NASMからマクロ機能を省いて最適化能力をupしたアセンブラ「なすく」
- NASKはOSASKと独立したプロジェクトである。
- その後win-coffに対応して、GO[1]計画の一部に吸収された。
- オートマチックでセクションアラインまで決める。
- gas2naskと併用すれば、GO[1]が出力したgasソースもアセンブルできる。
- naskconvと併用すれば、ASKA[2]が出力した386|ASMソースもアセンブルできる。
- nask.exeのサイズは27.0KB (ちなみにNASMは280KB以上)。
『川合の「ぼやき」 2002/06/11号 「NASKのページ(暫定版)」(2002/07/24更新)』より
http://www.imasy.or.jp/~kawai/osask/boyaki15.html[3]
Kタン曰く、or.jpじゃなくて、orgのほうがいいらしいですが…
特徴
- NASM[4]の亜種として開発されたアセンブラ[5]
- 処理系がNASMよりも小さく、ファイルサイズもお手軽
- NASM風の文法を採用
- NASMはフリーのIA-32[6]アセンブラとしては大変有名でドキュメントもたくさんあるので、学習が容易
- NASMコンパチブルを目指しるわけではない
- マクロはサポートしていない
- COFF[7](*.OBJ)やEXEは生成しない …特にCOFFに関して、今はできないだけ…
名前の由来
- 最初のバージョンではプリプロセッサをほとんどサポートしないのでNASMよりも機能的に劣る。そこでNASMの最後の文字のMからアルファベット的に2つ戻ってNASKにしようと決めた
来歴
- 2002年7月末にNASK ver.0.0をリリース
- 2002年4月初め頃に開発をスタート
- 2002年? LightCone氏とのやりとりに刺激をうけて作成時期を早める
その他
- NASKのためのまともなページは存在しない (このページはそれまでの代替である)
- ライセンスは川合堂ライセンス[8]-01というPDSのようなもの