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[OSASK 1666] Re: ponyets6, toledo6.
- Subject: [OSASK 1666] Re: ponyets6, toledo6.
- From: Hidemi KAWAI <kawai !Atmark! imasy.org>
- Date: Mon, 23 Apr 2001 15:40:01 -0000
こんばんは、川合です。
Koyanagi Masaaki さんは 2001/04/23 22:23:41 の「[OSASK 1665] Re:
ponyets6, toledo6.」で書きました:
>> ・tapiのバグを取ったので、たぶん再初期化できます。
>残念ながらどちらもまだだめです。
おお、なんと!
>フォーマットせずにponyets6 のブートイメージのみを
>'S'で書き込んだ直接起動ディスクとWindows95の起動ディスクからの起動の
>両方で、
>・起動直後に 何かアプリを1つあるいはいくつか起動
>・起動したアプリを全て終了
>・CTRL+ALT+INSERT
僕もやってみました。
DOS経由起動(Win95起動ディスク)のponyets6で、aball3, boxes01,
color, countdwnをこの順に起動し、この逆の順序で終了させました。
全てのタスクを終了した後にCtrl+Alt+Insertをしてみました。
結果は、以下の通りです。
1.COMPAQのi486DX/25MHzノートパソコン:問題なし
2.Cryrix6x86(実クロック150MHz)の自作AT機:問題なし
3.IBM ThinkPad 230Cs(486?):起動に失敗
4.Duron690MHzの自作AT機:問題なし
ThinkPadの起動の失敗は、0x10:0x1800での一般保護例外です。再初
期化ができないのではなく、そもそも起動ができないというものです。
これは原因不明です。4/24中に調べます。
ここでふと思い付いて、Ctrl+Alt+Insertを押し続けてみました。
1.問題なし(再初期化は一度だけ)。
2.問題なし(キーを放すまで何度も再初期化し続ける)。
3.起動ができないなので試せない。
4.tss = 0x4000(pokon0)で一般保護例外発生。CS:EIP = 0x60:0xc72
。必ず毎回起きるわけではないが、ほとんどの場合で起きる。
再初期化が何回起こるかというのは、キーボードの仕様に依存してい
るように思います。キーリセット時に押されていたキーをどのように扱
うかです(リセット直後に押されたとしてCPUにデータを送るか、送ら
ないか)。
4.のケースは興味深いです。例外が起こる場所が少し違いますが、
タスクは同じですし、どちらもTAPI内です。
>toledo6 の方は
>・起動直後に CTRL+ALT+INSERT すると、pokon11 が表示されずにディスク
>アクセスして止まる。
>・1つ以上アプリを起動し、全てのアプリを終了してから CTRL+ALT+INSERT
>すると再初期化に成功する。
>・music* を起動したまま、CTRL+ALT+INSERT すると音楽が止まり、
>画面に何も変化が起こらずディスクアクセスして止まる。(s_worldでは
>再初期化に成功する。)
僕の方でも念入りに真似してみました。HR20です。問題は出ませんで
した。押しっぱなしもやってみました。それでもなんともありませんで
した(再初期化は一度だけ)。
今のところ、小柳さんのマシンと4.のマシンとの共通点を探すと、
メモリを多く積んでいる、ということでしょうか。4.のマシンは、25
6MB積んでいます。次に多いのは2.で、64MBです。65MB以上積んで、
長く押していると失敗する事がありうるんでしょうか???
もし可能なら、念のため、他のディスクでも試してみてください。
他の方からのご報告もお待ちしています。
それでは。
--
川合 秀実(KAWAI Hidemi)
川合堂社長 / OSASK計画総指揮 / カーネル開発班
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/