サイトトップへ
OSASK.NET
  サイトトップへ       新掲示板(閉鎖済)   Wiki(凍結済)   旧掲示板(廃止済)   ニュース(廃止済)  
4: 2009-01-13 (火) 12:42:05 ソース 現: 2024-01-08 (月) 12:58:42 k-tan ソース
Line 1: Line 1:
-* ぐいぐい01に関するメモ-26+TITLE:x 
 +* ぐいぐい01に関するメモ-26 [#tcc7397f]
-(by [[K]], 2009.01.12) -(by [[K]], 2009.01.12)
-メモのうち重要な部分をそのうちまとめてまともなページを作る -メモのうち重要な部分をそのうちまとめてまともなページを作る
-*** (38) GOで「ぐいぐい01」アプリを作る(4)+*** (38) GOで「ぐいぐい01」アプリを作る(4) [#e629ed35]
-[[GUIGUI01/memo25]]の続きです。仕様変更ももうそんなにはないと思うので、書いても問題はないかなと。 -[[GUIGUI01/memo25]]の続きです。仕様変更ももうそんなにはないと思うので、書いても問題はないかなと。
---- ----
Line 14: Line 15:
-と短く書けるのです。これで1バイト節約できます。同じようにして、他の部分を全部整理するとこうなります。ex0017.cです。 -と短く書けるのです。これで1バイト節約できます。同じようにして、他の部分を全部整理するとこうなります。ex0017.cです。
 #include <guigui01.h>  #include <guigui01.h>
 + 
 unsigned char cmdusage[] = {  unsigned char cmdusage[] = {
     0x86, 0x50,      0x86, 0x50,
Line 21: Line 22:
     0x40      0x40
 };  };
 + 
 void G01Main()  void G01Main()
 {  {
     (ex0015.cと同じ内容)      (ex0015.cと同じ内容)
 }  }
--これをmakeすると139バイトになります。でも動作はex0016と完全に同じです。+-これをmakeすると128バイトになります。でも動作はex0016と完全に同じです。
---- ----
-じゃあもう一つ小さくする技を。ex0017では引数が「s:str」と「n:#」でしたが、これを「str:string」と「num:number」にしたいとしましょう。まあどうせ順序を覚えていれば「str:」や「num:」とタイプする必要はないですしね。それなら分かりやすいほうがいい、と考える人もいるでしょう。 -じゃあもう一つ小さくする技を。ex0017では引数が「s:str」と「n:#」でしたが、これを「str:string」と「num:number」にしたいとしましょう。まあどうせ順序を覚えていれば「str:」や「num:」とタイプする必要はないですしね。それなら分かりやすいほうがいい、と考える人もいるでしょう。
Line 33: Line 34:
-ということでex0018.cです。 -ということでex0018.cです。
 #include <guigui01.h>  #include <guigui01.h>
 + 
 unsigned char cmdusage[] = {  unsigned char cmdusage[] = {
     0x86, 0x50,      0x86, 0x50,
     0x02, 's', 't', 'r', 0x34, 0x01, 'i', 'n', 'g',      0x02, 's', 't', 'r', 0x34, 0x01, 'i', 'n', 'g',
-     0x12, 'n', 'u', 'm', 0x11, 0x01, 'b', 'e', 'r',+     0x12, 'n', 'u', 'm', 0x14, 0x01, 'b', 'e', 'r',
     0x40      0x40
 };  };
 + 
 void G01Main()  void G01Main()
 {  {
Line 46: Line 47:
 }  }
-ここでまたサイズを節約するテクニックを使いました。というのは引数説明のところで、0x01というのを使っているからです。これはusage表示するときに引数名に置換されます。これを使うことで 0x3c や 0x1c を使わずに済んでいますし、そもそも置換することでそれぞれ2バイト節約しています。 -ここでまたサイズを節約するテクニックを使いました。というのは引数説明のところで、0x01というのを使っているからです。これはusage表示するときに引数名に置換されます。これを使うことで 0x3c や 0x1c を使わずに済んでいますし、そもそも置換することでそれぞれ2バイト節約しています。
--makeすると147バイトになります。一応usage表示を見て確認しておきましょう。+-makeすると136バイトになります。一応usage表示を見て確認しておきましょう。
 >efg01 ex0018.g01  >efg01 ex0018.g01
 usage>ex0018.g01 [str:]string [[num:]number]  usage>ex0018.g01 [str:]string [[num:]number]
Line 53: Line 54:
-ということでex0019.cです。 -ということでex0019.cです。
 #include <guigui01.h>  #include <guigui01.h>
 + 
 unsigned char cmdusage[] = {  unsigned char cmdusage[] = {
     0x86, 0x50,      0x86, 0x50,
     0x02, 's', 't', 'r', 0x34, 0x01, 'i', 'n', 'g',      0x02, 's', 't', 'r', 0x34, 0x01, 'i', 'n', 'g',
     0x87,      0x87,
-     0x12, 'n', 'u', 'm', 0x11, 0x01, 'b', 'e', 'r',+     0x12, 'n', 'u', 'm', 0x14, 0x01, 'b', 'e', 'r',
     0x40      0x40
 };  };
 + 
 void G01Main()  void G01Main()
 {  {
     (ex0015.cと同じ内容)      (ex0015.cと同じ内容)
 }  }
