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tek1​/tek5_eopt のバックアップ差分(No.1) :: OSASK計画

osaskwiki:tek1/tek5_eopt のバックアップ差分(No.1)

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1: 2004-07-23 (金) 02:08:42 ソース[5]
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 +* tek5/stk5における、eoptの簡単な見極め方
 +-(by [[K]], 2004.07.23)
 +-初めに注意
 +--OSASKアプリのMakefileを覗いたことがある人は分かると思いますが、OSASKアプリを生成する場合にbim2binは2度使われます。これを区別してeoptを使い分けるのがコツです。
 +---1回目は、bim→orgのとき
 +---2回目は、org→binのとき
 +
 +-ええと、以下のことは1バイトでも小さくしたい、というとき以外は気にすることはありません。デフォルトではベストではないにしても、たいていのものにそれなりにマッチするようになっていて、十分に小さくなります。
 +-もっと小さくしたいなんていうときに、じゃあtek0を試してみようとか、プログラムをちょっと書き換えてやろうとか、そういう風に考えることがあるかと思いますが、そんなときあれこれ試す前に、以下のeoptやrjcを使えば簡単に(ちょっとは)改善できますよ、ということです。ここまでやらなきゃ恥だとか、試すことが推奨されるとか、そんなわけじゃありません。
 +--時間をかけて自動でそこまでやることもあるまい、ということで手動オプションになっているくらいなのですから。
 +
 +*** OSASKアプリ編
 +-bim→org
 +--eoptをつけなくてもたいていベストの結果になります。だからいじる必要なしです。
 +--tek0時代のアプリを再makeする場合は、bim2binのデフォルトがtek5になっているので、-tek0をつけて強制的にtek0にするか、もしくはobj2bimでのスタックが36k以上になっていることを確認してください(tek5を利用する場合にかきり、最小スタックは4kではなく36kです)。
 +-org→binのとき
 +--超小さいアプリ:  (eoptなしで圧縮したときに500バイト以下)
 + rjc:0 eopt:-pb0_-lc0
 +--小さいアプリ:  (eoptなしで圧縮したときに10KB以下)
 + eopt:-pb0_-lc2
 +--大きいアプリ:  (eoptなしで圧縮したときに100KB以下)
 + eopt:-pb0_-lc4
 +--超大きいアプリ:  (eoptなしで圧縮したときに100KB以上)
 + eopt:-pb0_-lc8
 +
 +*** データ編
 +-sarやSF16アーカイブの場合は、その中身を構成するファイルのうちで、一番影響がありそうなものを想定して、それにあわせてパラメータを選ぶといいでしょう。
 +--普通のテキストファイルや、16色もしくは256色BMP、もしくは実行コード。つまり基本的に1バイト単位か、もしくはファイル構造に明確な周期が存在しないもの(以下にどれにも該当しない周期の場合もこれにするのが良さそう)。
 + eopt:-pb0
 +--全部全角でしかも改行コードがCRLF(WindowsやMS-DOSでの標準改行コード)で、TABなどを一切使っていないもの。もしくは16ビットカラーのBMP。つまり基本的に2バイト単位でデータが構成されているもの。
 + eopt:-pb1
 +--バイナリデータなどで、データ構造が4バイト単位になっているもの。
 + eopt:-pb2
 +--バイナリデータなどで、データ構造が8バイト単位になっているもの。
 + eopt:-pb3
 +--バイナリデータなどで、データ構造が16バイト単位になっているもの(例:JPN16V00.FNTとか)。
 + eopt:-pb4
 +
 +* こめんと欄
 +#comment
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