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Gachapin のバックアップソース(No.4) :: OSASK計画

osaskwiki:Gachapin のバックアップソース(No.4)

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* がちゃぴんPCへの道
-(最初はネタのつもりだったのですが、VIAのEPIAのおかげでネタじゃなくなりました)
-SC520で検討していたころの内容はこちらに移動しました。→ [[Gachapin/SC520]]
-現在の案:
--この案はVIAのがんばりに依存するものの、実現の可能性は高そう(もちろん他のメーカが頑張ってくれたらもっといい)。
--値段は19,800円 -- すぐには無理でも、いつかは。
--CPUは300MHz-1GHz -- 将来までを見据えてEPIA系でファンレスということになるとこの辺だろう(これはPentium換算クロック、C3換算だと600MHz-2GHzくらいだと思ってほしい)。なんにしてもOSASKがむちゃくちゃ快適に動く速度である。
--メモリは128MB~1GB前後 (メモリは増設不能) -- OSASKにはこれで十分すぎる。
--5VのAC-DCアダプタで利用 -- これで電源を追い出して、軽量化&ファンレスへ
--KHBIOS Ready!
--32MBのCFを内蔵
--Card Bus 対応PCカードスロットを2~8個塔載
---ふと思ったけど、全部のスロットが前にあることが、常にいいとは限らない気がしてきた。USBは前面x2、背面x2のほうが使いやすそう。LANやVGAも背面のほうがいいだろう。同じように、PCカードだって背面にさすほうが便利なこともあると思う。だから、前x4、後x2みたいなのがいいんじゃないか?
---でももちろん、前だけにするか後ろだけにするかと言われたら、PCカードは前に付けるほうが断然優先だと思う。そうでないとCFなどのメモリカードをFD感覚では使えない。
-ファンレス、省エネ(最大10Wにできたらベスト)、軽量(500g未満?)、手のひらサイズ
--サイズの目標:一辺が100mmの立方体をはみ出さないようなサイズ(電源はAC-DCアダプタでサイズに含まない)。
-モルフィーワンとどうちがうの?
--前もってお金をもらうことはしません
--携帯パソコンを目指しません(まあちっちゃいキーボードとちっちゃい液晶がくっついたやつを誰かが作って、それといっしょに持ち歩けば、確かに携帯パソコンにはなりますが)

* 興味深い動向
-http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0925/comp12.htm
--Nano-ITXというM/Bの規格。これはMini-ITX(170mmx170mm)よりも小さくて、120mmx120mm。M/Bが小さくなれば、それだけがちゃぴんに近いサイズになる。
--120x120というサイズがどのくらいか分からない人のためにいうと、3.5インチFDの大きさが、90x90。
-http://www.viaembedded.com/product/epia_MII_spec.jsp?motherboardId=202
-[[大きい画像:http://www.viaembedded.com/product/4/9/P1010007b.jpg]]
--これはEPIA-MIIとかいうやつで、なんとM/BにCardBus対応のPCカードスロットx1とCFスロットx1がくっついている(どうせならCardBusx2にしてくれればいいのに)。しかしバックパネルだ。前に付けてくれー!・・・とにかくなんか前途有望な感じで、なんかうれしい。Mini-ITX。
-http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1107/via.htm
--EPIA-TC。これいいな。12V-DC電源のみで動作する。電源回路付きで170mmx170mmに抑えているし、オプションで背面CardBusスロットもある(フロントはPCIカードでつけよう)。
--AC-DCアダプタの12V-60Wなら、秋月電子で1,850円で売っているのでこれを使えばいいだろう。
--4層基板らしいので値段も安めになってくれるとうれしい。

