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GUIGUI01​/memo14 のバックアップ差分(No.14) :: OSASK計画

osaskwiki:GUIGUI01/memo14 のバックアップ差分(No.14)

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13: 2008-12-24 (水) 07:57:41 ソース[6] 14: 2008-12-24 (水) 13:58:17 ソース[7]
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-(12.21追記)neriさんは起動時のECX初期値をコンパクトに設定できる形式を導入して1バイトの削減に成功。これでほぼ全てのアプリが1バイト以上小さくなることに。僕も負けじと考えて出現頻度の非常に高いパラメータを省略できるように改良。これで多くのアプリが1バイト以上小さくなることに。 -(12.21追記)neriさんは起動時のECX初期値をコンパクトに設定できる形式を導入して1バイトの削減に成功。これでほぼ全てのアプリが1バイト以上小さくなることに。僕も負けじと考えて出現頻度の非常に高いパラメータを省略できるように改良。これで多くのアプリが1バイト以上小さくなることに。
-(12.22追記)昨日neriさんがオプションでCALL(EBP);をコードに追加する機能を付けるべきなんじゃないかと提案しました。この機能を付けるべきかいろいろ試行錯誤した結果、確かに付けたほうがいいと僕は判断しました(.g01の場合は先頭に付ける、COM64plusの場合は末尾に付ける)。またコマンドライン取得APIの仕様が勘違いで間違っていたことに気付いて修正したところ、このAPIが更に使いやすくなりました。これでまたサイズがかなり減っています。なおneriさん自身はまだCALL(EBP);の自動付加オプションをやるという決断にはいたっていないようです(でもきっとあとでやるとは思う)。helloが18バイトで書けるということは、ついにバッチファイルともタイだということです。ちなみにechoの13バイトはバッチファイルで"@echo %1 %2 %3"って書くだけで14バイトなので、すでにバッチファイルにも十分に勝っていると思います。 -(12.22追記)昨日neriさんがオプションでCALL(EBP);をコードに追加する機能を付けるべきなんじゃないかと提案しました。この機能を付けるべきかいろいろ試行錯誤した結果、確かに付けたほうがいいと僕は判断しました(.g01の場合は先頭に付ける、COM64plusの場合は末尾に付ける)。またコマンドライン取得APIの仕様が勘違いで間違っていたことに気付いて修正したところ、このAPIが更に使いやすくなりました。これでまたサイズがかなり減っています。なおneriさん自身はまだCALL(EBP);の自動付加オプションをやるという決断にはいたっていないようです(でもきっとあとでやるとは思う)。helloが18バイトで書けるということは、ついにバッチファイルともタイだということです。ちなみにechoの13バイトはバッチファイルで"@echo %1 %2 %3"って書くだけで14バイトなので、すでにバッチファイルにも十分に勝っていると思います。
--(12.24追記)CALL(EBP);をやめてCALL([ESI]);にすることにしました。これだとEBPがあくので好きなことができます。バイト数は変わりません。 +-(12.24追記)CALL(EBP);をやめてCALL([ESI]);にすることにしました。これだとEBPがあくので好きなことができます。アセンブラ版のバイト数は変わりません。でもC言語版のバイト数は1バイトくらい減らせそうです。・・・さらにCOM64plusのマネをしてレジスタの初期値ロード機能をオプションでつけました。これでcharsが16から14になりました。COM64plusに追いついた! 
