ページへ戻る

− Links

 印刷 

tek1​/tek5_eopt のバックアップソース(No.2) :: OSASK計画

osaskwiki:tek1/tek5_eopt のバックアップソース(No.2)

« Prev[4]  Next »[5]
* tek5/stk5における、eoptの簡単な見極め方
-(by [[K]], 2004.07.23)

-初めに注意
--OSASKアプリのMakefileを眺めたことがある人は分かると思いますが、OSASKアプリを生成する場合にbim2binは2度使われます。これを区別してeoptを使い分けるのがコツです。
---1回目は、bim→orgのとき
---2回目は、org→binのとき

-ええと、以下のことは1バイトでも小さくしたい、というとき以外は気にすることはありません。デフォルトではベストではないにしても、たいていのものにそれなりにマッチするようになっていて、十分に小さくなります。
-もっと小さくしたいなんていうときに、じゃあtek0を試してみようとか、プログラムをちょっと書き換えてやろうとか、そういう風に考えることがあるかと思いますが、そんなときあれこれ試す前に、以下のeoptやrjcを使えば簡単に(ちょっとは)改善できますよ、ということです。ここまでやらなきゃ恥だとか、試すことが推奨されるとか、''そんなわけじゃありません。''
--時間をかけて自動でそこまでやることもあるまい、ということで手動オプションになっているくらいなのですから。

*** OSASKアプリ編
-bim→org
--eoptをつけなくてもたいていベストの結果になります。だからいじる必要なしです。
--tek0時代のアプリを再makeする場合は、bim2binのデフォルトがtek5になっているので、-tek0をつけて強制的にtek0にするか、もしくはobj2bimでのスタックが36k以上になっていることを確認してください(tek5を利用する場合にかきり、最小スタックは4kではなく36kです)。
-org→binのとき
--超小さいアプリ:  (eoptなしで圧縮したときに500バイト以下)
 rjc:0 eopt:-pb0_-lc0
--小さいアプリ:  (eoptなしで圧縮したときに10KB以下)
 eopt:-pb0_-lc2
--大きいアプリ:  (eoptなしで圧縮したときに100KB以下)
 eopt:-pb0_-lc4
--超大きいアプリ:  (eoptなしで圧縮したときに100KB以上)
 eopt:-pb0_-lc8

*** データ編
-sarやSF16アーカイブの場合は、その中身を構成するファイルのうちで、一番影響がありそうなものを想定して、それにあわせてパラメータを選ぶといいでしょう。
--普通のテキストファイルや、16色もしくは256色BMP、もしくは実行コード。つまり基本的に1バイト単位か、もしくはファイル構造に明確な周期が存在しないもの(以下のどれにも該当しない周期の場合もこれにするのが良さそう)。
 eopt:-pb0
--全部全角でしかも改行コードがCRLF(WindowsやMS-DOSでの標準改行コード)で、TABなどを一切使っていないもの。もしくは16ビットカラーのBMP。つまり基本的に2バイト単位でデータが構成されているもの。
 eopt:-pb1
--バイナリデータなどで、データ構造が4バイト単位になっているもの。
 eopt:-pb2
--バイナリデータなどで、データ構造が8バイト単位になっているもの。
 eopt:-pb3
--バイナリデータなどで、データ構造が16バイト単位になっているもの(例:JPN16V00.FNTとか)。
 eopt:-pb4

* こめんと欄
#comment

« Prev[4]  Next »[5]