[OSASK 5288] Re: readme30.

  こんにちは、川合です。


g240845 !Atmark! mail.ecc.u-tokyo.ac.jp さんは 2002/10/29 17:00:35 の「[O
SASK 5240] readme30 Re: Chuck3.」で書きました:

> OSASK30の説明を書いてみました。
>http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~g240845/osask/lzh/readme30.lzh
>
> 書いておきながらなんですが、疑問を少し。
>
>TOWNS用や98用でも、bim2bin3はwin32で付いてくるのか?
>
>98用のディスクイメージ版(osat30i.lzh相当)は無いはずだが、
>それでもosne30p.lzhにはmakefdi.batが付いてくるのか?
>
> win32である、batは付かない、と仮定して書きました……たぶん。

  この仮定は正しいです。しかし、いくつか問題があるのでそれを指摘
しておきます。なお、これらの問題については、一般公開版では直って
います。

  AT版で、「OSASKBS1」とするべきところで、「OSASKBS3」のままの部
分がある。FDIMG0.BINを使った場合は、MAKEFDI.BATが使えない(改名
しても駄目)なのに、使えるような記述がある(どう書き直すべきかは
osat30r.lzh、ostw30r.lzhのドキュメントを参照してください)。

  TOWNS版で、「DSKIMG.EXE」とするべきところで、「FD2F.EXE」にな
っている部分がある。TOWNS版のOSのサイズが正しくない。

---

  次に98版についてです。98版には、makefdi.batがありません。入れ
ようかどうか迷ったんですが、入れると初心者が混乱するかもしれない
と思っていれませんでした(ドキュメントには書いていないわけですし
)。

  しかし98版でもTOWNS版のmakefdi.batがそのまま使えます(TOWNS版
のディスクイメージも必要ですが)。fdimg0.binにアプリを入れて、bi
m2bin3→osalink1でもいいです。

---

  ついでに。Windows下でOSASKFDI.EXEを実行する方法(SHELL=〜の方
法)は、どうも簡単にはWindowsに戻ってこれないので、あまりよくな
さそうです。FDDなしでの実行にこだわるなら、素直にDOSで、OSASKFDI
を実行してください。それで済みます。この方法だと、COMMAND.COMの
分だけメモリが減りますし、起動も早くありませんが、安全です。

  ただひとつポイントは、そのDOSにはEMM386を組み込んではいけませ
ん。EMM386無しのDOSを手っ取り早く作るには、中身が空っぽのバッチ
ファイルを作り、例によってプログラムの詳細設定の画面を出して、「
新しいMS-DOS設定を指定する」にして、CONFIG.SYSを空欄にして、AUTO
EXEC.BATを一行の「COMMAND.COM」だけにします。これでいけます。

  なお、このピュアなDOSモードからWindowsに戻りたければ、ピュアな
DOSモードで「exit」と入力してください。再起動がかかって、元に戻
ります。


  それでは。

--
    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/


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