりコンパクトで高速に動作するソフトウェアがほしい。でも機能や便利さも妥協したくはない。代用アプリケーションができるまでは既存OS用のアプリケーションも併用したい。
そんな夢に挑戦してみるのも面白い。そう考えた川合秀実氏が開発を続けている小さなOS。それがOSASKです。
まだまだできることは少ないですが、それでも以下の特性を備えています。
第一世代と呼ばれる2000年5月からスタートしたOSASKは2004年12月に発表されたVer4.7でとりあえず終了しています。
APIにはまだ改良の余地がある。改良すればアプリもOSももっと小さくできる。そのためのアイデアもある!」ということで、全てが再設計されたOSASK。主な特徴は以下の通りです。
第二世代OSASKを作っているうちに、「IA-32に限定されない(Javaのような)アプリケーションを実現したい!」という構想に舞い戻りたくなったそうです(この計画は、実は、第一世代開発中の末期に打ち立てられたのですが、かなり難航し、残念ながら「失敗」ということになってしまったようです)。
何も成果物が出てきてはいないので、今回もどうなるかは正直分かりません。
川合氏にはなにやら自信があるよう・・・。