[OSASK 5848] CFプレゼント企画

  こんばんは、川合です。

  ええと今から書く話は非常に仮定の入り交じった話ですが、ここに書
いておけば僕が忘れないのでいいかなあと。

  もし今年もIPAの未踏に採択されたら(ユースでも可)、僕の私費で
32MBのCFをたくさん買って、ついでにCFアダプタもいくつか買って、
OSASKコミュニティーのみなさんの希望者の中から抽選でプレゼントし
ようと思っています。

  これはもちろん、CFブートの効果を是非実感してもらいたいというの
が第一ですが、CFに関するベータテスト報告を充実させたいというねら
いもあります。

  プレゼント内容は、32MB-CFとPCカードアダプタです。つまり、PCカ
ードの付けられるノートパソコンか、もしくはTOWNS UX以降を持って
いないと、使えません。使えない人は応募しないように。

  20セットくらいを予定しています。45000円くらいの費用を想定して
います。できれば、既にCFを持っている人や経済的にゆとりのある人は
辞退してもらえると、まさにプレゼントすべき人たちがもらえる機会が
増えます。

  なお、プレゼントの抽選はあまり公平ではありません。どういうこと
かというとポイント制で当選率が大きく変わります。

  OSASKアプリを公開したことがあると +1ポイント
  OSASK-MLで発言したことがあると +1ポイント
  OSASKに関するページを持っていたりすると +1ポイント
  未成年だと +1ポイント

みたいな感じです。ポイントは非常に優先で、たとえばもし3ポイント
以上の人が定員を超えたら、もはや2ポイント以下の人は当選しません
。

  僕にお金があって、好評なようで、しかも効果が大きいと僕が判断す
れば、さらにもう一回やるかもしれません。

  CFブートで感動するのは、複数のマシンがあって、CFを入れ替えるだ
けで環境が丸ごと移動できたり、もしくは複数のCFを持っていて差し替
えるだけでいろんなOSで遊べるということなんですが、さすがにそこま
ではプレゼントできません(笑)。

  またosdev-jの人たちにも半年以内のCFブート対応を条件に、CFプレ
ゼントをしようと思っています。この速さに慣れてしまうと、FDでブー
トする気がなくなること請け合いです。そうやって普及していけば、
KHBIOSのCFブートは十分な知名度と実績をつめるでしょう。

  ・・・とにもかくにも、採択されないと財源に余裕が無くてできない
わけですが・・・。

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  ついでに。昨晩、理想のCFドライブを考えました。

  特にデスクトップマシンで、CFドライブを付けることを考えると、
USBで1ドライブというのは千円で買えるということがなにものにも代え
難い長所なのですが、やっぱり1ドライブじゃ不便だろうなあと思いま
した。・・・それで同じドライブを3台くらい買えば、とりあえず3ドラ
イブにはなりますが、さすがにUSBハブも必要になってかさばってしま
います。

  それで、3〜4ドライブが1つのUSBで接続できるような、そんな夢のよ
うなドライブを考えてみました。これで3千円〜4千円だったら買うなあ
、と。

  さらに、それぞれのドライブの横に3色LEDと押しボタンスイッチが付
いていたら最高だなあと思いました。このLEDはアクセスランプなのです
が実際のアクセス状況とは無関係にソフトウェアで制御できるのが僕の
理想です。押しボタンスイッチもイジェクトボタンなのですが、カード
がイジェクトさせるわけではなく、単にスイッチとして働くだけです。

  CFを入れる前、ドライブのランプは消灯しています。

  まず、CFを入れるとそのドライブのランプが緑になります。これはCF
が認識されたという意味です。これらのランプの制御はもちろんOS側が
やります。この色のときにイジェクトボタンを押すとランプはすぐに消
えます。これはつまり、イジェクトしてもいいという意味です。

  またCFへのアクセスが始まるか、もしくはCFに書き出すべきデータを
遅延書き込み待ちしているようになると、ランプは黄色になります。こ
の色のときにイジェクトボタンを押しても消灯しません。その代わり、
ランプが赤くなります。赤くなってもとにかくランプが点いている間は
もちろんイジェクトしてはいけません。

  ランプ赤は、「新規の書き換え要求を受けつけず、キューに溜まって
いる書き換え要求を全て最優先で書き出し、完了後にランプを消す」と
いう意味です。

  またランプが黄色か赤のときにイジェクトボタンを3秒間押しっぱな
しにすると、キューに溜まっている書き換え要求すらフラッシュせずに
とにかく電気的に安全な範囲で、イジェクト可能状態にします。

  なお、ランプ緑なのにイジェクトを押してもすぐに消えない場合、そ
れはOSがCFの交換という事態そのものに未対応の場合です(たとえばCF
をHDDのようなものだと思っている場合とか)。その場合は、OSを終了
するまでイジェクトをあきらめるか、もしくはデータがおかしくなって
もそのまま無理矢理イジェクトするかどちらかしかありません。

  この3秒という時間の長さはただソフトで計っているだけですので、
OSの設定次第で変えられます。またOSがハングアップしたりすると何
もできなくなります(笑)。

  でも僕にいわせればこんな風にソフトで完全に制御できるインジケ
ータはとても有用だと思います。CFに限らず、全てのリムーバブルド
ライブがこんなイジェクトボタンとアクセスランプを持っていればよ
かったのに・・・。

  それでは。

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    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/



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