--これをmakeすると148バイトになりますが、注目ポイントは 0x87, です。これがあると、usage表示のときにここで改行します。それ以外の効果はありません。この改造をしてももちろん「num:」は引数番号1のままです(2になったりはしない)。+-これをmakeすると137バイトになりますが、注目ポイントは 0x87, です。これがあると、usage表示のときにここで改行します。それ以外の効果はありません。この改造をしてももちろん「num:」は引数番号1のままです(2になったりはしない)。
-これをusage表示させるとこうなります。 -これをusage表示させるとこうなります。
 >efg01 ex0019.g01  >efg01 ex0019.g01
Line 72: Line 73:
         [[num:]number]          [[num:]number]
---- ----
--さてここまでで整数型引数と文字列型引数を紹介してきましたが、次はフラグ型引数を紹介します。これは値を指定するのではなく、単にその引数名が現れたかどうかだけを問題にします。・・・どんな例にしましょうか。じゃあたとえばiからnまで数えるプログラムを使いましょう。 +-さてここまでで整数型引数と文字列型引数を紹介してきましたが、次はフラグ型引数を紹介します。これは値を指定するのではなく、単にその引数名が現れたかどうかだけを問題にします。・・・どんな例にしましょうか。じゃあたとえば0からnまで数えるプログラムを使いましょう。ex0020.cです。 
- + #include <guigui01.h> 
--(書き途中) +  
-//-(フラグ型) + unsigned char cmdusage[] = { 
-//-複数指定 +     0x86, 0x51, /* フラグ型は自動当てはめ対象からははずすようにする *
-//-(ファイル例はtypeコマンド)+     0x13, 'd', 'o', 'w', 'n', 0x20, 
 +         /* フラグ型は当然省略可能に。そしてフラグ型には説明を付けない。 *
 +     0x00, 'n', 0x11, '#', 
 +     0x40 
 + }; 
 +  
 + void setdec(char *s, int i, int n) 
 + { 
 +     (ex0010.cと同じ内容) 
 + } 
 +  
 + void G01Main() 
 + { 
 +     int i, n; 
 +     char s[4]; 
 +     g01_setcmdlin(cmdusage); 
 +     n = g01_getcmdlin_int_s(1); 
 +     if (g01_getcmdlin_flag_o(0) == 0) { 
 +         /* down指定がない場合 */ 
 +         for (i = 0; i <= n; i++) { 
 +             setdec(s, i, 3); 
 +             s[3] = 0; 
 +             g01_putstr0(s); 
 +         } 
 +     } else { 
 +         /* down指定がある場合 */ 
 +         for (i = n; i >= 0; i--) { 
 +             setdec(s, i, 3); 
 +             s[3] = 0; 
 +             g01_putstr0(s); 
 +         } 
 +     } 
 +     return; 
 + } 
 +-これをmakeすると249バイトになります。そしてusageを出してみると、こうなります。 
 + >efg01 ex0020.g01 
 + usage>ex0020.g01 [down] [n:]# 
 +-適当に実行してみるとこんな感じです。 
 + >efg01 ex0020.g01 10 
 +   0  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 
 +  
 + >efg01 ex0020.g01 7 down 
 +   7  6  5  4  3  2  1  0 
 +-プログラムから推測できるように、 0x2c がフラグ型になります。しかしフラグ型では説明は付けないので、 0x20 を使うことになります。フラグ型を指定するときは、「down:」のように末尾に「:」があっても構いません。 
 + >efg01 ex0020.g01 7 down: 
 +   7  6  5  4  3  2  1  0 
 +-フラグがコマンドライン中に存在していれば、g01_getcmdlin_flag_o()の値が0以外になります。存在しなければ0です。
-* こめんと欄+* こめんと欄 [#jffae6b6]
- このシリーズは好評のようです。実際にアプリを作って遊んでくれる人も出てきました。 -- [[K]] &new{2009-01-13 (火) 11:07:16}; - このシリーズは好評のようです。実際にアプリを作って遊んでくれる人も出てきました。 -- [[K]] &new{2009-01-13 (火) 11:07:16};
 +- abcdw014向けの記述に修正。 -- ''K'' &new{2009-01-16 (金) 22:12:08};
#comment #comment

トップ   差分 バックアップ 複製 名前変更 リロード印刷に適した表示   ページ新規作成 全ページ一覧 単語検索 最新ページの一覧   ヘルプ
新着

目次
メンバー一覧


最新の20件
2016-10-01 2016-09-08
  • @MenuBar.
2016-09-07 2016-09-04 2016-08-15 2015-09-23 2014-07-30 2014-07-04 2014-02-04 2013-10-26 2013-06-21 2013-06-17 2013-06-15 2013-04-02 2013-02-09 2013-02-04 2012-12-25 2012-12-01 2012-05-28 2012-03-31

トピック一覧
一般用コメント最新
新掲示板lina
2016/9/5 20:58
SandBoxゲスト
2016/9/4 12:01
RecentDeletedlina
2015/6/2 19:29
Old-OSASK-MLlina
2014/6/29 9:14
hideyosi/メールhideyosi
2014/1/6 20:17
hideyosi/募集中lina
2013/11/8 19:56

このサイトは川合秀実から委託を受けて、OSASKコミュニティによって管理・運営されています。