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[OSASK 2175] from OSASK BOARD



このメールは、OSASK伝言板に書き込まれた内容です。
この書き込みに返事を書く場合は、下のURLから書き込みを行なって下さい。


http://www.imasy.or.jp/~mone/osask/index.cgi?REFER=3ba5a3bf_dd93

From: 川合秀実
Message-ID: 3ba5a3bf_dd93
Date: 2001/09/17 16:18
Subject: Re: pdf(600kbyte?)

[OSASK 2170]へのレスです

>これは中間コードの変換実行を前提とするアーキテクチャが
>エミュレーション対象に仮想マシンを含めて考えれば
> 各種マシンのエミュレーションをサポートしようとする
>OSASK と実装上の方向性として大きな違いがあるわけではないことを示しています。

 うーん、ちょっと拡大解釈のような気がします。

 この手の解釈が許されるなら、Java-OSはOSASKとあまり違わないことになりま
す。・・・まあ、でも、確かに違いはないかもしれません。

 結局、今や仮想マシンとかエミュレーションなどという技術そのものはありふ
れたものなんでしょう。OSASKが他と際立って違うのは、それをOSの重要な機能
として強く前面に打ち出していることです。

>勘違いかもしれませんが、AS/400の「単一レベル記憶」は

 見てみました。これは典型的なmemory mapped fileで、珍しい技術ではありま
せん。"OSASKのファイルシステム"に書いたとおり、OSASKでもmemory mapped fi
leを採用しています。ですからこの点が同じというのは正しい指摘です。これは
既に完成された技術で、特にAS/400から学ぶことはなさそうです。

 OSASKが奇抜なのは、このmemory mapped fileと仮想記憶を統合し、スワップ
ファイルという概念を不要にしてしまったことです。これをなくして、メモリレ
スアーキテクチャーは語れません。

(ファイル転送)
>システムでサポートしないと性能がでないということもありますし、
>一貫性の面から見てもネットワーク扱いにしたほうがいいというのは理解できます。

 ご理解いただけて幸いです。

>ただ、これから、ハードディスクサポートを進めるとき、
>性能が良くなくても、多少使い勝手が悪くても
>OSASKを起動したままで使える単機能ツールとして
>ファイル転送があったほうが
>長期的にはネットワークの方に移すにしても
>中期的に楽になるのではないか?と考えたのです。

 要するに、システムでのサポートが可能になるまでの「つなぎ」ということで
すね。そういうことでしたら、賛成です。

 ただ、賛成するにしても今は他のことで手がいっぱいで、いつ頃着手できるの
かは分かりません。すみません。