* tek5/stk5における、eoptの簡単な見極め方 -(by [[K]], 2004.07.23) -初めに注意 --OSASKアプリのMakefileを覗いたことがある人は分かると思いますが、OSASKアプリを生成する場合にbim2binは2度使われます。これを区別してeoptを使い分けるのがコツです。 ---1回目は、bim→orgのとき ---2回目は、org→binのとき -ええと、以下のことは1バイトでも小さくしたい、というとき以外は気にすることはありません。デフォルトではベストではないにしても、たいていのものにそれなりにマッチするようになっていて、十分に小さくなります。 -もっと小さくしたいなんていうときに、じゃあtek0を試してみようとか、プログラムをちょっと書き換えてやろうとか、そういう風に考えることがあるかと思いますが、そんなときあれこれ試す前に、以下のeoptやrjcを使えば簡単に(ちょっとは)改善できますよ、ということです。ここまでやらなきゃ恥だとか、試すことが推奨されるとか、そんなわけじゃありません。 --時間をかけて自動でそこまでやることもあるまい、ということで手動オプションになっているくらいなのですから。 *** OSASKアプリ編 -bim→org --eoptをつけなくてもたいていベストの結果になります。だからいじる必要なしです。 --tek0時代のアプリを再makeする場合は、bim2binのデフォルトがtek5になっているので、-tek0をつけて強制的にtek0にするか、もしくはobj2bimでのスタックが36k以上になっていることを確認してください(tek5を利用する場合にかきり、最小スタックは4kではなく36kです)。 -org→binのとき --超小さいアプリ: (eoptなしで圧縮したときに500バイト以下) rjc:0 eopt:-pb0_-lc0 --小さいアプリ: (eoptなしで圧縮したときに10KB以下) eopt:-pb0_-lc2 --大きいアプリ: (eoptなしで圧縮したときに100KB以下) eopt:-pb0_-lc4 --超大きいアプリ: (eoptなしで圧縮したときに100KB以上) eopt:-pb0_-lc8 *** データ編 -sarやSF16アーカイブの場合は、その中身を構成するファイルのうちで、一番影響がありそうなものを想定して、それにあわせてパラメータを選ぶといいでしょう。 --普通のテキストファイルや、16色もしくは256色BMP、もしくは実行コード。つまり基本的に1バイト単位か、もしくはファイル構造に明確な周期が存在しないもの(以下にどれにも該当しない周期の場合もこれにするのが良さそう)。 eopt:-pb0 --全部全角でしかも改行コードがCRLF(WindowsやMS-DOSでの標準改行コード)で、TABなどを一切使っていないもの。もしくは16ビットカラーのBMP。つまり基本的に2バイト単位でデータが構成されているもの。 eopt:-pb1 --バイナリデータなどで、データ構造が4バイト単位になっているもの。 eopt:-pb2 --バイナリデータなどで、データ構造が8バイト単位になっているもの。 eopt:-pb3 --バイナリデータなどで、データ構造が16バイト単位になっているもの(例:JPN16V00.FNTとか)。 eopt:-pb4 * こめんと欄 #comment
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