[osask 7220] [ 内容:感想等長文 ]  本日 OSASK を知った件 ...

このメールは、以下のOSASK-ML投稿フォームから書き込まれた内容です。
http://koya.marokun.net/osask/form/


お名前: 剛
題名: [内容:感想等 長文] 本日OSASKを知った件

貴重な機会に感謝します。
はじめまして、私は剛と申します。
題名の通り本日OSASKというプロジェクトを知る事が出来ました。
それで早速使わせて頂きました。私自身はコンピューター分野とは
関係しない(=精通しない)者なのですが、OSASKの理念や計画
その両面を心から理解したいと思いました。
この分野における知識や技術力はありませんが、フロッピーディスクに
OS(基幹部分?)が入り、単体で起動できるという提供体制に
とても共感しています。
本当の意味で色々な物理的・プログラム的制約を突破する
発想の転換とその現実化を心から応援したいと思います。

新しいOSの形、それはとてもユニバーサルでクリーン且つOS基幹部分がレガシーサイズ(例えばFD)で提供できる
体制だと思っています。その為OSASKの方向性、可能性にとても共感しています。

思考を現実化させるためには、いずれどのタイミングでも"MAKE"する
ハードルが出てきてその労は計り知れないと思いますが、
これからも是非応援させて頂ければと思っています。

知識や技術力に疎い私ができる事といえば、勝手気ままな傾向に
陥りやすいのが玉に瑕ですが、縛られない自由な発想でアイディアを
発して見る事だと考えています。

新しいOSの規定は、いかに既成概念に縛られずに自由に発想また
発想の転換が出来るかが一番の鍵だと思います。

私のOSの理想を言えば、"川合の「OSASKの開発方針」"で述べられている事と
同調する項目が多々有ります。

"互換性"についてですが、恐らく、意味合いとしては互換性の是非というよりも
膨大な互換調整ファイルの肥大化による容量の圧迫傾向
またシンプル・クリーンなデザインに反する要素あるという事で
互換性について述べているのだろうと理解しました。
それが故の"エミュレーター"なのですよね。

フレキシブルなシェルとエミュレーターを基幹(互換性に依存しない新しいOSの提案)とし、
必要に応じてカーネル相当分を呼び出す仕組みという事でしょうか。(ドキュメントをもっと読みます)
恐らく多くの意見があったであろう"移植性"ですが、
私は川合さんの発想に共感しています。
寧ろ、互換性や移植性を生み出しているのは特定の排他的また
閉鎖的な現行の体系に依存しているからだと思っています。

単純に概念を視覚化すると、デスクトップマシンをあたかもPPCやHPC
等のモバイルマシンのように扱える環境(エミュレートも含め、その起動速度やタスクセーブ)
が提供され、且つ、ワンハード上でのエミュレーションプロセスによるクロス実行環境
が提供される事ということが出来るんじゃないかと思います。
ただ、拡張性や可能性、フレキシブルな側面を加味すれば
上記以上のオープンプラットフォームの動きの主流になるような
潜在的可能性があると思います。

私もその効率化と、基本性能でFDに収まるというのは
屈指の特筆に価するポイントだと思います。
環境状態(どんな石なのかモバイルなのかデスクトップなのか)の
情報をエミュレーションし、環境状態に合わせた
シェル部、カーネル相当部、エミュレーション部の対応ソースを
生成する(例えば、カーネル相当部とエミュレーション部をそのままに
基本シェルを元に発展シェルとして自動生成する)
事ができれば、"OSASK計画"の大分先の状態だとは
思いますが、そうなる事もいずれ視野になるのかなと思ったりします。
実現は容易ではありませんし、FDサイズや1GB未満のCFなどで
提供できるか分からないところですよね。(妄想)

互換性の概念をさらに転換させる事になると思います。
本当にフレキシブルでどんな環境でも
OSASK環境を構築(特定のものは例外)でき、結果的にOSASKの恩恵(エミュレート等)を
享受できる事になり、環境や互換性の支配下ではもはやなくなるでしょうし。

それは将来であり、今まずはOSASK計画の現在出来る範囲の目標が達成されるよう応援します。

大変長文になり取り留めなくて申し訳ありませんでした。
これにて本文を終わりにし送信いたします。


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