* がちゃぴんPCへの道 -(ものすごくまじめにもみえますが実はネタです) --Oh!SASKと同レベル?(笑) → 参考:[[O_SASK]] --がちゃぴんPCは、このページのアイデアを発展させたものです。 → [[小型ノートパソコンの提案]] -協賛:ありすさん (%%meg-os%%REで有名な) -主旨:がちゃぴんPCをいきなり作るのはちょっと無理かもしれないけど、その下地になるマシンを作ろう -スペック: --値段は19,800円 -- 値段を最初に決めると、どこを削って何を残すかが見えてくる --CPUは100MHz前後 -- SC520を使うということでこうなった、OSASKが快適に動く速度でもある --メモリは32MB前後 (メモリは増設不能) -- OSASKにはこれで十分、コスト的にもあまりたくさんは積めない --ノートパソコンではない(とても小さいデスクトップとして出発) -- ノートパソコンということにするとより高度な技術が必要になって、より一層実現可能性が下がります --5VのAC-DCアダプタで利用 -- これで電源を追い出して、軽量化&ファンレスへ --KHBIOS Ready! --32MBのCFを内蔵 --Card Bus 対応PCカードスロットを2~4個塔載 -- これが8個になると本当のがちゃぴんPC ---ふと思ったけど、全部のスロットが前にあることが、常にいいとは限らない気がしてきた。USBは前面x2、背面x2のほうが使いやすそう。LANやVGAも背面のほうがいいだろう。同じように、PCカードだって背面にさすほうが便利なこともあると思う。だから、前x2、後x2みたいなのがいいんじゃないか? ---でももちろん、前だけにするか後ろだけにするかと言われたら、PCカードは前に付けるほうが断然優先だと思う。そうでないとCFなどのメモリカードをFD感覚では使えない。 -ファンレス、省エネ(最大10W未満)、軽量(500g未満?)、手のひらサイズ --サイズの目標:一辺が100mmの立方体をはみ出さないようなサイズ(電源はAC-DCアダプタでサイズに含まない)。 -モルフィーワンとどうちがうの? --前もってお金をもらうことはしません --携帯パソコンを目指しません(まあちっちゃいキーボードとちっちゃい液晶がくっついたやつを誰かが作って、それといっしょに持ち歩けば、確かに携帯パソコンにはなりますが) -もう一つの案: --この案はVIAのがんばりに依存するものの、実現の可能性は高そう(もちろん他のメーカが頑張ってくれたらもっといい)。 --値段は19,800円 -- すぐには無理でも、いつかは。 --CPUは300MHz-1GHz -- 将来までを見据えてEPIA系でファンレスということになるとこの辺だろう(これはPentium換算クロック、C3換算だと600MHz-2GHzくらいだと思ってほしい)。なんにしてもOSASKがむちゃくちゃ快適に動く速度である。 --メモリは128MB~1GB前後 (メモリは増設不能) -- OSASKにはこれで十分すぎる。 --他は最初の案と同じ。 * もうちょっと細かいスペック -32MBのCFを内蔵(これは滅多に交換しない): --うち1MBくらいをKHBIOS用に予約 --残りの31MBを好きなようにパーティションに分けて、複数のOSを入れられます ---KHBIOSがあるので、すきなOSに切り替えて使いましょう ---候補OS:OSASK、NWSOS、meg-os、Mona、EOTA、FreeDOS、などなどなど ---KHBIOS対応OSを、PCカードスロットにいれてやればもちろん使えます(上記OSに加えてインストール容量の大きなLinuxなども選択肢に入ります)。 -VGA端子があります --VGAはVESA-2相当機能をサポートして、メインメモリのうちの2MB~4MBをVRAMとして利用します --とりあえずアクセラレータは省略します --テキストモードや16色モードすら省略するかもしれません --1600x1200x16bitカラーくらいまで出せたらいいなあ -USBx2か、もしくはPS/2キーボード&PS/2マウス端子があります(どっちになるかはコストと相談) -さらに10Base-TくらいのLANをつける可能性もあります(これもコストと相談) -ステレオスピーカ端子 --個人的にはYMF724を載せたいけど、コスト的に無理ならなし。WAV再生のみでも我慢。 -他のデバイスはなし --つけたいデバイスはPCカードでつけよう --FDDとかUltraDMAのATAとかシリアルポートとかパラレルポートはなしです --あれ、シリアルポートx2はSC520に入っているのか・・・じゃあ、どうせだからつけてもいいかな。