こんにちは、川合です。
Hidemi KAWAI は 2003/03/20 13:02:11 の「[OSASK 5838] teditc2a.」
で書きました:
> とりあえず、今のところはANK入力固定になっていますが、その範囲
>でおかしな動作がないかチェックしてもらえると助かります。
このルーチンを作っているうちに、ほんのわずかなコードの追加でT-
codeの入力と混ぜ書き変換サポートや、ローマ字ではないかな入力もサ
ポートできそうな気がしてきました(ほんのわずかな変更というのは、
ローマ字入力ルーチンに少し変更を加えるだけでサポートできる、とい
う意味です)。
ということで、親指シフト入力以外はサポートします。親指シフトは
同時打鍵監視のための時間管理ルーチンを作ればいいんですよね・・・
うーん、ついでですし、これもやりますか。これをやれば、I.Tak.さん
の支持も得られて、よりいっそう使ってもらえそうですし。
親指シフトサポートにしたらキーを押してから文字が出るまでにちょ
っと間ができていやかなと思ったんですが、間を空けずに処理する方法
を思い付いたのでそれでやってみることにします(つまり、入力後のあ
る時間内に親指シフト入力を検出したら、文字を訂正させるというわけ
です)。
それで、親指シフトやT-codeを使える方にお願いです。キーテーブル
を作ってください。AT版だけではなく、TOWNS用やNEC98版などもあれば
なおいっそう助かります。TOWNS用では、親指シフトキーボードとJISキ
ーボードで違いが出るかもしれません。その場合は、両方作ってもらえ
ば助かります。
このキーテーブルの作り方は次の通りです。まずは親指の例です。
1 1
<1 ?
! !
2 2
<2 /
\"
・・・この意味するところは、普通に「1」を押したら「1」が、親指
左とともに「1」を押したら「?」が入力されるということを意味しま
す。なお、右シフトは「>」です。どちらのシフトも前に書いておいて
ください(つまり、「1<」はだめ)。また、
'/', '\', '"', '@', '[', '<', '>'
は特別な意味を持つので、\でエスケープしておいてください。
次にT-codeです。T-codeではたとえばこんな感じになります。
,r 川
mc 合
wi 秀
;y 実
・・・これは特に説明の必要はないでしょう。
ええと、入力側の半角アルファベットは大文字小文字を区別しません
ので、好きなほうでキーテーブルを作ってください。入力できない組み
合わせについては書かなければOKです。全角アルファベットや記号など
の入力については、そういうモードがありますので、書かなくてもいい
です。
ここから先は、キーテーブルとは直接関係なく、ローマ字入力につい
てです。teditc02で予定しているローマ字入力では、「ん」は必ず、nn
です。「konbanha」は「こんばんは」にはなりません。「konnbannha」
と入力することになります。まあもちろん普通にnが一個でもちゃんと
入力できるようにはできるんですが、面倒なので。これじゃあこまるー
という人はいますか?・・・もしいたら、まあ、自分で直しましょう。
キーテーブルについてですが、これはキーバインドテーブルというほ
どのものではなく、したがってShiftやBackSpaceやCtrlの位置を変える
気はさらさらありません。そういう機能は期待しないでください。そう
いうのはpokonのキーバインドを変えることで対処してください。つま
り、TOEほどのカスタマイズ能力があるわけではありません。
何か不明な点があれば、質問してください。
それでは。
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川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/