TITLE:x g01アプリのコンパイルするには何通りかの方法があるのでそれの解説。 *.c [#p9d4e9d9] C言語で書かれた普通のソース。(cpycを例に) **sjisconv [#qd98d12f] まず、ソース内のshift-jisの日本語文字を掃除しないといけない。~ COLOR(blue){Windows環境で作成するとメモ帳等が使われることが少なくない。日本語のコメント等を書くとこれらがCコンパイラに悪影響を与える。} >hijk sjisconv.g01 sjis in:cpyc.c out:cpyc.ca この、.caという拡張子は大した意味はない。元のCソースではないよ程度の意味。 この処理でソース内のshift-jisの文字がみなRaw?に変換されるので安心してCコンパイラにかけられるようになる。 COLOR(blue){''※'' 逆に言えば、この処理をするのだから、Cのソースには安心して日本語のコメントを書くことができる} **28GOcc1.exe [#y47421a5] Cコンパイラの28GOcc1.exeで.caソースをコンパイルします。 >28GOcc1.exe -I../z_tools/guigui01/ -Os -Wall -quiet -o cpyc.gas cpyc.ca : -I オプション|インクルードするもの(主にヘッダファイルやライブラリ)がある場所を指定します : -O オプション|最適化の形式を指定するオプションです。-Osは、大雑把に言えば、サイズ縮小重視・余計なことをするなという感じかと。他に、-O、-O1、-O2等があります。 : -W オプション|コンパイル時のエラーや警告の出し方を指定します。-Wallではかなり詳しく・厳しく警告を表示してくれます : -quiet オプション|「静かにしろ」的な意味で、途中経過(エラー等とは別)を表示させなくします : -o オプション|出力ファイルの名前を指定するオプションです。cpyc.caはコンパイルされ、cpyc.gasとして吐き出されます。 28GOcc1はgccを改造したものです。始祖gccには専用?のアセンブラが付属しており、gasという名前です。そのため28GOcc1はこのgas用のアセンブラコードを出力します。~ COLOR(red){この段階で生成されたcpyc.gasをgasでアセンブルできるかどうかは確認していません} **gas2nask [#g9379d8a] hidetolではNasukaという名前の独自アセンブラを仕様します。~ COLOR(blue){Nasukaはご存知の通り、Kタン作成のNASKから派生したものです} 28GOcc1.exeが出力した.gasファイルはNasukaではアセンブルできないので、これをNASKの形式に変換する必要があります。 >hijk ../z_tools/gas2nask -a D:4 -A in:cpyc.gas out:cpyc.nas COLOR(red){''うぎゃ・・・gas2naskのオプションがわからない・・・''} *Nasuka [#wa44f9ab] これまでのコンパイルでcpyc.c(C言語のソース)はアセンブラコードになりました。これをNasukaでアセンブルして、バイナリを得ます。 >hijk ../z_tools/Nasuka in:cpyc.nas out:cpyc.obj *obj2bim [#o2097a9c] アセンブラコードを得たのですからこれでプログラムは完成するはず・・・なのですが、C言語で書いた場合、大抵そうはなっていません。 っと言うのは、C言語の場合、自前では持っていない命令をライブラリから呼び出して使うことがほとんどだからですね。 ../z_tools/hijk ../z_tools/obj2bim rul:../z_tools/guigui01/guigui01.rul out:cpyc .bim stack:0 map:cpyc.map \ rlm:cpyc.rlm ../z_tools/guigui01/g01libc0.lib cpyc.obj \ ../z_tools/guigui01/g01libc1.lib
(This host) = http://osask.net