g01アプリのコンパイルするには何通りかの方法があるのでそれの解説。
まず、ソース内のshift-jisの日本語文字を掃除しないといけない。
Windows環境で作成するとメモ帳等が使われることが少なくない。日本語のコメント等を書くとこれらがCコンパイラに悪影響を与える。
>hijk sjisconv.g01 sjis in:cpyc.c out:cpyc.ca
この、.caという拡張子は大した意味はない。元のCソースではないよ程度の意味。
この処理でソース内のshift-jisの文字がみなRaw?に変換されるので安心してCコンパイラにかけられるようになる。
※ 逆に言えば、この処理をするのだから、Cのソースには安心して日本語のコメントを書くことができる
Cコンパイラの28GOcc1.exeで.caソースをコンパイルします。
>28GOcc1.exe -I../z_tools/guigui01/ -Os -Wall -quiet -o cpyc.gas cpyc.ca
28GOcc1はgccを改造したものです。始祖gccには専用?のアセンブラが付属しており、gasという名前です。そのため28GOcc1はこのgas用のアセンブラコードを出力します。
この段階で生成されたcpyc.gasをgasでアセンブルできるかどうかは確認していません
hidetolではNasukaという名前の独自アセンブラを仕様します。
Nasukaはご存知の通り、Kタン作成のNASKから派生したものです
28GOcc1.exeが出力した.gasファイルはNasukaではアセンブルできないので、これをNASKの形式に変換する必要があります。
>hijk ../z_tools/gas2nask -a D:4 -A in:cpyc.gas out:cpyc.nas
うぎゃ・・・gas2naskのオプションがわからない・・・
これまでのコンパイルでcpyc.c(C言語のソース)はアセンブラコードになりました。これをNasukaでアセンブルして、バイナリを得ます。
>hijk ../z_tools/Nasuka in:cpyc.nas out:cpyc.obj
アセンブラコードを得たのですからこれでプログラムは完成するはず・・・なのですが、C言語で書いた場合、大抵そうはなっていません。
っと言うのは、C言語の場合、自前では持っていない命令をライブラリから呼び出して使うことがほとんどだからですね。
../z_tools/hijk ../z_tools/obj2bim rul:../z_tools/guigui01/guigui01.rul out:cpyc
.bim stack:0 map:cpyc.map \
rlm:cpyc.rlm ../z_tools/guigui01/g01libc0.lib cpyc.obj \ ../z_tools/guigui01/g01libc1.lib