こんにちは、川合です。 tolset02を一般公開しました。大きな変更は、go_0004wベースに交換 されてライブラリアンが入ったことです。 これで、lcc-win32なしでOSASKをmakeさせるための準備ができたこと になります。今日中にchuck5をリリースしたいと思っています。ソース も明日かあさってにはリリースします。 --- ええとここでみなさんにアンケートです。 今回のGO計画がそのまま進むと、今後、cc1.exeとnask.exeの組み合 わせでオブジェクトファイルが生成できることになります。そしてこれ をOSASKにもっていって、OSASK上でコンパイル&リンクができる、とい うわけです。 しかし、それだけではなく、なんならwin32のリンカとwin32のライブ ラリを作ってしまえばいいじゃないか、という意見もあります。これが 実現すると、これはもはや小さなMinGWです。多分、lcc-win32よりもコ ンパクトなコードを生成する「夢のwin32コンソール用コンパイラ」に なります。リンカはld.exeを改良するのではなく、obj2bimをバージョ ンアップさせて、bim2w32を作るという自作方針です(当然のことなが ら、このbim2w32はUPXのような自己展開型tek0をサポートするでしょう )。 今、cc1.exeが852KBですので、これにNASKとリンカとmake.exeを加え 、そして簡単なインクルードファイルとライブラリをいれて、1MB前後 のパッケージになるでしょう。 もちろんひとたびこの段階になってしまえば、さらにライブラリを拡 張していって、win32の多くのAPIに対応させていくとかそういうことは 皆さん次第です(僕には興味がありません)。 というようなことをやってほしいという人は僕以外にどのくらいいま すでしょうか?・・・僕としては、これでGOが有名になって、結果的に OSASKが注目されるだろうというもくろみで、やりたいと思っています 。そういう戦略です。また、僕自身lcc-win32をアンインストールでき るというメリットもあります。 これをやるとなると、IPAに方針変更を打診しなければいけないでし ょう。画面周りを2ヶ月ほどずらして、1月〜2月を開発にあてると思い ます。もしみなさんが望んでもIPAが承諾しなければ、3月以降になりま す。 まずはみなさんの意見を聞かせてください。僕はそれから考えます。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! imasy.org Homepage http://www.imasy.org/~kawai/