こんばんは、川合です。
現在複数のソフトウェアを並行開発していますが、とりあえずそのう
ちの2つをベータリリースします。
pcctol0eは、pcctolの最新版ですが、今までSF16へのフォーマットく
らいにしか使えなかったこのツールは、本バージョンから格段に使える
ツールへの道を歩み始めました。
http://osask.ne.nu/pcctol0e.lzh (32.6KB)
何ができるようになったのかというと、CF内のファイルにアクセスで
きます。DOSだけでこれをやるには多分専用のデバイスドライバが必要
だろうと思いますが、pcctolならそういうデバイスドライバを持ってな
くても使えます。
今はまだCFへのコピーはできません。これは次のバージョンで対応し
ます。
またpcctolでは、ディスクイメージをディレクトリのように扱えます
。つまり、CFの中にあるイメージの中のファイルに、そのままでアクセ
スできるわけです。パスがちょっと長くなるだけです。
ああ言い忘れましたが、pcctolはディレクトリにも対応しています。
SF16/FAT16/FAT12のどれでもOKです。
詳しいことはドキュメントを読んでください。
またpcctolに関しては、TOWNSへの移植もします。今月中の予定です
。ご期待ください。これができれば、TOWNSでもCFが活用できます。
edimg0cの開発も進んでいて、今月中にリリースできそうです。
さらにもう一つ、秘密のツールを開発しています。これもCFを活用し
たくなるツールです。
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次にJenny0です。これはOSASK ver.4.2の候補版です(バグがなけれ
ば)。Johnは長く続きすぎたので、この辺で心機一転、コードネームを
更新しました。
・OSASKの大きすぎるウィンドウ問題対策(参照:[OSASK 6546])。
・windowの枠だけ描画のサポート(参照:[OSASK 6528])。
・ATAとPCカードの読み書き速度アップ(AT/TOWNS)。
・.BMPもPICTURE0.BINで開くようにした。
以上が今回の主な改良点です。大きすぎるウィンドウ問題のテストと
しては、例えばshibai0を640x480で開こうとすれば確認できると思いま
す。
小柳さん指摘の、画面イメージ保存中にテキストを開こうとすると落
ちる、という件は、だいたい理由がつかめているのですが、まだ対処し
ていません(ご推察の通り、排他制御をやり忘れていたようです)。
それでは。
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川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/