2: 2009-11-17 (火) 12:06:18 [5] | 現: 2024-01-08 (月) 12:58:57 lina[6] [7] | ||
---|---|---|---|
Line 1: | Line 1: | ||
+ | TITLE:x | ||
-COLOR(#ff0000){当ページもだいぶガチャガチャになってしまったので、新しいページを興しました。[[LinuxでOSASKをビルド!]]へどうぞ。} | -COLOR(#ff0000){当ページもだいぶガチャガチャになってしまったので、新しいページを興しました。[[LinuxでOSASKをビルド!]]へどうぞ。} | ||
Line 4: | Line 5: | ||
~ | ~ | ||
- | *このページの前提 | + | *このページの前提 [#jafdcc20] |
-なぜ、そんなことをする? | -なぜ、そんなことをする? | ||
--やりたいから | --やりたいから | ||
Line 14: | Line 15: | ||
--ここに置きたかったから。最終的にはどこかにまとめて移設するか起こし直しを考えています。つまり、COLOR(#ff0000){SIZE(20){これはあくまでも私([[hideyoshi]]さん?)のメモに過ぎません。}}それだけはお心置きください。 | --ここに置きたかったから。最終的にはどこかにまとめて移設するか起こし直しを考えています。つまり、COLOR(#ff0000){SIZE(20){これはあくまでも私([[hideyoshi]]さん?)のメモに過ぎません。}}それだけはお心置きください。 | ||
- | *さて、それでははじめよう。 | + | *さて、それでははじめよう。 [#s4b91c75] |
- | **必要な環境を準備する。 | + | **必要な環境を準備する。 [#tecf19be] |
-Linux環境 | -Linux環境 | ||
--まず、当然ですがLinuxの環境がいります。私の場合は VineLinux2.6 です。ほぼフルに近い状態でインストールしてあります。 | --まず、当然ですがLinuxの環境がいります。私の場合は VineLinux2.6 です。ほぼフルに近い状態でインストールしてあります。 | ||
Line 27: | Line 28: | ||
--tolset05 (のソースsrcset05) に入ってるosalink1もインストールしておきましょう-- I.Tak. | --tolset05 (のソースsrcset05) に入ってるosalink1もインストールしておきましょう-- I.Tak. | ||
- | **実験開始! | + | **実験開始! [#o367bf0b] |
-まず、ソースを解凍する。 | -まず、ソースを解凍する。 | ||
Line 59: | Line 60: | ||
for i in $(SUBDIRS); do $(MAKE) -C $$i; done | for i in $(SUBDIRS); do $(MAKE) -C $$i; done | ||
$(MAKE) $(TARGET) | $(MAKE) $(TARGET) | ||
+ | |||
・ | ・ | ||
・ | ・ | ||
Line 88: | Line 89: | ||
-上記のエラーを見ると、ankfont0/ sgg00lib/ pcat/ にある、各makefileがうまくいっていない模様。 | -上記のエラーを見ると、ankfont0/ sgg00lib/ pcat/ にある、各makefileがうまくいっていない模様。 | ||
- | ***さっそく、ankfont0/ に降りて makefile を覗いてみる。 | + | ***さっそく、ankfont0/ に降りて makefile を覗いてみる。 [#h8df467d] |
-まず、すぐに分かったのが パス区切り文字 。元々のソースはWin32環境で書かれているので、¥と/ を入れ替えてやればいいようだ。 | -まず、すぐに分かったのが パス区切り文字 。元々のソースはWin32環境で書かれているので、¥と/ を入れ替えてやればいいようだ。 | ||
Line 153: | Line 154: | ||
-よぉし!! これで、ここはOKみたいだ。make は、特にエラーを吐くことなく、無事終了できました。 | -よぉし!! これで、ここはOKみたいだ。make は、特にエラーを吐くことなく、無事終了できました。 | ||
- | ***こんどは、sgg00lib! | + | ***こんどは、sgg00lib! [#haff27f6] |
-sgg00libもやってみよう。では、まず、移動。 | -sgg00libもやってみよう。では、まず、移動。 | ||
Line 311: | Line 312: | ||
- | ** pcatへ | + | ** pcatへ [#g86fbac4] |
-これはもう、だいたいパターンなので、まずは PATH区切り文字の掃除。 | -これはもう、だいたいパターンなので、まずは PATH区切り文字の掃除。 | ||
