このメールは、OSASK-ML投稿フォームから書き込まれた内容です。 お名前: SH [OSASK 6574]のレスです。 SHです。 >> ページキャッシュの扱い方、メッセージキューの方式、コールゲート >> の使い方.....などあらゆる議論がされていますよ。 > > 本当ですか!?・・・これらは、Linuxではこうしているよ、という > 説明ではなくて、こういう理由でLinuxの実装はこうなった、みたいな > OS開発レベルでのまともな議論なのですね? ちょっと偏見があるのではないでしょうか。 こういった議論は大いにされています。今月のLinuxカーネルカンファレン スに行ってきました。そこではNUMA、ページ、メッセージに関する議題が 上りました。Linuxは効率を考慮した設計がなされています。ただ、OSASK とは効率に関する焦点が違うだけだと思うので効率に関しては慎重な議論 が必要だと思います。それに関連して、比較するのであればLinuxをよく調 べる必要があると思います。 感情を入れて比較することに何の進歩もありませんから。 > OSASKは作るだけ無駄、どうせ作っても既存のOSを越えられない、 40年ほど前に、OS/360が全盛の時に「作るだけ無駄、どうせ作っても 既存のOSを越えられない」っと思っていたら、今はOS/360互換なOSを使 っていることになるかもしれません:-) でも、セグメントの違う所(ミ ニコン)からUNIXが登場しUNIX全盛の時代になり、またパソコンという セグメントからWindowsが登場しWindows全盛の時代になりました。今度 は組み込みのセグメントでTRONが登場し、TRON全盛の時代になるのでし ょうか。それは分かりませんが、常にOSは変わるものです。そして、か つての主流のOSは衰退しますが、その設計思想は脈々と受け継がれてい ます。OSの開発は新たなセグメントの開発とも考えられ、それを辞めて しまうことはシステム基盤の停滞を意味します。 これは技術屋としてとっても寂しいことです。 川合さんにはOSASK(コミュニティ、OS、KHBIOSを含め)続けてほしいと 思います。