* OSASK-HBのページ -(by [[K]], 2008.03.06) *** (0) これはなに? -OSASK-HBとは、いわば別系統で進化するOSASKのことで、起源を「はりぼてOS」にもつ。HBの名は「Haribote Based」に由来する。ちなみにコードネームはpencil。 -2008年3月いっぱいは様子を見るが、コミュニティからあまりに不評だった場合はプロジェクトを凍結する可能性もあり。 -3月中旬にOSASK-MLに投稿する。 *** (1) 主な特徴 -2008年の4月下旬あたりにver.0.0をリリース予定(KHBIOSのリリースとの兼ね合いで遅れる可能性もあるけど)。 -やはりOSASKの名を冠しさらに[[K]]がリリース権を握る以上は、性能(速さやサイズ)を重視する。 --しかしOSASKほどではなく、機能的に面白いと思えば取り入れる傾向が強い。 --OSASKは486-33MHzくらいをOSの主要機能のターゲットとしているが、OSASK-HBはVIAのC3-533MHzくらいをターゲットにしようと思っている。RiSEのCPUの233MHzくらいでもいいかな。PentiumII換算では300MHzくらいを目標に。 -できるだけアセンブラの使用は避ける。 --アセンブラでがんばるのは元祖OSASKでやるのでこちらではそれを追求しない。ただどんな言語で書いてもいいというわけではなくtolsetの範囲に限定したい(つまりtolsetでサポートできるようになればC以外でもいい)。 --アプリに関しては、tolsetを超えるツールでも全くかまわない。OSとアプリの中間に位置するような外部モジュール(DLLやドライバなど)については -標準APIは「はりぼてOS」や「ぐいぐい ver.0.0」とは別のものを予定。たぶん名前は「ぐいぐい ver.0.1」。 --これはOSASK-HB以外でもサポートする。元祖OSASKや、Windows上で動く環境も用意したい。無改造の「はりぼてOS」でも特別なアプリを使えば「ぐいぐい ver.0.1」を動かせるとか。新リンカも準備する。原理的にはIA-32用のLinuxやBSDなど他の32bit-OS上でも動くようにできる。 --タスクセーブにももちろん対応予定だが、いくつかの例外を除くと、基本的にタスクセーブした環境でしかロードはできない(Windows上で起動しタスクセーブしたアプリは、Windows上か元祖OSASKかOSASK-HB上でしか再開できないなど)。 -「はりぼてOS」の精神を引き継ぎ、OSの機能は行き当たりばったり。リリース後に仕様がごっそり変わるなんてことも多分珍しくない。将来性なんてほとんど考えない。慎重なリリースはOSASKでやる。 -性能の追求がOSASKほどではないので、OS機能のモジュール化を推進。開発効率を重視したせいである(OSASKに比べればの話であって、本当に開発効率重視ならC++化などを進めるべきだとは思うんだけど、そのへんはいい加減)。モジュール化できる機能はどんどんモジュール化。 -もちろんAT版以外も作る -もちろんKHBIOSベース *** (2) 既存プロジェクトとの関係 -新OSASKというとkhabaベースのOSASK ver.5.0計画がありましたが、これはちょっとアイデアが発散しているのであと数年の後に考え直したいです。インテルが超省電力プロセッサを計画し始めてきたことも、まあまだしばらくはIA-32でいいかなと思った原因ではあります(情けない)。ということでOSASK ver.5.0以降もしばらくはIA-32専用です。 -元祖OSASKはどうなるの?・・・もちろん続けますとも!リリース間隔はOSASK-HBが無いときよりは広がるかもしれませんが、まあもともと超長い間隔があいてしまったのでそれはあまり気にしないってことで。僕の理想はやっぱりOSASKにあるのであって、OSASK-HBにあるわけじゃないのです。 -はりぼて友の会との関係が一番悩みました。OSASK-HBは[[K]]が力を入れる以上「はりぼてOS」の正統進化版と誤解される危険があり、他のOS開発にマイナスの影響があるかもしれません(開発者を奪うとか、新しいアイデアを抑制してしまうなど)。でもまあ出版して2年以上経っているわけですし、OSASK-HBのソースを取り入れることでそれらのOSの景気付けにもなるかもしれないので、遠慮しないでやってみようかと思います。 -OSASKと言った場合は元祖OSASKを指します。OSASK計画といった場合は、OSASKとOSASK-HBとその他すべてのサブプロジェクトを含みます。 * こめんと欄 #comment
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