2: 2009-07-17 (金) 15:11:45 |
3: 2009-11-17 (火) 12:06:28 |
| --コールゲート: | | --コールゲート: |
| --sysenter: | | --sysenter: |
- | ---でも386で利用できない命令は、いたずらに対応機種を減らすだけなのでOSASKでは使わない | |
| -第一世代OSASKを作るに当たっては、これらの方法を検討した。まずnear-CALL案はかなりはやく消えた。なぜなら、結局アプリからシステムコールした以上は、どこかのタイミングでCPL=0に入る必要があり、だからアプリからAPIを叩いたときにすぐにCPL=0に移行するのが一石二鳥でいいと思えたのだ。 | | -第一世代OSASKを作るに当たっては、これらの方法を検討した。まずnear-CALL案はかなりはやく消えた。なぜなら、結局アプリからシステムコールした以上は、どこかのタイミングでCPL=0に入る必要があり、だからアプリからAPIを叩いたときにすぐにCPL=0に移行するのが一石二鳥でいいと思えたのだ。 |
| + | -sysenterに関しては386で利用できない命令なので、OSASKでは使わない。 |
| -例外方式は遅そうなのでボツ。 | | -例外方式は遅そうなのでボツ。 |
| -ソフトウェアINTは、APIブリッジが構築しにくいだろうということで捨てた。IDTはシステム全体に対して一つだけど、LDTはタスクの数だけある。そうすると、タスクごとに異なる設定にできるのはLDTのほうで、だからLDT上のコールゲートを使うのがいいと考えたのだ。APIブリッジとは、APIのリダイレクトというか、API-CALLを横取りしてエミュレーションするようなものである。このとき、タスクによって横取りするかしないか、もしくは横取り後の処理の仕方をタスクごとに変えたいなど、そういうことをするにはIDT上のベクタを使うわけには行かなかったのである。 | | -ソフトウェアINTは、APIブリッジが構築しにくいだろうということで捨てた。IDTはシステム全体に対して一つだけど、LDTはタスクの数だけある。そうすると、タスクごとに異なる設定にできるのはLDTのほうで、だからLDT上のコールゲートを使うのがいいと考えたのだ。APIブリッジとは、APIのリダイレクトというか、API-CALLを横取りしてエミュレーションするようなものである。このとき、タスクによって横取りするかしないか、もしくは横取り後の処理の仕方をタスクごとに変えたいなど、そういうことをするにはIDT上のベクタを使うわけには行かなかったのである。 |