[osask 6907] osabin0a.

  こんにちは、川合です。

  自分でいうのもなんですが、先日作ったPASS3v1がなかなか便利なの
で、重宝しています。これだとむしろソースからmake runするほうが、
バイナリだけよりも楽なくらいです。

  これじゃあ他の人が作ってくれたバイナリで遊ぶのが億劫になるの
で、バイナリファイルだけでも簡単にrunできるようにしたいと思いま
した。ということでosabin0aを作りました。

    http://k.hideyosi.com/osabin0a.lzh  (3.83KB)

  これを展開するとz_osabinディレクトリができますので、この
z_osabinディレクトリをz_toolsと同じところに置きます。

  使い方は、!cons_??.batでコンソールを出して、

prompt>run helloc4

などとします。helloc4.binが自動的に!built.binになってbochsが起動
するわけです。

  また、

prompt>run

とすると、!run_opt.txtにしたがってディスクイメージを生成して起動
します。よくつかう組み合わせがあるなら、それを!run_opt.txtにいつ
も設定しておけばいいわけです。これに関しては、わざわざコンソール
を開かずに、run.batをダブルクリックしても同様の動作をします。

  さらに、

prompt>run .

とすると、z_toolsに入っているベースのディスクイメージにほとんど
手を加えないで起動します(起動直後に256色モードにするために、
OSASK0.PSFだけは書き換えます)。

  これを応用して、あっきぃさんが作った4/1アプリディスクイメージ
の代用品を作ってみました。run.batはそのままで、!run_opt.txtだけ
を書き換えたものです。

    http://k.hideyosi.com/p200404.lzh  (44.9KB)

  でも作ってから思いましたが、bochsは音が出ないしとにかく遅いの
で、あっきぃさんのように素直にディスクイメージになっているほうが
便利かなあと思いました。まあこのパッケージもrun.batを起動すると
z_tools/bochsの中にfdimage0.binを生成するのでそれをディスクに書
き込めばいいのでありますが、それはかえって面倒ですしねえ。

  ああそうか、run.batを改造してinstall.batを作ればいいのか。とい
うことで一応両方にinstall.batもはいっています。これは、run.batで
使う内容のディスクイメージをそのままA:に書き込むだけです。

  こういう形式になっていると、Windowsでは便利かもしれません。で
もLinuxとかではディスクイメージが作れないので帰って不便でしょう
ねえ。結局あっきぃさんのディスクイメージにはかなわないようです。

  それでは。

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    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! osask.jp  kawai@imasy.org
Homepage http://osask.jp/

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