こんにちは、川合です。 I.Tak. さんは 2002/11/05 17:22:26 の「[OSASK 5298] Re: OSASK ver. 3.0.」で書きました: > それに関して、ブートセクタのプログラムにEXEリロケーション機能を >持たせればパッケージが簡単に減るのではないか……と考えています >(ドキュメントもますます増えていますし(^^;)。 > ブートセクタをなんとか書き換えさえすれば、osask.exeなどを順番に >コピーするだけでインストールが完了してしまいます。これはバッチ >ファイルにしてもイメージ書き込みと大差ない処理でしょう。しかも、 >DOS起動でもそのパッケージは使えるわけですよ(exe形式ですから)。 なるほど。 でもディスクイメージ一個っていう方が簡単じゃないかなあ。DOSの ファイル形式をサポートしていない環境からでもインストールできるわ けで・・・。そういう人ってほとんどいないのかな? > ヘッダはどうせ手書きで書いてあるんですからぎりぎりまで削れますし、 >そんなに大きさが増えるわけじゃありません。ブートセクタが狭いなら、 >OSASK自身がCSを読んで自分をリロケートする手もあります。 > > ディスクイメージ版にどういうニーズがあるか私は知りませんが、 >これでDOS経由版とイメージ版が統合できないものでしょうか。 問題はEXEリロケーションではなく、FATをたどることかもしれません 。512バイトで書けそうですか?AT版でBIOSを使えば、ディスクアクセ スは100バイト程度で済みそうです。 僕はディスクイメージが好きなのは、3秒起動が保証できるというこ ともあります。つまり、今のOSASKはシークが少なくなるように書き込 まれているということです、これがFATをたどるようになったり、ディ スクの後ろの方から探したりするようになったら、直接起動なのに遅い とか言われて、早くするにはいったん初期化して一番最初にOSASK.EXE を入れてください、ということになって、ついには、面倒だからディス クイメージにしろよ、最初の数トラックだけでもいいから、なんてこと にならないかなあ・・・と危惧しています。 まあ、単にパッケージ数を減らすだけなら、いっそのこと、OSASK30. EXEやOSASKBS1.BINなどをイメージ版の方につけちゃえばいいんですが ・・・。 パッケージを分けているのは主に初心者が情報過剰になって混乱しな いようにするためで、これは、osat30iの中にosat30rのディレクトリを 用意すればいいんですが、ドキュメントは統合できないし(統合したら 混乱します・・・でもosat30r側ではosat30iを持っていることが期待で きるので。説明を簡略化することはできますね)、結局リリースの手間 はあまり変わりません。これならむしろほとんどの人が不要なosat30r を別にしてダウンロードタイムを節約する方がいいのではないかと・・ ・。 なんというか、イメージ版とEXE版を作るのが面倒というよりは、複 数の機種に応じる方が面倒なのです。似たような作業を繰り返すのが、 特に。それでTOWNS版やNEC98版はディストリビューションの一種として 存在してもいいかなあと思ったんですが・・・。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! imasy.org Homepage http://www.imasy.org/~kawai/