Line 346: | Line 347: | ||
# for %%i in ($(ASK_OBJS:.bin=.map)) do del %%i | # for %%i in ($(ASK_OBJS:.bin=.map)) do del %%i | ||
# for %%i in ($(ASK_OBJS:.bin=.exe)) do del %%i | # for %%i in ($(ASK_OBJS:.bin=.exe)) do del %%i | ||
+ | |||
dist_clean: | dist_clean: | ||
# for %%i in ($(BASE:.exe=.obj)) do del %%i | # for %%i in ($(BASE:.exe=.obj)) do del %%i | ||
Line 379: | Line 380: | ||
# for %%i in ($(ASK_OBJS:.bin=.map)) do del %%i | # for %%i in ($(ASK_OBJS:.bin=.map)) do del %%i | ||
# for %%i in ($(ASK_OBJS:.bin=.exe)) do del %%i | # for %%i in ($(ASK_OBJS:.bin=.exe)) do del %%i | ||
+ | |||
dist_clean: | dist_clean: | ||
# for %%i in ($(BASE:.exe=.obj)) do del %%i | # for %%i in ($(BASE:.exe=.obj)) do del %%i | ||
Line 415: | Line 416: | ||
-うん、これでとりあえずエラーは出なくなった。ここはOKってとこかな? | -うん、これでとりあえずエラーは出なくなった。ここはOKってとこかな? | ||
- | **再び 親ディレクトリへ | + | **再び 親ディレクトリへ [#f2f8db2d] |
-さて、これでやっとサブディレクトリは片付いたようだ。親ディレクトリに戻って、メイクしてみる。 | -さて、これでやっとサブディレクトリは片付いたようだ。親ディレクトリに戻って、メイクしてみる。 | ||
Line 477: | Line 478: | ||
echo > depend.mak | echo > depend.mak | ||
echo #DESIGN = WIN9X# Win9x style>> depend.mak | echo #DESIGN = WIN9X# Win9x style>> depend.mak | ||
+ | |||
echo #DESIGN = WIN31# Win3.1 style>> depend.mak | echo #DESIGN = WIN31# Win3.1 style>> depend.mak | ||
+ | |||
echo #DESIGN = TMENU# T-OSASK>> depend.mak | echo #DESIGN = TMENU# T-OSASK>> depend.mak | ||
・ | ・ | ||
Line 575: | Line 576: | ||
echo -n > depend.mak | echo -n > depend.mak | ||
echo #DESIGN = WIN9X# Win9x style>> depend.mak | echo #DESIGN = WIN9X# Win9x style>> depend.mak | ||
+ | |||
echo #DESIGN = WIN31# Win3.1 style>> depend.mak | echo #DESIGN = WIN31# Win3.1 style>> depend.mak | ||
・ | ・ | ||
Line 610: | Line 611: | ||
-残念ながら、こうして出来上がったOSASKは起動することができなかった。がくぅ・・ | -残念ながら、こうして出来上がったOSASKは起動することができなかった。がくぅ・・ | ||
- | **鮮やか 軽やか!オタスケマン登場! | + | **鮮やか 軽やか!オタスケマン登場! [#ifa5b7fd] |
-そうこうしているうちに、I.TakさんやKタンから「助けにきったっぞ~!(オッタッスッケ~)」ってな具合でアドバイスが続々と。(・・・きっと、見るに見兼ねたんだろうなぁ・・・ (^^;) ) | -そうこうしているうちに、I.TakさんやKタンから「助けにきったっぞ~!(オッタッスッケ~)」ってな具合でアドバイスが続々と。(・・・きっと、見るに見兼ねたんだろうなぁ・・・ (^^;) ) | ||
Line 632: | Line 633: | ||
-うぐぐぐぐ・・・・残念ながら、このOSASK.EXE も起動しない・・・ | -うぐぐぐぐ・・・・残念ながら、このOSASK.EXE も起動しない・・・ | ||