--以下にここまでの成果(多分これが限界でもあると思う)を書いておきます。[2008.12.22更新]+-以下にここまでの成果(多分これが限界でもあると思う)を書いておきます。[2008.12.24更新]
|          |hello      |hello-c    |chars      |echo        |echo-c      | |          |hello      |hello-c    |chars      |echo        |echo-c      |
|abcdw006用 |RIGHT:27    |RIGHT:86    |RIGHT:33    |RIGHT:?    |RIGHT:156  | |abcdw006用 |RIGHT:27    |RIGHT:86    |RIGHT:33    |RIGHT:?    |RIGHT:156  |
-|abcdw007用 |RIGHT:''18''|RIGHT:''70''|RIGHT:16    |RIGHT:''13''|RIGHT:''72''|+|abcdw007用 |RIGHT:''18''|RIGHT:''69''|RIGHT:''14''|RIGHT:''13''|RIGHT:''71''|
|COM64plus用|RIGHT:20    |検討中?    |RIGHT:''14''|RIGHT:?    |RIGHT:?    | |COM64plus用|RIGHT:20    |検討中?    |RIGHT:''14''|RIGHT:?    |RIGHT:?    |
|DOS用      |RIGHT:22    |RIGHT:?    |RIGHT:17    |RIGHT:19    |RIGHT:?    | |DOS用      |RIGHT:22    |RIGHT:?    |RIGHT:17    |RIGHT:19    |RIGHT:?    |
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-abcdw006→abcdw007の仕様変更はかなり大きなもので、基本的にバイナリ互換はありません。ソース互換すらほどほどしかありません。大規模改造なので僕も非常に苦労しています(アプリの移植はそれほどでもないけど、efg01の改造が大変)。 -abcdw006→abcdw007の仕様変更はかなり大きなもので、基本的にバイナリ互換はありません。ソース互換すらほどほどしかありません。大規模改造なので僕も非常に苦労しています(アプリの移植はそれほどでもないけど、efg01の改造が大変)。
-これはまさに「乾いた雑巾を絞る」レベルの改良で、その中にあってcharsが半減したり、echo-cが半減したりと、ちょっとありえない劇的な進歩になっています。それもこれもみんなneriさんの協力のおかげです。・・・neriさんなしで一人でやっていたらこの設計に到達するまでに1年間はかかったと思います(その後の改良のペースもすごいのでトータルで2年分くらいは進んでいる気がする)。あとやっぱりabcdw006までで小さいアプリをたくさん作ってきて、ボトルネックというか、「こんな仕様だったらいいのに」を実感していたのもあると思います。 -これはまさに「乾いた雑巾を絞る」レベルの改良で、その中にあってcharsが半減したり、echo-cが半減したりと、ちょっとありえない劇的な進歩になっています。それもこれもみんなneriさんの協力のおかげです。・・・neriさんなしで一人でやっていたらこの設計に到達するまでに1年間はかかったと思います(その後の改良のペースもすごいのでトータルで2年分くらいは進んでいる気がする)。あとやっぱりabcdw006までで小さいアプリをたくさん作ってきて、ボトルネックというか、「こんな仕様だったらいいのに」を実感していたのもあると思います。
--それにhello-cも static char s[18] = "\x35\x01\x24\x8d" "hello, world\n" "\x23"; なんていういかにも「うさんくさい」「こんなの普通書くわけない」といった方法での86バイトだったのが、 g01_putstr0("hello, world"); という普通の書き方で70バイトになるようになっています(12.21:バイト数更新)。汚く書いたらもう少し小さくなるかもしれませんがまああまり変わらないでしょう。+-それにhello-cも static char s[18] = "\x35\x01\x24\x8d" "hello, world\n" "\x23"; なんていういかにも「うさんくさい」「こんなの普通書くわけない」といった方法での86バイトだったのが、 g01_putstr0("hello, world"); という普通の書き方で69バイトになるようになっています(12.24:バイト数更新)。汚く書いたらもう少し小さくなるかもしれませんがまああまり変わらないでしょう。
-という劇的な大進歩なので、互換性がちょっと不足気味だったりリリースにてこずったりしても、どうか大目にみてください。 -という劇的な大進歩なので、互換性がちょっと不足気味だったりリリースにてこずったりしても、どうか大目にみてください。
-「こんな互換性に問題の出るバージョンアップが繰り返されたら安心してアプリを作れないじゃないか!」というのはもっともです。「いったいいつになったら落ち着くんだ?」といいたくなるでしょう。しかしこれは永遠に続くわけではないのです。というのはたとえばhelloは文字列だけで13バイトあって、しかも.g01のシグネチャだけで2バイトあるのですから、これだけでも最低15バイトは必要です。これより小さくなることはありえません(一般的なAPIとして不適切な設計にしない限り)。もちろんテキストファイルじゃないので他にも書かなければいけない何らかの情報やプログラムがあるわけですから、本当の限界はもっと大きい値でしょう。どのアプリもAPIを改良すればどこまでも小さくなるわけではないのです。限界があるのです。その限界に達してしまえば、それ以上どんなにいじってもより小さくなることはないので、仕様のバージョンアップが起きることはないはずです。 -「こんな互換性に問題の出るバージョンアップが繰り返されたら安心してアプリを作れないじゃないか!」というのはもっともです。「いったいいつになったら落ち着くんだ?」といいたくなるでしょう。しかしこれは永遠に続くわけではないのです。というのはたとえばhelloは文字列だけで13バイトあって、しかも.g01のシグネチャだけで2バイトあるのですから、これだけでも最低15バイトは必要です。これより小さくなることはありえません(一般的なAPIとして不適切な設計にしない限り)。もちろんテキストファイルじゃないので他にも書かなければいけない何らかの情報やプログラムがあるわけですから、本当の限界はもっと大きい値でしょう。どのアプリもAPIを改良すればどこまでも小さくなるわけではないのです。限界があるのです。その限界に達してしまえば、それ以上どんなにいじってもより小さくなることはないので、仕様のバージョンアップが起きることはないはずです。
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