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blike​/drv のバックアップソース(No.1) :: OSASK計画

osaskwiki:blike/drv のバックアップソース(No.1)

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TITLE:x
* ドライバ関数群 [#r913b417]
-(by [[K]], 2011.03.09)
-このページはC言語の文法が分からないという人を対象にはしていません。そういう人は[[blike/intro]]へ。
-ドライバ作成ではなく、blikeを使ってアプリを書きたい人のマニュアルは[[blike/man]]へ。

*** ドライバ関数群 [#za94daa3]
-[01f以降] 各OSのmain関数
--この関数は、ドライバに必要な初期化を行って、さらに bl_init(); で blike の内部を初期化したのち、 blMain(); を呼び出す。
--もし blMain(); から帰ってきた場合は、アプリの終了が期待されているので、速やかにドライバの終了処理や bl_exit(); で blike の内部の終了処理を完了させたのち、アプリそのものをそのOSのやり方で終了する。現状では終了コードは渡されないので、常に正常終了でかまわない。

-[01f以降] void *bld_malloc(unsigned int bytes)
--この関数は、そのOSにおけるメモリ確保を期待している。確保に失敗した場合は NULL (0) を返してほしい。

-[01f以降] void bld_free(void *p, unsigned int bytes)
--この関数は、そのOSにおけるメモリ開放を期待している。bytesは確保時と同じ値を渡すので、必要であれば利用してよい(「はりぼてOS」では利用している)。

-[01f以降] void bld_openWin(int sx, int sy)
--この関数は、そのOSにおけるウィンドウオープンを期待している。sxは160以上、syは1以上を blike 側で保障する。
--ウィンドウに表示してほしいグラフィックのイメージバッファは、 bl_work.win[BL_SYSWIN].buf で参照できる(これは int * 型)。したがって、 int の配列で不都合がないのなら、ドライバ側でウィンドウのイメージを確保する必要はないだろう。
--sxやsyについても、 bl_work.win[BL_SYSWIN].xsiz, bl_work.win[BL_SYSWIN].ysiz を参照すればいつでも得られるので、ドライバ側で保存する必要はないだろう。

-[01f以降] void bld_flshWin(int sx, int sy, int x0, int y0)
--この関数は、イメージバッファ内の指定された範囲のフラッシュを期待している。sxやsyが0以下になるとか、画面外のピクセルが含まれてしまうなど、そういうやっかいなパラメータを渡すことはないので、その辺はドライバ関数が心配する必要はない。
--setMode(BL_DBGFLSH); では、不正なカラーコード(0x000000未満とか0xffffffより大きいとか)を渡さないようになっている。リリースモードの場合は、チェックを省略しているので、もしかしたら渡してしまうかもしれないが、しかしとりあえず常に不正なカラーコードが来ることはないと仮定していいと思われる。
---デバッグが完了しないうちにリリースモードを指定するほうがおかしいので。


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