[OSASK 1042] Re: guide0.

[Myurika <myurika !Atmark! pop06.odn.ne.jp>]

  こんばんは、Myurikaです。


  Hidemi KAWAI さんにいただいた [OSASK 1025] Re: guide0. へのお返事です。

>  でも、レジスタはそんなにややこしいものではありません。少しかじ
>ると、普通の変数の方がよっぽどもどかしい存在に思えます。

  そうですね、C言語レベルで高速化を突き詰めていくと、レジスタ使えたらなぁ、っ
て思うことありますもの。

>  １つは、「基本的に１文はCPUの１命令に相当する」というルールの
>ためです。ポインタ変数をそのままポインタとして評価し、機能させる
>命令はIA-32にはありません。

  なるほど。
  よく考えると、仮にポインタとして評価させるような命令があったとして、じゃ
あポインタへのポインタはどうするのか?  って突き詰めていくと、やっぱりダメ
になりそうですね。

>しかし、これを２文に分けるとき、この１通り以外にも多くの表現方法
>があります。EAXの他に、ECXやEDX、EBXなどを使ってもいいわけです。
>Ｃ言語では、どのレジスタを使うかは、処理系の仕様に任されています
>。VCなどでは、その辺を適当にコンパイラが決めてしまいます。もちろ
>ん、それはそれで問題無いことです。しかし、アセンブラでは、そんな
>勝手なことは非常に困ります。EAXは他の用途に使っている最中かもし
>れません。それなのに勝手に値を代入されて元の値が分からなくなるの
>は大迷惑です。レジスタを自由にいじれなくなったら、アセンブラとし
>ては全く使い物になりません。

  全くですね。その辺りまで最適化できるのであれば話は別ですが、やっぱりそ
れは高級言語のそれでしょう。

  私にとって最大の思い違いは、ASKAを「アセンブラ的なアプローチの出来る高
級言語」だと思っていたことでしょう(苦笑)。川合さんの言う、「なにも考えな
いで書けば勝手に速くコンパクトなコードになる」あたりの発言を拡大解釈して
いたようです。
  実際には「可視性の高いアセンブラ」、ぐらいに認識しているのが良さそうで
すね。


  それでは。

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