それとも端子のコストの分だけ損? * 利用する半導体候補 -AMDのSC520 http://ascii24.com/news/i/tech/article/1999/08/26/604099-000.html --SC520は5x86の133MHzが入っているくせに、Pentium100MHz相当とはなにごとだ!P75じゃないのか?というツッコミがこめんと欄にあります。僕もそう言えばそうだなと思ったので調べてみました。 --いわゆる普通の5x86はメモリとの間が33MHzでつながっているんですが、このSC520は66MHzのSDRAMを使うので、それでPentium100MHz相当になっているらしいです。とりあえず僕は納得。 --データシートのURL:http://www.amd.com/files/connectivitysolutions/e86embedded/elansc520/22003b.pdf -残りの機能をFPGAで作り込んでPCI接続(一種の自作スーパーサウス?) --PIC、PIT、RTC、16550UARTx2、BIOS用のROMコントローラとかはSC520側にある。 -32MB程度のSDRAM * ところでさ、なんでSC520なわけ? -「省エネ&低コストならRISCチップ使えばいいじゃん」「OSASKもKHBIOSも最終的には非IA-32にも対応するんだろ」というツッコミにそなえて、今のうち書いておきます。 --そもそもこの手のツッコミは、2ちゃんねる風にいうところの「ネタにマジレス、カコワルイ」なんですがね。と、微妙に牽制もしておこう(笑)。 -このマシンはいろいろと削りまくっていますが、しかしAT互換機のサブセット(FDCやパラレルポートがないなどにより、完全なAT互換機ではないわけです)なのです。つまり、このマシン用のソフトウェアは、そのままAT互換機でも走るわけです。 -これは重要です。もしこのマシンでプログラムを作っていて、もっともっとCPUパワーが必要だということになったら、そのままその辺にあるAT互換機上で走らせればいいわけです。 -AT互換機用のソフトウェアをこのマシンに移植するのも楽です。これはPDAのようなものではなくて、たぶんSCSI-PCカードを付けてそれでCD-Rドライブをつければ、CD-Rだって作れちゃうような、そんなマシンなのです(DVDは転送速度が追いつかないかも)。 -まあなんだかんだいっても、エミュレータOSが完成するとSC520である必然性はなくなります。その時は、AT互換機のサブセットであることをやめて、Gachapin2に行きましょう。つまりこのマシンは過渡期に活躍するマシンということなのです。 --わざわざがちゃぴん2なんかにしないで、T-Cubeでも可かも。ああでも、PCカードはほしいよう。IDE-CFx1だけじゃ、不便だよう! * がちゃぴんPCに近いものを探してみよう -とりあえずCPUがx86ではないものは却下。x86でありさえすれば、AT互換機でなくてもいい。極端に小さいキューブ型のものもとりあえず含めよう。でも、ファンレスで電源はアダプタタイプのみに限定。 --[[CyberCom:http://www.cybercom.co.jp/index.html]]の[[PathNavigator:http://www.cybercom.co.jp/jpn/products_j/pn2/pn2_j.html]] ---大きさ、重さ、電力:208mmx40mmx155mm、1020g、12V、約30W ---定価:99,000円([[アミュレット:http://www.amulet.co.jp/solutions/pathnavi.html]]) ---スペック:MMX266 mem:32MB-256MB USBx2 LANx2 ---備考:ふたを開けさえすれば、PS/2キーボード、PS/2マウス、FD、ディスプレイが使える。ケースだけを作り直せば、かなりがちゃぴんに近い?PCカードが使えたらなあ。これはCF-IDEしかできない。なお、このマシンでWin95やWin98、Win2000が走っている。値段が高いのも泣ける。 -リンク: --http://z-temp.hp.infoseek.co.jp/smallpc/link.html --http://www.internetclub.ne.jp/EASY/19991109.html * 興味深い動向 -http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0925/comp12.htm --Nano-ITXというM/Bの規格。