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GUIGUI01​/man0006 のバックアップ差分(No.1) :: OSASK計画

osaskwiki:GUIGUI01/man0006 のバックアップ差分(No.1)

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1: 2009-01-07 (水) 13:47:55 ソース[5]
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 +* 「ぐいぐい01」のアプリから各OSの通常の実行ファイルを生成する 
 +-(by [[K]], 2009.01.07) 
 +*** 註 
 +-所詮はOSASK-HB向けなのでまあ暫定的なものです。とりあえず2009.01.07時点で最新のabcdw010での手法を書きました。ちなみに今後もできるだけこの手法のままの予定です。 
 +-なおこの方法はただefg01と.g01ファイルをくっつけているだけなので、サイズもefg01と.g01ファイルの合計程度にしかなりません。あまり使い道があるとは思っていませんが、単一の実行ファイルがお好みなら、これは便利かもしれません(初心者向けにアプリを配布しなければいけない場合とか?)。 
 +*** (1) tolsetと.g01ファイルから.exeを作る場合 
 +-その.g01を実行できるabcdwをダウンロードして用意する。用意というのは、efg01をmakeできる状態にすることで、つまり(たいていは)abcdwディレクトリの中のabcdwディレクトリをtolsetの中に入れる。 
 +-.exe化したい.g01ファイルも用意したabcdwディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。 
 +-!cons.batをダブルクリックしてコンソールを出し、 
 + >makeexe hello 
 +-と入力する。しばらくするとhello.exeができる。めでたしめでたし。 
 +*** (2) gccと.g01ファイルから通常の実行ファイルを作る場合 
 +-この方法はWindowsでも使えるが、その場合にはMinGWみたいな普通のgccもインストールしておかなければいけない。 
 +-その.g01を実行できるefg01のソースをダウンロードして用意する。そしてそのソースディレクトリの中へチェンジディレクトリする。 
 +-.exe化したい.g01ファイルもそのディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。 
 +-さらにefg01とtolsetのbin2ucc.g01(註:abcdw010にバンドル)もそのディレクトリに入れておく。 
 +-以下のように入力して、hello.cを生成させる。 
 + efg01 -noadc bin2ucc.g01 -h hello.g01 hello.c _inclg01 
 +-以下のように入力して、helloを生成させる。 
 + gcc -DUSE_INCLUDE_G01 -Os -o hello efg01.c te.c gasfunc.s hello.c 
 +-最後に以下のように入力してhelloをUPX圧縮する(そのOS向けのUPXが存在しないのならこの工程は省略) 
 + upx -9 hello 
 +-これで完成。めでたしめでたし。 
 +*** (3) 
 +-このように.exeなど通常の実行ファイルにしてしまうと、efg01を介しての起動はもうできない。これは通常はあまり問題ないが、たとえばbin2uccを.exe化すると、 -noadc を指定する方法がなくなってしまうということでもある。 
 +-そんなときはこのようにする。 
 + bin2ucc -efg01-noadc -h hello.g01 hello.c _inclg01 
 +-この「-efg01-noadc」はefg01の直後の -noadc と同様にアプリからは見えない(隠される)。
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