OSASKの活用法を知りたい人に贈る--
テキストファイルを編集するにはteditc[1]を使います。
まず、Ctrl + Cでコンソールを開いて
create [filename]
とします。すると指定した名前のファイルができるので、
それにカーソルを合わせてCtrl + Tを押します。するとteditc[1]が起動します。
この時点ではファイルは空なので、なにも表示されません。
Ctrl + Mを押すと、編集モードになります。現時点では、英数字とひらがなしか打てません。
特に何もしなくても自動で保存されます。
保存されたといっても、ディスクには書き込まれないので、書き込みたい場合は、pokon[2]でdeleteキーを押します。
現在OSASKでは、MML[4]形式、MM3[5]形式、FML[6]形式のファイルを開くことが出来ます。
これらのファイルは、「おすすめ追加パッケージ」に収録されています。
また、FMLファイルは追加パッケージに入っているMMLFM[7]が必要です。
MML形式はカーソルを合わせてエンターを押せばMMLPLAY[8]が起動して再生されます。
FML形式はまずMMLFMを起動しますが、これは対応する音源が限られているので、起動時にエラーが出る場合は使えません。
CANVAS[9]を使います。カーソルをCANVAS.BINに合わせてエンターを押します。
あとはマウスドラッグで描くことができます。右クリックはスポイトです。
画像の中または下のパレットから色を選べます。
ファイル保存や読み込みもできますが操作がややこしいのでここでは説明しません。
DAIGO.MMLより抜粋
T155Q7L8O4 RGGGE-2.RFFFD4&D1 RGGGQ8E-Q7A-A-A-Q8GQ7>E-E-E-C8&C2<GGG Q8DQ7A-A-A-Q8GQ7>FFFD8&D2GGF Q8E-Q7<E-E-FQ8G>Q7GGFQ8E-Q7<E-E-F Q8GQ7>GGFL4E-RCRG2.L8R
最初のT155というのは、速さを表します。単位は 四分音符/分 です。
省略すると120になります。
次のQ7というのは、発音長を表します。数字/8 の長さになります。
8以下を指定してください。
その次のL8というのは、デフォルトの音符を八分音符に設定するという意味です。
省略すると4になります。
そしてO4は、オクターブを表します。省略した場合は4です。
これらが設定部分です。
次に音符を記述する部分です。
音符は、音階を表すアルファベットと、長さを表す数字の組み合わせで表現されます。
CDEFGABが、ドレミファソラシに対応します。また、Rは休符です。
半音あげるには#、さげるには-をアルファベットの後につけます。#の代わりに+を使うこともできます。
音符の種類ですが、1が全音符、2が二部音符という具合になっています。
三連符の場合は3を指定します。休符も同様です。付点は.を後につけます。
また、タイは、二つの音符を&でつなぎます。
長さを省略した場合は、Lで設定した値になります。
オクターブを上げるには>、下げるには<を使います。
これで大体の説明はおわりました。ここでまとめとして表を載せておきます。
記号 | 意味、使い方 | 例 |
T | 速度を設定する。四分音符/分。デフォルトは120 | T120 |
Q | 発音長を設定する。数字/8、8以下 | Q7 |
L | 標準の音符の長さを設定。デフォルトは4 | L8 |
O | オクターブを設定。デフォルトは4 | O4 |
CDEFGAB | 音符。ドレミファソラシに対応。 | C4 |
R | 休符 | R1 |
# | シャープ。+でも可。 | G#8 |
- | フラット。 | B-4 |
& | タイ | C1&C4 |
. | 付点(長さを3/2に) | C2. |
1オクターブ上げる | B8>C8 | |
1オクターブ下げる | C8<B8 |
ほかにこんな解説が欲しいというのがあれば書いてください。
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