ME6000のスペック
- CPU:600MHz(133x4.5)、ビデオ、サウンド、PS/2キーボードx1、PS/2マウスx1、USB2.0x4、LANx1、IEEE1394x2、ATAx2、FDDx1、パラレルポートx1、シリアルポートx2、システムビープスピーカx1、CPU込み。ファンレス。メモリはDDR266タイプx1(最大1GB)。
- ノースブリッジはVIAのVT8623(CLE266)。サウスブリッジは、VIAのVT8235。LANチップは、VIAのVT6103。IEEE1394コントローラは、VIAのVT6307S。
- VT8623はメインメモリからVRAMを確保するタイプで(最大64MB)、VESA-3のサポートあり。最低の16MB割り当てでも、フルカラーモードで1600x1200まで対応。画面モード多彩。
- リンクのところに書いた「EPIA消費電力簡易電卓」によると、CFx2、USBデバイスx4で Play DVD mode(一番負荷が高い)の場合、33Wである。40Wくらいあれば余裕はあるだろう。
- CPUコア温度、ケース温度、電源電圧状態を測定するためのハードウェアも最初から内蔵されており、「MBM5」などのソフトウェアで測定値を簡単にモニタできる。
- ちなみにKは、このM/Bとブック型スリムケースと55WのACアダプタ型電源とスリムCD-ROMドライブとIntelのLANカードのセットで14,000円で落札(ケースとCD-ROMは使ってない)。
- メモリはPC2100-256MBを3,100円で落札。
相性テスト
- フロントアクセス可能なPCカードスロットの増設
- RATOC REX-PCIC1 : BIOSでも認識するし、OSからの利用も可能。今のところどのカードも一発で認識していて一番使いやすい。しかしケーブルが非常にかさばるという難点はある。オークションで5,000円で落札。
- Logitec LPM-CA20FP3 : BIOSでも認識するし、OSからの利用も可能。しかしWin2000SP4ではうまく認識できないPCカードがあった。オークションで4,000円で落札。
- Logitec LPM-CA20FP : BIOSレベルで認識できない(もちろんOSからも認識されない)。
- というかそもそもLPM-CA20FPは相性が出やすい感じだ。うちの2台のAT互換機で試しても、1台はME6000同様に認識しないし、もう一台はBIOSは認識するものの、Winで認識させようとすると、やたらと不安定になる。
- USBデバイス
- Aopen ICR-A2 "Card Reader 2.0" (USB-7in1) : ちゃんと認識するし、ブートデバイスにすることも可能(USB-HDDとして認識)。WindowsからはUSB2.0として認識され、アクセスはかなり速い(USB1.1と比べて)。3.5インチベイ内蔵型。USB2.0/1.1両対応。ヘッダピン配列は自由に変更可能なのでM/Bを選ばない。ちなみにパソQで2,180円で購入。
- ELECOM MR-UCF1SV (USB-CF) : ちゃんと認識するし、ブートデバイスにすることも可能(USB-HDDとして認識)。ちなみに秋葉原のTWOTOPで580円で購入。これはおいしい。
- GREEN HOUSE GH-CRCF (USB-CF) : ちゃんと認識するし、ブートデバイスにすることも可能(USB-HDDとして認識)。
- メーカ不明(台湾製) 3892D417 (USB-CF&SM) : BIOSではドライブとしては認識しない。OSを入れれば認識する。BIOSが認識しないのでブートはできない。
- IODATA USB-FDX1 (USB-FDD) : ちゃんと認識して、ブートデバイスにすることも可能。オークションで3,600円で落札。
- ASIANETWORK PENDULUM PLUS+ (USBメモリ:USB-FDDエミュレート機能あり) : ちゃんと認識して、ブートデバイスにすることも可能。Sofmapで32MB型をかなり前に5,800円で買った。高いなあ。
- Scythe BlueEye (USB-ATA) : ちゃんと認識するし、ブートデバイスにすることも可能(USB-HDDとして認識)。DOSで1,750円で購入(これは2.5インチHDDの厚さ9.5mm以下のみの対応)。
- USBハブをつけると、BIOSはUSBドライブの認識がうまくできなくなるようだ。その場合でもUSBハブを経由しないでつないだデバイスについてはちゃんと動く。・・・失礼、そんなことはなかった。単にUSBのバスパワー不足。ハブに外部電源を付けたら一発で直った。
- でもやっぱりハブをつけるとUSB-CFとUSB-FDDの同時認識ができない。ハブなしだと問題なし。ハブありでおかしいのも、ハブの先にあるデバイスがおかしいとは限らず、常にUSB-CFのほうを見捨てようとする傾向があった。よく分からないが、一応報告しておく。
- BeeMail.jp (USBメモリ) : BIOSではドライブとして認識しない。OSを入れれば認識する。BIOSが認識しないのでブートはできない。
- その他のデバイス
- IRCUBE ICF-01D (IDE-CF) : ちゃんと認識してブートデバイスにすることも可能(当然ATA-HDDとして認識)。かなり前に買った。値段忘れた。
- ICF-01Dはもともとどんな機種とも相性がいい。今のところ相性問題が出た例を知らない。
- RATOC REX-210 (CPU切替器) : きれいに切り替わる。画面はほんのちょっとだけにじんでいる感じがしないでもないが、もともとこの程度の画質だったようなきもするので、不満はまったくない。パソQで4,480円で購入。
- それぞれ違うOSを起動しておいて、切り替えると妙に楽しい(笑)。
そのほか
- 現在Kが使っている電源は、どうやらちょっと根性がないようで、BIOSのPC-Healthの項目では以下のようになっている。
- 12V:11.90V, 5V:4.80V, 3.3V:3.17V, CPU-core:1.17V
- オンボードのLANを安定させるにはこれらが不足してはいけないらしいが、Windowsで実験した限りにおいては、このような電圧でも問題なくネットワークアクセスできている。今のところ不可解な動作は一度も経験していない(LANの調子がいいのはもちろんのこと、音もなるしグラフィックも出る)。
- CF-7989に標準でついてくる電源をつけてみた。150W電源らしい。
- 12V:11.13V, 5V:5.04V, 3.3V:3.31V, CPU-core:1.17V
- 12Vがやたらとおかしいのは、現在12Vラインを使用するデバイスが皆無で、そのためではないかと思う。
こめんと欄
- マザーボードの電圧測定ってあんまり信用できないみかん -- 名無しさん 2004-01-28 (水) 23:20:43
- 確かに信用できないかも。本当はちゃんと5Vや3.3V出ているかもしれないですね。まあそれでも、同じME6000ユーザ同士で電源特性の比較をすることはできるかもしれません(うちの電源のほうが5Vの出力が高そうだ、とか)。・・・M/Bのロットによって精度がまちまちかもしれないですが。 -- K 2004-01-29 (木) 01:08:09
Last-modified: 2009-11-17 (火) 00:00:00 (JST) (319d) by ゲスト