[OSASK 6620] VGA fast 32bpp putbox

 こんにちは、I.Tak.です。

 VGAの32bppブロック転送タイリングつき (putbox) をかなり高速化
してみました。予想以上のデキに嬉しくなったのでスナップ上げ。
http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~g240845/osask/lzh/osa411at.lzh

 従来私がやった改造は減色ルーチンをいじるだけで, 大した速度
向上はありませんでしたが, 今回は違います。なんとloadfac1で
負荷の違いが測れます。実際に測ってみました。

方法: loadfacの表示が更新されるたびに (つまり1秒ごとに) ウィン
      ドウのタイトルバーをクリックして再描画させる。
実際のputの負荷に加えて余計な負荷が色々入りますが, 計測値が
安定していますので傾向は掴めます。表のnewは上のスナップで,
oldはjenny2aです。vesaもjenny2aで, 参考までに。
  PICTURE0 + FUJI.JPG:
    new:7.3%    old:28.5%    vesa8:3.8% vesa16:4.2%
  PICTURE0 + TEST_MN.BMP:
    new:3.1%    old:14.9%
  TEST043A:
    new:3.7%    old:15.3%
なんと4倍から5倍も高速化しました。本当に測れますよ〜。VGAしか
使えない人もこれならOSASKで遊べますね!
これから16bppルーチンも同様に改造します。


  ところで今回↑の方法で負荷を測ったところ, 「ウィンドウ移動の
とき, 灰色のウィンドウは全て常に再描画されている」という問題(?)
に気づきました。昔から無駄な再描画が多いと思ってはいましたが,
これで具体的に症状を特定できたようなのでこれも調べてみます。

I.Tak. <g240845 !Atmark! mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>
http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~g240845/

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