* フォームファクタからがちゃぴんを考える
***Mini-ITX (170mmx170mm)
-現在のMini-ITX対応のキューブケースのほとんどでは、マザーボードは底面にあるが、これはがちゃぴんのスタイルとしてはカッコ悪そうである。5インチベイを上に載せたときは無駄がないが、PCカードは横の幅が6cm弱なので、11cmも余ってしまい、かっこ良くない。
-ということで、M/Bは側面に立てたほうが良さそうだ。そして今の背面型PCカードアダプタのような、カードにPCカードスロットがそのまま載っているようなカードを、M/Bと垂直に数枚させばいい。
-このデザインなら、ケースとしては、幅120mm、高さ190mm、奥行き190mmというものが可能になるだろう。
--これは3.5インチベイは入らないが、2.5インチのものなら付けられる。3.5インチベイを入れられるようにすると幅は150mmになり、PCカードスロットやマイクロドライブしか付けられなくていいと割り切れば、幅は100mmに抑えられる。
--まとめると、こんな感じになる。
|ベイのサイズ|ケースの幅|備考|
|3.5インチ|150mm|これは考慮しないことにした|
|2.5インチ|120mm||
|60mm|100mm|PCカードスロット|
--消費電力の観点から、3.5インチHDDはがちゃぴんに内蔵しないほうがいいと思った。つけたい人はUSB2.0とかでセルフパワーで外付けしてもらえばいいや。
---消費電力については、[[K]]の2004.01.30の「HDDについて考えてみた」を参照。
-M/Bを相変わらず底面において、その上に3.5インチベイを2つ積むと、幅190mm、高さ100mm、奥行き190mmってのもできる。また、3.5インチベイ+2.5インチベイにして横に並べれば、幅190mm、高さ70mm、奥行き190mmなんていうのも多分できる。でも、こういうへらべったいやつは、どうも僕の好みじゃないなあ。
--もちろんこれを立てれば、幅70mm、高さ190mm、奥行き190mmとかになるわけだけれども、PCカードを縦に入れるのってどうかなあ。そういうデザインのほうが好きな人もいるかな(僕は横がいいなあ)。
***Nano-ITX (120mmx120mm)
-この場合も、やっぱりM/Bは側面に立てるのが良さそうである。ケースサイズは、幅120mm、高さ140mm、奥行き140mmになる。これは理想にかなりちかい。
***そのさき (80mmx80mm)
-ここまでくると、ついにケースサイズは幅100mm、高さ100mm、奥行き100mmを達成できると思われる。こうなると、M/B上にPCカード用ライザー以外のコネクタを置くのは困難だろう。ヒートシンクもごく小さいものしか付けられない(ヒートシンクをケースに接触させて、ケースをヒートシンクにしてしまうほうがいいか)。チップは1~2個くらいに集積され、メモリもM/B上に固定的に取り付けられるだろう。
-仮にがちゃぴんアルファとしてHDDを付けるとした場合、このサイズではHDDは2.5インチでもケースに入らないので、マイクロドライブ等をのせるしかない。
-M/Bそのものが80x80におさまらなくなって、ライザーみたいなものでつながれたL字型M/Bになるかもしれない。もちろんそれでもよい。

*電源を考えてみる
-思ったんだけど、がちゃぴんPCにATX電源端子は必要なのかな。12Vなしにはできない?2.5インチHDDだと、5Vで動いているみたいだし。PCカードで12Vを使うやつは、とりあえず見捨てるってことで。省エネと、端子のコンパクト化のためにはしょうがない。
-もっというと、3.3Vだけじゃだめかな。これだとがちゃぴんアルファでは、マイクロドライブみたいに3.3Vでも動くHDDしか使えなくなるけど。でも、3.3Vの単一電源で動くのは超カッコいいよー。
--うちのSCSIカード(PCSC-FP)は5Vで動いているらしい。3.3Vで動くSCSIカードはないかな。けっこうあるじゃん。CardBus系のSCSIカードは3.3Vだ。3.3Vだけに制限してもそんなに問題はなさそうな気がする。・・・まあ駄目なら5V単一電源でも我慢するけどさ。
-3.3Vなら1.2Vの充電池を3個直列にして変圧すれば、電源にできる。これで無停電電源装置の代わりになる。5Vの場合は、4個か5個を直列にして変圧。どちらも、これで何分持つかは分からないけど。
-とりあえず12Vをなくすとした場合(=5V単一電源化)、困ることを探してみた(M/Bのみに限定)。
--どうやらCPUファン電源くらいのようだ。あとはみんな5Vばかり(USBも5Vだし)。
--IEEE-1394のバスパワーも12Vらしい。これも見捨てよう。
-ということで、3.3V単一電源化はむりっぽいけど、5V単一電源化は可能とみた。

