6: 2009-11-17 (火) 12:08:28 [5] | 現: 2024-01-08 (月) 12:58:41 k-tan[6] [7] | ||
---|---|---|---|
Line 1: | Line 1: | ||
- | * 「ぐいぐい01」のアプリから各OSの通常の実行ファイルを生成する | + | TITLE:x |
+ | * 「ぐいぐい01」のアプリから各OSの通常の実行ファイルを生成する [#f2e58aa8] | ||
-(by [[K]], 2009.01.07) | -(by [[K]], 2009.01.07) | ||
- | *** 註 | + | *** 註 [#j5bcc570] |
-所詮はOSASK-HB向けなのでまあ暫定的なものです。とりあえず2009.01.07時点で最新のabcdw011での手法を書きました。ちなみに今後もできるだけこの手法のままの予定です。 | -所詮はOSASK-HB向けなのでまあ暫定的なものです。とりあえず2009.01.07時点で最新のabcdw011での手法を書きました。ちなみに今後もできるだけこの手法のままの予定です。 | ||
-なおこの方法はただefg01と.g01ファイルをくっつけているだけなので、サイズもefg01と.g01ファイルの合計程度にしかなりません。あまり使い道があるとは思っていませんが、単一の実行ファイルがお好みなら、これは便利かもしれません(初心者向けにアプリを配布しなければいけない場合とか?)。 | -なおこの方法はただefg01と.g01ファイルをくっつけているだけなので、サイズもefg01と.g01ファイルの合計程度にしかなりません。あまり使い道があるとは思っていませんが、単一の実行ファイルがお好みなら、これは便利かもしれません(初心者向けにアプリを配布しなければいけない場合とか?)。 | ||
- | *** (1) tolsetと.g01ファイルから.exeを作る場合 | + | *** (1) tolsetと.g01ファイルから.exeを作る場合 [#w775558a] |
-その.g01を実行できるabcdwをダウンロードして用意する。用意というのは、efg01をmakeできる状態にすることで、つまり(たいていは)abcdwディレクトリの中のabcdwディレクトリをtolsetの中に入れる。 | -その.g01を実行できるabcdwをダウンロードして用意する。用意というのは、efg01をmakeできる状態にすることで、つまり(たいていは)abcdwディレクトリの中のabcdwディレクトリをtolsetの中に入れる。 | ||
-.exe化したい.g01ファイルも用意したabcdwディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。 | -.exe化したい.g01ファイルも用意したabcdwディレクトリに入れる。たとえばhello.g01だとしよう。 | ||
Line 10: | Line 11: | ||
>makeexe hello | >makeexe hello | ||
-と入力する。しばらくするとhello.exeができる。めでたしめでたし。 | -と入力する。しばらくするとhello.exeができる。めでたしめでたし。 | ||
- | *** (2) gccと.g01ファイルから通常の実行ファイルを作る場合(Linuxなど向け) | + | *** (2) gccと.g01ファイルから通常の実行ファイルを作る場合(Linuxなど向け) [#ld041f34] |
-この方法はWindowsで.exeを作るのにも使えるが、その場合にはMinGWみたいな普通のgccもインストールしておかなければいけない。 | -この方法はWindowsで.exeを作るのにも使えるが、その場合にはMinGWみたいな普通のgccもインストールしておかなければいけない。 | ||
-その.g01を実行できるefg01のソースをダウンロードして用意する。そしてそのソースディレクトリの中へチェンジディレクトリする。 | -その.g01を実行できるefg01のソースをダウンロードして用意する。そしてそのソースディレクトリの中へチェンジディレクトリする。 | ||
Line 26: | Line 27: | ||
upx -9 hello | upx -9 hello | ||
-これで完成。めでたしめでたし。 | -これで完成。めでたしめでたし。 | ||
- | *** (3) efg01へのオプション指定 | + | *** (3) efg01へのオプション指定 [#p1a1478b] |
-このように.exeなど通常の実行ファイルにしてしまうと、efg01を介しての起動はもうできない。これは通常はあまり問題ないが、たとえばbin2uccを.exe化すると、 -noadc を指定する方法がなくなってしまうということでもある。 | -このように.exeなど通常の実行ファイルにしてしまうと、efg01を介しての起動はもうできない。これは通常はあまり問題ないが、たとえばbin2uccを.exe化すると、 -noadc を指定する方法がなくなってしまうということでもある。 | ||
-そんなときはこのようにする。 | -そんなときはこのようにする。 | ||
bin2ucc -efg01-noadc -h hello.g01 hello.c inclg01 | bin2ucc -efg01-noadc -h hello.g01 hello.c inclg01 | ||
-この -efg01-noadc はefg01の直後の -noadc と同様にアプリからは見えない(隠される)。 | -この -efg01-noadc はefg01の直後の -noadc と同様にアプリからは見えない(隠される)。 | ||
- | *** (4) おまけ:Linux版のefg01を作る方法 | + | *** (4) おまけ:Linux版のefg01を作る方法 [#dc4095de] |
-(3)のやり方を少し変更すると、LinuxやBSDやBeOS用のefg01を作れる(と思う)。 | -(3)のやり方を少し変更すると、LinuxやBSDやBeOS用のefg01を作れる(と思う)。 | ||
gcc -Os -o efg01 efg01.c tek.c gasfunc.s | gcc -Os -o efg01 efg01.c tek.c gasfunc.s | ||
Line 37: | Line 38: | ||
upx -9 efg01 | upx -9 efg01 | ||
--もし gasfunc.s でダメなときは _gasfunc.s でやる。 | --もし gasfunc.s でダメなときは _gasfunc.s でやる。 | ||
- | *** (5) | + | *** (5) [#of20896d] |
-[[M59]]さんによると、gcc-4.3系ではうまくいかないらしい。 | -[[M59]]さんによると、gcc-4.3系ではうまくいかないらしい。 |
(This host) = http://osask.net