こんばんは、川合です。 あっきぃさんのOSASK-Wikiでの報告によると、どうもbim2bin4nはう まく動かない場合があるらしいので、その辺を直してみました。 http://k.hideyosi.com/bim2bi4o.lzh (167KB) これでたぶん動きます。これでも駄目ならまた対策を考えますが・・・ 。 次に、tek1、tek2、tek5が確定したことを受けて、edimgをバージョ ンアップしてみました。これは次バージョンOSASKのアーカイブ機能の テストのために必要になったので、作りました(・・・が、今思うと バージョンアップしないでも同等のテストはできるにはできたな・・・ ま、いいや)。 http://k.hideyosi.com/edimg0g.lzh (27.5KB) これをつかうと、tek5のディスクイメージが読めますし、copyの nocmp:オプションで、tek5を自動展開することもできます。 --- さて、以下は余興です。いや、余興じゃなくなっている気も少ししま すが、とにかく最初は余興のつもりでした。 ええと僕はtekフォーマットを普及させる運動の一環として、OSASKを 今まで通りlzhで配布しながら、並行して、ttk(tar+tek)形式での配 布を考えています。で、早速適当なファイルをttkにして遊んでみたの ですが、問題が生じました。 1.ttkを展開するには、tarをもってないとまずい。 2.最近は純粋なtarがなくて、どいつもこいつも大きなtarばかり。 ということで、tarの展開ルーチンだけ+tek展開機能のツールを作る ことにしました。・・・が、tarって無駄な0x00が満載で、なんか作っ ているうちになんだかなーという気がしてきました。で、冗談で、無 駄な0x00を入れないtarもどきを作ってみたくなりました。 というか、名前が「sar」で、これはtarと比べるときっとしょぼい だろうからアルファベット的に1つ戻って、というのが由来です。 simpleのsでもあります。「さー」もしくは「さる」とでも呼んでくだ さい。 で、作っちゃいましたよ。 http://k.hideyosi.com/sartol0a.lzh (12.5KB) ソース込みで12.5KBですが、実行ファイルは6KBです。6KBですが、一応 tek1とtek2とtek5を展開できて、しかもアーカイブ機能も一応あって、 さらにアーカイブを生成する機能もあります。これで6KBです。なかな かお買い得です(笑)。 さて、適当に使い方を紹介しましょう。 アーカイブを作る方法: prompt>sartol e arc.org d:/sartol 1 sartol.c sartol.exe などと書きます。arc.orgは生成するアーカイブの名前です。d:/sartol はアーカイブ対象が存在するディレクトリ名です。カレントディレクト リを指すときは「.」でいいです。次の1はとりあえずいつも1にしてく ださい。 で、あとはアーカイブしたいファイル名を並べます。面倒ですが、ま あ単純ですね。 今のsarはディレクトリをサポートしていないので、ファイル名のと ころに/や\を含めないでください。フォーマット的にはサポート可能に しておきました。余興のくせに将来性あります。 今回はファイル属性や更新日時がアーカイブ内に記録されませんが、 これもフォーマットには入れられるようになっています。 アーカイブはtek2でもtek5でも好きなのをかけてください。まあその ままでもいいですが。 prompt>bim2bin -osacmp in:arc.org out:arc.sar -tek5 tek的には、拡張子で圧縮の有無を区別しないのが美学なので(?)、 tekが掛かっていてもいなくても、拡張子sarを推奨することにします。 アーカイブを展開する方法: prompt>sartol d arc.org d:/tmp これだけです。ただし、d:/tmpディレクトリは自動生成しないので前も って作っておいてください。 何しろ即興で適当に作ったのであちこちボロがありますが、とりあえ ず適当にアーカイブを作って遊ぶことはできます。しかも元ファイルが 小さいこともあってtar+tekやSF16+tekよりも、小さくなります。うむ う、余興だけで終わるのはちょっともったいないかもしれない・・・。 なにしろ6KBなので、sarファイルのそばにsartol.exeをそのままの形 でおいておけば、Windowsユーザは誰でも展開できるわけです。Linux向 けには、ソースを置いておけばいいかなあ。 もっとも、今のsartolはコマンドラインがややこしすぎて、誰でも展 開できるとは言いがたいですが。展開専用のsar.exeを作れば良さそう です(さらにコンパクトになることだし)。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! osask.jp Homepage http://osask.jp/