1: 2009-01-07 (水) 13:47:55 [5] | 現: 2024-01-08 (月) 12:58:41 k-tan[6] [7] | ||
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- | * 「ぐいぐい01」のアプリから各OSの通常の実行ファイルを生成する | + | TITLE:x |
+ | * 「ぐいぐい01」のアプリから各OSの通常の実行ファイルを生成する [#f2e58aa8] | ||
-(by [[K]], 2009.01.07) | -(by [[K]], 2009.01.07) | ||
- | *** 註 | + | *** 註 [#j5bcc570] |
- | -所詮はOSASK-HB向けなのでまあ暫定的なものです。とりあえず2009.01.07時点で最新のabcdw010での手法を書きました。ちなみに今後もできるだけこの手法のままの予定です。 | + | -所詮はOSASK-HB向けなのでまあ暫定的なものです。とりあえず2009.01.07時点で最新のabcdw011での手法を書きました。ちなみに今後もできるだけこの手法のままの予定です。 |
-なおこの方法はただefg01と.g01ファイルをくっつけているだけなので、サイズもefg01と.g01ファイルの合計程度にしかなりません。あまり使い道があるとは思っていませんが、単一の実行ファイルがお好みなら、これは便利かもしれません(初心者向けにアプリを配布しなければいけない場合とか?)。 | -なおこの方法はただefg01と.g01ファイルをくっつけているだけなので、サイズもefg01と.g01ファイルの合計程度にしかなりません。あまり使い道があるとは思っていませんが、単一の実行ファイルがお好みなら、これは便利かもしれません(初心者向けにアプリを配布しなければいけない場合とか?)。 | ||
- | *** (1) tolsetと.g01ファイルから.exeを作る場合 | + | *** (1) tolsetと.g01ファイルから.exeを作る場合 [#w775558a] |
-その.g01を実行できるabcdwをダウンロードして用意する。用意というのは、efg01をmakeできる状態にすることで、つまり(たいていは)abcdwディレクトリの中のabcdwディレクトリをtolsetの中に入れる。 | -その.g01を実行できるabcdwをダウンロードして用意する。用意というのは、efg01をmakeできる状態にすることで、つまり(たいていは)abcdwディレクトリの中のabcdwディレクトリをtolsetの中に入れる。 | ||
-.exe化したい.g01ファイルも用意したabcdwディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。 | -.exe化したい.g01ファイルも用意したabcdwディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。 | ||
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>makeexe hello | >makeexe hello | ||
-と入力する。しばらくするとhello.exeができる。めでたしめでたし。 | -と入力する。しばらくするとhello.exeができる。めでたしめでたし。 | ||
- | *** (2) gccと.g01ファイルから通常の実行ファイルを作る場合 | + | *** (2) gccと.g01ファイルから通常の実行ファイルを作る場合(Linuxなど向け) [#ld041f34] |
- | -この方法はWindowsでも使えるが、その場合にはMinGWみたいな普通のgccもインストールしておかなければいけない。 | + | -この方法はWindowsで.exeを作るのにも使えるが、その場合にはMinGWみたいな普通のgccもインストールしておかなければいけない。 |
-その.g01を実行できるefg01のソースをダウンロードして用意する。そしてそのソースディレクトリの中へチェンジディレクトリする。 | -その.g01を実行できるefg01のソースをダウンロードして用意する。そしてそのソースディレクトリの中へチェンジディレクトリする。 | ||
-.exe化したい.g01ファイルもそのディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。 | -.exe化したい.g01ファイルもそのディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。 | ||
- | -さらにefg01とtolsetのbin2ucc.g01(註:abcdw010にバンドル)もそのディレクトリに入れておく。 | + | -さらにefg01とtolsetのbin2ucc.g01(註:abcdw011にもバンドル)もそのディレクトリに入れておく。 |
-以下のように入力して、hello.cを生成させる。 | -以下のように入力して、hello.cを生成させる。 | ||
- | efg01 -noadc bin2ucc.g01 -h hello.g01 hello.c _inclg01 | + | efg01 -noadc bin2ucc.g01 -h hello.g01 hello.c inclg01 |
-以下のように入力して、helloを生成させる。 | -以下のように入力して、helloを生成させる。 | ||
- | gcc -DUSE_INCLUDE_G01 -Os -o hello efg01.c te.c gasfunc.s hello.c | + | gcc -DUSE_INCLUDE_G01 -Os -o hello efg01.c tek.c gasfunc.s hello.c |
- | -最後に以下のように入力してhelloをUPX圧縮する(そのOS向けのUPXが存在しないのならこの工程は省略) | + | --これがうまく行かない場合もある。そのときは以下のようにする。 |
+ | gcc -DUSE_INCLUDE_G01 -Os -o hello efg01.c tek.c _gasfunc.s hello.c | ||
+ | -そして以下のコマンドで不必要なシンボル情報を除去する。 | ||
+ | strip hello | ||
+ | -最後に以下のように入力してhelloをUPX圧縮する(そのOS向けのUPXが存在しないのならこの工程は省略)。 | ||
upx -9 hello | upx -9 hello | ||
-これで完成。めでたしめでたし。 | -これで完成。めでたしめでたし。 | ||
- | *** (3) | + | *** (3) efg01へのオプション指定 [#p1a1478b] |
-このように.exeなど通常の実行ファイルにしてしまうと、efg01を介しての起動はもうできない。これは通常はあまり問題ないが、たとえばbin2uccを.exe化すると、 -noadc を指定する方法がなくなってしまうということでもある。 | -このように.exeなど通常の実行ファイルにしてしまうと、efg01を介しての起動はもうできない。これは通常はあまり問題ないが、たとえばbin2uccを.exe化すると、 -noadc を指定する方法がなくなってしまうということでもある。 | ||
-そんなときはこのようにする。 | -そんなときはこのようにする。 | ||
- | bin2ucc -efg01-noadc -h hello.g01 hello.c _inclg01 | + | bin2ucc -efg01-noadc -h hello.g01 hello.c inclg01 |
- | -この「-efg01-noadc」はefg01の直後の -noadc と同様にアプリからは見えない(隠される)。 | + | -この -efg01-noadc はefg01の直後の -noadc と同様にアプリからは見えない(隠される)。 |
+ | *** (4) おまけ:Linux版のefg01を作る方法 [#dc4095de] | ||
+ | -(3)のやり方を少し変更すると、LinuxやBSDやBeOS用のefg01を作れる(と思う)。 | ||
+ | gcc -Os -o efg01 efg01.c tek.c gasfunc.s | ||
+ | strip efg01 | ||
+ | upx -9 efg01 | ||
+ | --もし gasfunc.s でダメなときは _gasfunc.s でやる。 | ||
+ | *** (5) [#of20896d] | ||
+ | -[[M59]]さんによると、gcc-4.3系ではうまくいかないらしい。 |
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