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GUIGUI01​/man0006 :: OSASK計画

osaskwiki:GUIGUI01/man0006

ページ内コンテンツ
  • 「ぐいぐい01」のアプリから各OSの通常の実行ファイルを生成する
      • (1) tolsetと.g01ファイルから.exeを作る場合
      • (2) gccと.g01ファイルから通常の実行ファイルを作る場合(Linuxなど向け)
      • (3) efg01へのオプション指定
      • (4) おまけ:Linux版のefg01を作る方法
      • (5)

「ぐいぐい01」のアプリから各OSの通常の実行ファイルを生成する anchor.png[1]

  • (by K[2], 2009.01.07)
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anchor.png[3]

  • 所詮はOSASK-HB向けなのでまあ暫定的なものです。とりあえず2009.01.07時点で最新のabcdw011での手法を書きました。ちなみに今後もできるだけこの手法のままの予定です。
  • なおこの方法はただefg01と.g01ファイルをくっつけているだけなので、サイズもefg01と.g01ファイルの合計程度にしかなりません。あまり使い道があるとは思っていませんが、単一の実行ファイルがお好みなら、これは便利かもしれません(初心者向けにアプリを配布しなければいけない場合とか?)。
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(1) tolsetと.g01ファイルから.exeを作る場合 anchor.png[4]

  • その.g01を実行できるabcdwをダウンロードして用意する。用意というのは、efg01をmakeできる状態にすることで、つまり(たいていは)abcdwディレクトリの中のabcdwディレクトリをtolsetの中に入れる。
  • .exe化したい.g01ファイルも用意したabcdwディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。
  • !cons.batをダブルクリックしてコンソールを出し、
    >makeexe hello
  • と入力する。しばらくするとhello.exeができる。めでたしめでたし。
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(2) gccと.g01ファイルから通常の実行ファイルを作る場合(Linuxなど向け) anchor.png[5]

  • この方法はWindowsで.exeを作るのにも使えるが、その場合にはMinGWみたいな普通のgccもインストールしておかなければいけない。
  • その.g01を実行できるefg01のソースをダウンロードして用意する。そしてそのソースディレクトリの中へチェンジディレクトリする。
  • .exe化したい.g01ファイルもそのディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。
  • さらにefg01とtolsetのbin2ucc.g01(註:abcdw011にもバンドル)もそのディレクトリに入れておく。
  • 以下のように入力して、hello.cを生成させる。
    efg01 -noadc bin2ucc.g01 -h hello.g01 hello.c inclg01
  • 以下のように入力して、helloを生成させる。
    gcc -DUSE_INCLUDE_G01 -Os -o hello efg01.c tek.c gasfunc.s hello.c
    • これがうまく行かない場合もある。そのときは以下のようにする。
      gcc -DUSE_INCLUDE_G01 -Os -o hello efg01.c tek.c _gasfunc.s hello.c
  • そして以下のコマンドで不必要なシンボル情報を除去する。
    strip hello
  • 最後に以下のように入力してhelloをUPX圧縮する(そのOS向けのUPXが存在しないのならこの工程は省略)。
    upx -9 hello
  • これで完成。めでたしめでたし。
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(3) efg01へのオプション指定 anchor.png[6]

  • このように.exeなど通常の実行ファイルにしてしまうと、efg01を介しての起動はもうできない。これは通常はあまり問題ないが、たとえばbin2uccを.exe化すると、 -noadc を指定する方法がなくなってしまうということでもある。
  • そんなときはこのようにする。
    bin2ucc -efg01-noadc -h hello.g01 hello.c inclg01
  • この -efg01-noadc はefg01の直後の -noadc と同様にアプリからは見えない(隠される)。
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(4) おまけ:Linux版のefg01を作る方法 anchor.png[7]

  • (3)のやり方を少し変更すると、LinuxやBSDやBeOS用のefg01を作れる(と思う)。
    gcc -Os -o efg01 efg01.c tek.c gasfunc.s
    strip efg01
    upx -9 efg01
    • もし gasfunc.s でダメなときは _gasfunc.s でやる。
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(5) anchor.png[8]

  • M59[9]さんによると、gcc-4.3系ではうまくいかないらしい。

Last-modified: 2009-11-21 (土) 00:00:00 (JST) (109d) by k-tan