1: 2009-01-03 (土) 23:56:06 [5] | |||
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+ | * OS開発の方向性 | ||
+ | -(by [[K]], 2009.01.03) | ||
+ | *** (0) | ||
+ | -これは当初「川合のぼやき」に書こうかどうか迷った内容のものを書くことにしたわけだけど、ここは僕のホームページではなくOsaskWikiなので他の誰が書いてもいいものだと思う。 | ||
+ | -ただこのシリーズの趣旨としては、OSASKの設計に関する話を書いているので、他の人が書く場合もそれには準じてほしい。で、僕以外の人がOSASKの設計に関する話を書くなんてことはまずないと思うかもしれないけど、そんなことはなくて、たとえばこういう考え方のもとでこうしたらどうかという提案はできる。 | ||
+ | -基本的に一つの話題に1ページ使ってしまうので、ちょっとした提案であれば、OSASK-MLや[[impressions]]を活用してもらうほうがいいと思う。 | ||
+ | *** (1) | ||
+ | -これを読んだ。 | ||
+ | --http://d.hatena.ne.jp/mjt/20090103/p3 | ||
+ | -この記事のタイトルは「OS開発の今後」となっているけど、これは必ずしも一般的なOS発を指しているわけではなく、.mjtさんが望んでいるOSの開発、もしくはそれに類するOSの開発のみに当てはまることだと思う。それを踏まえて読むと、なかなか面白い。 | ||
+ | -.mjtさんにとっては、「OSを作る=新しいファイルシステム(オブジェクト環境)を作る」ことなので(それが目的なので)、この話になるのだと思う。・・・めんどくさいので、いっそのこと引用してしまおう。 | ||
+ | OS開発のマイルストーンを現代的に定義するとするなら : | ||
+ | 1.libcをどうにかして、自分のオブジェクト環境の中でgccをコンパイルする | ||
+ | 2.mingwのbashやm4等各種ツールを自分のオブジェクト環境の中で動かす | ||
+ | 3.Xenの上で動くカーネルを作る | ||
+ | 4.(Xorgを移植する) | ||
+ | -この話を読むと分かるとおり、独自のファイルシステムを作って、そこで既存のアプリケーション(gccやbashやm4)を動かすことになっている。つまり独自のアプリケーションを動かすことは主たる目的ではないのだ。またXを移植するというところで分かるとおり、独自の新しいウィンドウシステムを作ろうという気もないらしい。・・・僕はそれを批判したいわけじゃない。OSを作る目的は人によってさまざまだ。ファイルシステム重視で作るというのは非常に有力な一つの候補だし、それは他の目的と比べてなんら劣ってなんかいない。僕が今言いたいのは、でもそれでOS開発全般を語ったことにはなっていないということを指摘しておきたいだけだ。 | ||
+ | -独自のウィンドウシステムを作りたくてOSを作る人もいる。独自のAPIを作りたくてOSを作る人もいる。とにかくカーネルを書きたいという人もいる。カーネルなんてその辺から流用してしまえばいいという人もいる(L4カーネルを使って独自OSを作るとか)。デバイスドライバを書くのが楽しくてしょうがないという人もいる。 | ||
+ | *** (2) | ||
+ | -さてここからがむしろ本題なのだけど、じゃあ僕はどうなのか、OSASKはどうなのか。それを整理してみようと思う(というかそれがなければこの話題はOsaskWikiにふさわしくない・・・笑)。そしてそれをやってみたら、なかなか興味深い分析ができそうな気がする。 | ||
+ | -僕はとにかく究極的に効率のよい状態がほしい。古いPCも新しいPCもその能力を余すことなく出し切れている状態がいい。特に古いPCが能力を出し切っていないのに、つまり本当はまだまだ現役でやれるのに、それなのに無能力の烙印を押されてしまうのは嫌だ。 | ||
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+ | * こめんと欄 | ||
+ | #comment |
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