これはMini-ITX(170mmx170mm)よりも小さくて、120mmx120mm。M/Bが小さくなれば、それだけがちゃぴんに近いサイズになる。 --120x120というサイズがどのくらいか分からない人のためにいうと、3.5インチFDの大きさが、90x90。 -http://www.viaembedded.com/product/epia_MII_spec.jsp?motherboardId=202 -[[大きい画像:http://www.viaembedded.com/product/4/9/P1010007b.jpg]] --これはEPIA-MIIとかいうやつで、なんとM/BにCardBus対応のPCカードスロットx1とCFスロットx1がくっついている(どうせならCardBusx2にしてくれればいいのに)。しかしバックパネルだ。前に付けてくれー!・・・とにかくなんか前途有望な感じで、なんかうれしい。Mini-ITX。 * フォームファクタからがちゃぴんを考える ***Mini-ITX (170mmx170mm) -現在のMini-ITX対応のキューブケースのほとんどでは、マザーボードは底面にあるが、これはがちゃぴんのスタイルとしてはカッコ悪そうである。5インチベイを上に載せたときは無駄がないが、PCカードは横の幅が6cm弱なので、11cmも余ってしまい、かっこ良くない。 -ということで、M/Bは側面に立てたほうが良さそうだ。そして今の背面型PCカードアダプタのような、カードにPCカードスロットがそのまま載っているようなカードを、M/Bと垂直に数枚させばいい。 -このデザインなら、ケースとしては、幅120mm、高さ190mm、奥行き190mmというものが可能になるだろう。 --これは3.5インチベイは入らないが、2.5インチのものなら付けられる。3.5インチベイを入れられるようにすると幅は150mmになり、PCカードスロットやマイクロドライブしか付けられなくていいと割り切れば、幅は100mmに抑えられる。 --まとめると、こんな感じになる。 |ベイのサイズ|ケースの幅|備考| |3.5インチ|150mm|| |2.5インチ|120mm|| |60mm|100mm|PCカードスロット| -M/Bを相変わらず底面において、その上に3.5インチベイを2つ積むと、幅190mm、高さ100mm、奥行き190mmってのもできる。また、3.5インチベイ+2.5インチベイにして横に並べれば、幅190mm、高さ70mm、奥行き190mmなんていうのも多分できる。でも、こういうへらべったいやつは、どうも僕の好みじゃないなあ。 --もちろんこれを立てれば、幅70mm、高さ190mm、奥行き190mmとかになるわけだけれども、PCカードを縦に入れるのってどうかなあ。そういうデザインのほうが好きな人もいるかな(僕は横がいいなあ)。 ***Nano-ITX (120mmx120mm) -この場合も、やっぱりM/Bは側面に立てるのが良さそうである。ケースサイズは、幅120mm、高さ140mm、奥行き140mmになる。これは理想にかなりちかい。 ***そのさき (80mmx80mm) -ここまでくると、ついにケースサイズは幅100mm、高さ100mm、奥行き100mmを達成できると思われる。こうなると、M/B上にPCカード用ライザー以外のコネクタを置くのは困難だろう。ヒートシンクもごく小さいものしか付けられない(ヒートシンクをケースに接触させて、ケースをヒートシンクにしてしまうほうがいいか)。チップは1~2個くらいに集積され、メモリもM/B上に固定的に取り付けられるだろう。 -仮にがちゃぴんアルファとしてHDDを付けるとした場合、このサイズではHDDは2.5インチでもケースに入らないので、マイクロドライブ等をのせるしかない。 -M/Bそのものが80x80におさまらなくなって、ライザーみたいなものでつながれたL字型M/Bになるかもしれない。もちろんそれでもよい。 *電源を考えてみる -思ったんだけど、がちゃぴんPCにATX電源端子は必要なのかな。12Vなしにはできない?2.5インチHDDだと、5Vで動いているみたいだし。PCカードで12Vを使うやつは、とりあえず見捨てるってことで。省エネと、端子のコンパクト化のためにはしょうがない。 -もっというと、3.3Vだけじゃだめかな。これだとがちゃぴんアルファでは、マイクロドライブみたいに3.3Vでも動くHDDしか使えなくなるけど。でも、3.3Vの単一電源で動くのは超カッコいいよー。 --うちのSCSIカード(PCSC-FP)は5Vで動いているらしい。3.3Vで動くSCSIカードはないかな。けっこうあるじゃん。CardBus系のSCSIカードは3.3Vだ。3.3Vだけに制限してもそんなに問題はなさそうな気がする。・・・まあ駄目なら5V単一電源でも我慢するけどさ。 -3.3Vなら1.2Vの充電池を3個直列にして変圧すれば、電源にできる。これで無停電電源装置の代わりになる。5Vの場合は、4個か5個を直列にして変圧。どちらも、これで何分持つかは分からないけど。 -とりあえず12Vをなくすとした場合(=5V単一電源化)、困ることを探してみた(M/Bのみに限定)。 --どうやらCPUファン電源くらいのようだ。あとはみんな5Vばかり(USBも5Vだし)。 -ということで、3.3V単一電源化はむりっぽいけど、5V単一電源化は可能とみた。 *やけくそでがちゃぴんPCを作ってみる -たとえば僕が作って使って自慢しまくれば、みんないいなーと思うかもしれない。真似する人が出るかもしれない。そしたら、そういう機種が実際に試作されるかもしれない。 -とりあえず、誰でも入手できるパーツだけでいきます。しかも最初はHDDありでもいいということにしよう(コストの都合と一般受けねらい)。PCカードも2つだけ。 ---- -がちゃぴんアルファ ([[GCPN-A]]) --上記のがちゃぴんから妥協して、HDDを1つだけ内蔵しているもの。PCカードスロットの数も1以上ならなんでもいい。CardBusじゃなくてもいい。冷却ファンがあってもいい。 --今回作ろうとしているのは、このモデル。 -がちゃぴんベータ (GCPN-B) --HDDを内蔵しないモデル。またPCカードスロットはCardBusでなければだめ。ファンレス必須(というかモータレス)。でも、手のひらサイズじゃなくてもいい。 -(無印の)がちゃぴん (GCPN) --これは基本的に上記の理想通りのもの(消費電力とか、電源電圧とか、値段とかは妥協してもよい)。手のひらサイズを要求。PCカードスロットの個数は4つはほしいところだけど、まあ2つでも許す。 ---- -ここから下は[[GCPN-A]]へ引っ越しました。 * こめんと欄 -マジですか…! -- [[あっきぃ]] SIZE(10){2003-09-01 (月) 18:55:24} -いつの間に5x86-133MHzがP100相当になったんだろう -- SIZE(10){2003-09-01 (月) 19:31:57} -DCアダプタってなんだろう…… -- [[I.Tak.]] SIZE(10){2003-09-01 (月) 22:20:55} -なるほど。スーパースカラは20%ほどしか速度向上に寄与しないって言う話があったんで、メモリクロックが等しければ486とPenの差なんてそんなものかも。 -- SIZE(10){2003-09-02 (火) 23:05:47} -↑↑7V出力ぐらいのACアダプタに連結して使(ry -- SIZE(10){2003-09-02 (火) 23:07:38} -どおせならプロセッサ+メモリだけのボードを上からぷすぷす挿してマルチプロセッサマシンとかできるとおもしろそう… -- SIZE(10){2003-09-03 (水) 00:41:55} -SC520でマルチにするよりは、VIAの1GHzくらいのCPUくらいで作り直すほうが安くて性能もいいかと・・・。あれ、もしかしてネタにマジレス?(笑)。 -- [[K]] SIZE(10){2003-09-03 (水) 10:15:07} -ああそうだ、PCカード内にCPUとメモリを付けて、CardBusカードにしたらいいんじゃないでしょうか。これならdual非対応の他のマシンでも使える!おもしろいかも。メインCPUとの帯域は当然しょぼいですが、LANでつないでクラスタにするよりは速いと思います。この場合PCガード側のサブCPUはIA-32じゃなくてもいいです。 -- [[K]] SIZE(10){2003-09-03 (水) 10:17:55} -名無しさんのアドバイスとそれへのレスは、[[GCPN-A]]に引っ越しました。 -- ''K'' SIZE(10){2003-12-14 (日) 20:34:33} -(更新履歴)電源を考えてみる、のところに5V単一電源化の可能性についてを書き足した。 -- ''K'' SIZE(10){2004-01-13 (火) 11:56:44} #comment
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