- | **秒読み取り消し!!! | + | **秒読み取り消し!!! [#we534145] |
-とりあえず、コンパイルを通すことには成功したようだ。第一段階はなんとかってところか。 | -とりあえず、コンパイルを通すことには成功したようだ。第一段階はなんとかってところか。 | ||
Line 673: | Line 674: | ||
- | **新展開! GO が移植された!? | + | **新展開! GO が移植された!? [#e9e1cae9] |
-ここまでは、Linux上のCコンパイラ(gcc。私が使ってたのはVer.2.95.3)でコンパイルが行われていた。しかし、KタンがGOの移植パッチを作ってくれました。こいつのメイクして、差し替えてみよう。 | -ここまでは、Linux上のCコンパイラ(gcc。私が使ってたのはVer.2.95.3)でコンパイルが行われていた。しかし、KタンがGOの移植パッチを作ってくれました。こいつのメイクして、差し替えてみよう。 | ||
Line 703: | Line 704: | ||
-GO がほぼ完全に移植されたら、それらをワンパックにして、「OSASKビルドセット」みたいにまとめるつもりです。そのうえで、改めて本ページを起こしなおしてみようと思っています。そうすれば、きっとRedHat系なら、 ビルドセットのRPMをポンと導入・OSASKのソースにパッチ・メイク一発! が実現できるのではないかと思います。 | -GO がほぼ完全に移植されたら、それらをワンパックにして、「OSASKビルドセット」みたいにまとめるつもりです。そのうえで、改めて本ページを起こしなおしてみようと思っています。そうすれば、きっとRedHat系なら、 ビルドセットのRPMをポンと導入・OSASKのソースにパッチ・メイク一発! が実現できるのではないかと思います。 | ||
- | **まとめ。 なぜ、GOの移植を待たねばならないのか? gccではだめなのか? | + | **まとめ。 なぜ、GOの移植を待たねばならないのか? gccではだめなのか? [#ne11426d] |
-まず、現時点では川合堂ブランドのソフトはほとんど問題なく移植されているようです。これは今回、OSASK本体のビルドにガンガン使用してみてほとんど問題が出なかったことからもわかります。 | -まず、現時点では川合堂ブランドのソフトはほとんど問題なく移植されているようです。これは今回、OSASK本体のビルドにガンガン使用してみてほとんど問題が出なかったことからもわかります。 | ||
-しかし、[[Linux上でOSASK用バイナリを生成しよう]]でもわかるとおり、cc1 をソースから起こさなくてはうまくいきません。gccのバージョン間の問題やソースの配布の際の巨大さをみれば、ちと大きな石となります。 | -しかし、[[Linux上でOSASK用バイナリを生成しよう]]でもわかるとおり、cc1 をソースから起こさなくてはうまくいきません。gccのバージョン間の問題やソースの配布の際の巨大さをみれば、ちと大きな石となります。 | ||
Line 715: | Line 716: | ||
+ | |||
Line 823: | Line 824: | ||
-make4lin.tar.gzでは、txt2binにパスを通したり、$(BIN_PATH)をrules.makから除去したり、osalink1.optをOSALINK1.OPTにリネームする必要があるみたいですね。とりあえず覚書。 -- [[(´_ゝ`)]] SIZE(10){2003-08-20 (水) 16:21:34} | -make4lin.tar.gzでは、txt2binにパスを通したり、$(BIN_PATH)をrules.makから除去したり、osalink1.optをOSALINK1.OPTにリネームする必要があるみたいですね。とりあえず覚書。 -- [[(´_ゝ`)]] SIZE(10){2003-08-20 (水) 16:21:34} | ||
-たくさんのアドバイスやレポート、ほんとうにどうもありがとうございました。とりあえず、多くの問題が解決したのと、こちらがあまりにも長くなって雑然としてしまいましたので、新しく[[LinuxでOSASKをビルド!]]という新しいページを興しました。当ページはもうすこし置いておいて、いずれ移設することにいたします。 -- [[hideyosi]] SIZE(10){2003-08-21 (木) 07:31:44} | -たくさんのアドバイスやレポート、ほんとうにどうもありがとうございました。とりあえず、多くの問題が解決したのと、こちらがあまりにも長くなって雑然としてしまいましたので、新しく[[LinuxでOSASKをビルド!]]という新しいページを興しました。当ページはもうすこし置いておいて、いずれ移設することにいたします。 -- [[hideyosi]] SIZE(10){2003-08-21 (木) 07:31:44} | ||
- | |||
- | #comment |
(This host) = http://osask.net