[osask 6993] bim2bin4o.

  こんばんは、川合です。

  あっきぃさんのOSASK-Wikiでの報告によると、どうもbim2bin4nはう
まく動かない場合があるらしいので、その辺を直してみました。

    http://k.hideyosi.com/bim2bi4o.lzh  (167KB)

これでたぶん動きます。これでも駄目ならまた対策を考えますが・・・
。

  次に、tek1、tek2、tek5が確定したことを受けて、edimgをバージョ
ンアップしてみました。これは次バージョンOSASKのアーカイブ機能の
テストのために必要になったので、作りました(・・・が、今思うと
バージョンアップしないでも同等のテストはできるにはできたな・・・
ま、いいや)。

    http://k.hideyosi.com/edimg0g.lzh  (27.5KB)

  これをつかうと、tek5のディスクイメージが読めますし、copyの
nocmp:オプションで、tek5を自動展開することもできます。

---

  さて、以下は余興です。いや、余興じゃなくなっている気も少ししま
すが、とにかく最初は余興のつもりでした。

  ええと僕はtekフォーマットを普及させる運動の一環として、OSASKを
今まで通りlzhで配布しながら、並行して、ttk(tar+tek)形式での配
布を考えています。で、早速適当なファイルをttkにして遊んでみたの
ですが、問題が生じました。

  1.ttkを展開するには、tarをもってないとまずい。
  2.最近は純粋なtarがなくて、どいつもこいつも大きなtarばかり。

ということで、tarの展開ルーチンだけ+tek展開機能のツールを作る
ことにしました。・・・が、tarって無駄な0x00が満載で、なんか作っ
ているうちになんだかなーという気がしてきました。で、冗談で、無
駄な0x00を入れないtarもどきを作ってみたくなりました。

  というか、名前が「sar」で、これはtarと比べるときっとしょぼい
だろうからアルファベット的に1つ戻って、というのが由来です。
simpleのsでもあります。「さー」もしくは「さる」とでも呼んでくだ
さい。

  で、作っちゃいましたよ。

    http://k.hideyosi.com/sartol0a.lzh  (12.5KB)

ソース込みで12.5KBですが、実行ファイルは6KBです。6KBですが、一応
tek1とtek2とtek5を展開できて、しかもアーカイブ機能も一応あって、
さらにアーカイブを生成する機能もあります。これで6KBです。なかな
かお買い得です(笑)。

  さて、適当に使い方を紹介しましょう。

アーカイブを作る方法:
  prompt>sartol e arc.org d:/sartol 1 sartol.c sartol.exe

などと書きます。arc.orgは生成するアーカイブの名前です。d:/sartol
はアーカイブ対象が存在するディレクトリ名です。カレントディレクト
リを指すときは「.」でいいです。次の1はとりあえずいつも1にしてく
ださい。

  で、あとはアーカイブしたいファイル名を並べます。面倒ですが、ま
あ単純ですね。

  今のsarはディレクトリをサポートしていないので、ファイル名のと
ころに/や\を含めないでください。フォーマット的にはサポート可能に
しておきました。余興のくせに将来性あります。

  今回はファイル属性や更新日時がアーカイブ内に記録されませんが、
これもフォーマットには入れられるようになっています。

  アーカイブはtek2でもtek5でも好きなのをかけてください。まあその
ままでもいいですが。

    prompt>bim2bin -osacmp in:arc.org out:arc.sar -tek5

tek的には、拡張子で圧縮の有無を区別しないのが美学なので(?)、
tekが掛かっていてもいなくても、拡張子sarを推奨することにします。

アーカイブを展開する方法:

  prompt>sartol d arc.org d:/tmp

これだけです。ただし、d:/tmpディレクトリは自動生成しないので前も
って作っておいてください。

  何しろ即興で適当に作ったのであちこちボロがありますが、とりあえ
ず適当にアーカイブを作って遊ぶことはできます。しかも元ファイルが
小さいこともあってtar+tekやSF16+tekよりも、小さくなります。うむ
う、余興だけで終わるのはちょっともったいないかもしれない・・・。

  なにしろ6KBなので、sarファイルのそばにsartol.exeをそのままの形
でおいておけば、Windowsユーザは誰でも展開できるわけです。Linux向
けには、ソースを置いておけばいいかなあ。

  もっとも、今のsartolはコマンドラインがややこしすぎて、誰でも展
開できるとは言いがたいですが。展開専用のsar.exeを作れば良さそう
です(さらにコンパクトになることだし)。

  それでは。

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    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! osask.jp
Homepage http://osask.jp/

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