*やけくそでがちゃぴんPCを作ってみる
-たとえば僕が作って使って自慢しまくれば、みんないいなーと思うかもしれない。真似する人が出るかもしれない。そしたら、そういう機種が実際に試作されるかもしれない。
-とりあえず、誰でも入手できるパーツだけでいきます。しかも最初はHDDありでもいいということにしよう(コストの都合と一般受けねらい)。PCカードも2つだけ。
----
-がちゃぴんアルファ ([[GCPN-A]])
--上記のがちゃぴんから妥協して、HDDを1つだけ内蔵しているもの。PCカードスロットの数も1以上ならなんでもいい。CardBusじゃなくてもいい。冷却ファンがあってもいい。
--今回作ろうとしているのは、このモデル。
-がちゃぴんベータ (GCPN-B)
--HDDを内蔵しないモデル。またPCカードスロットはCardBusでなければだめ。ファンレス必須(というかモータレス)。でも、手のひらサイズじゃなくてもいい。
-(無印の)がちゃぴん (GCPN)
--これは基本的に上記の理想通りのもの(消費電力とか、電源電圧とか、値段とかは妥協してもよい)。手のひらサイズを要求。PCカードスロットの個数は4つはほしいところだけど、まあ2つでも許す。
----
-ここから下は[[GCPN-A]]へ引っ越しました。

*理想の仕様
-(2004.02.20)
-フロント
--CardBusスロット(もしくはExpressCardスロット)を4~8つ。それぞれにアクセスランプがあり、このアクセスランプは、消灯・緑・黄・赤の状態を実際のアクセス状態とは独立にソフトウェアでコントロールできる。
--2~4個のUSB2.0ポート
--電源ボタン、リセットボタン、パワーLED、HDDアクセスLED(これも実際のアクセスとは無関係にソフトウェアで制御可能なもの)
-バック
--CardBusスロット(もしくはExpressCardスロット)を2~4つ。これらにはアクセスランプはいらない。
--5V電源端子、VGA端子、サウンド端子、2~4個のUSB2.0ポート、Etherポート
--ATA接続の1.8インチHDDスロット(ATA接続なのでアダプタなしでバスマスター転送ができる。1.8インチスロットはPCカードスロットと同じサイズで、500円程度のアダプタをつければCFやマイクロドライブも普通につながる)。このスロットへのアクセスがフロントのアクセスLEDを光らせる
-内部仕様
--もちろんファンレス、モータレス。
--CPUやチップセットが熱くなってしょうがないなら、ケース全体をヒートシンクに。
--メモリなどは増設できなくてよい。
--T-Cubeのような大きさを目指して、できるだけ小さく。
--もちろんKHBIOS-Ready!
--そしてめざせ19,800円。
-備考
--HDDを内蔵したい人は、1.8インチHDDを背面のFスロットにつけることになります。5GBで22,000円もします。内蔵はOSだけにして、アプリやデータは内蔵にこだわらずに、USB-HDDで外付けにするのをお勧めします。
---まあWindowsやLinuxを使わなければ、5GBが必要になることは多分ないでしょう。
--内蔵HDDを1.8インチにしたのは、省電力と省スペース化と故障時の交換の容易さをとったためです(CF/HDDには寿命があるので交換を考えなければいけない)。交換の際にケースを開けさせるようなことはさせたくなかったので(あけられるケースは往々にしてコンパクト化に限界がある)、こうしました。
--できることなら、5V電源は最大4Aにしたい。M/Bで合計12Wくらいになってほしい。残り8Wをバスパワー。もちろん、M/Bの消費電力が5Wとかになったら最高である。

* こめんと欄
-名無しさんのアドバイスとそれへのレスは、[[GCPN-A]]に引っ越しました。 -- ''K'' SIZE(10){2003-12-14 (日) 20:34:33}
-(更新履歴)電源を考えてみる、のところに5V単一電源化の可能性についてを書き足した。 -- ''K'' SIZE(10){2004-01-13 (火) 11:56:44}
-(更新履歴)興味深い動向、のところにEPIA-TCを書き足した。 -- [[K]] SIZE(10){2004-01-31 (土) 14:53:53}

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