ぼつぼつと書いて行く予定でする
- 環境の準備
- コンパイル
- ディレクトリに下りてコマンドプロンプトを開く
- コンパイル
- 結果
- とりあえず実行
OSAKAはおそらくソースでしか配布しない予定ですのでコンパイルしなくてはなりません。まず、以下のものを準備します。
- OSAKAのソース[2]
- hidetol_8[3]
- Kタンが発表していたtolsetを元に独自に進化させたコンパイル郡です。ライセンス等の事情によりバラバラで配布していますが、インストーラを使うことでフルオートで実行可能状態のものがダウンロードできます。(インストーラといいましたがシステムにはなにもしません。単に自動ダウンロード、自動解凍、自動パッチ等を行うだけなのでご安心を。当然レジストリ等には一切手を加えていません。)
設置はどこでも自由ですがそれだとややこしいので説明では決め打ちで。気に入らんツー人はご自分でうまく読み替えてみてください。
- デスクトップにworkというフォルダを作ってください。
- 上記リンクからOSAKAのソースとhidetol_8のインストーラをダウンロードし、workに配置します。
- 4.7.0.tar.gzは解凍。hidetol_8.exeは実行してください。解凍およびインストールが正常に終わるとこうなります。
- 後は配置です。解凍ソフト等の設定にもよると思いますのでこういう風になるようにしてください。
work─┬─ 4.7.0
│ ├──ankfont0
│ ├──bochs
│ ├──nec98
│ ・
│ ・
│ ・
│ └──bochswinman0.c
│
└─ z_tools
├──guigui00
├──guigui01
├──haribote
・
・
・
└──wce.exe
以上で準備OKです。なお、4.7.0.tar.gz及びhidetol_8.exeは用済みですので消して頂いてもかまいません。
ディレクトリに下りてコマンドプロンプトを開く [6]
OSAKAをコンパイルするにはOSAKAのソースがあるディレクトリに下り、かつ、そこを基点とするコマンドプロンプトを開かないといけませんがこれはいろいろ面倒です。
そのため、!cons_nt.batが用意されています。これをダブルクリックすれば自動的にコマンドプロンプトが開きます。
コマンドプロンプトから makeと入力してEnterを押してください。コンパイルが開始されます。
このコンパイルにて以下のものが出来上がります。
- OSAKA_AT.EXT
- OSAKAのシステム・・・カーネルと言ったほうが解りやすいでしょうか。EXE形式になっていますがこれをWindows等から実行しないように注意してください。
- OSAIMGAT.BIN
- カーネルは単品で存在していても、PCの起動時に実行させることはできません。IPLやブートローダー等によって読み込ませる必要があります。そのためには単にFDにコピーしたりしてもダメで、適切に配置をしないといけません。このOSAIMGAT.BINはいわば、それらを行い、さらにいくつかのアプリも同封したフロッピーディスクです(FDイメージファイル)。
とりあえず実行 [9]
OSAKAの動作をとりあえず見たい場合はそのままmake runと入力してEnterを押してください。PCエミュレータのqemuが動作し、仮想マシン内にて起動します。
- 仮想マシン内をマウスでクリックすると制御が奪われ、マウスが外に出られなくなります。元に戻すにはCTRL+ALTを同時に押してください
- 残念ながらhidetol_8に同封されているqemuはWindows2000でうまく動かないという報告を頂いています。その場合は他のバージョンのqemu・他のPCエミュレータを使う等して対処してください。