こんばんは、川合です。どうもうまく伝言板にレスできないのでこち らで。また故障なのかな? mone !Atmark! imasy.org さんは 2003/06/20 21:36:42 の「[OSASK 6280] BOARD : 減色の対称性 Re: john2.4」で書きました: (減色の対称性) > ちょっと聞き捨てならないので(^^; > 試しに0x000000から0x005555までのグラデーションを作って >減色してみてください (test043aの左上86x86の部分に着目して >もいいけどわかり難いので)。 >従来の川合さんのでは、高速版・高精度版ともに中心より右下に >境界が入ります。しかし、私のではほぼ真中に境界線が入ります。 >パレットは 00 55 aa ff ですから、対称性のあるルーチンで >減色すれば、00と55の真中に境界が入るはずです。 > >対称性があるというのは、各色の守備*半径*が等しいということ >であって, 各色の守備*面積*が等しいということではないはず >です。 ええと、ご指摘はそのとおりであります。でも、ちょっと僕の説明を 聞いてください。 僕も最初は全く同じことを考えました。そしてそういう実装もやって みました。しかしその結果は気に入りませんでした。それであえて守備 面積を同じにしたバージョンを作ってみました。そしたら僕にはとても 満足のいく結果でした。それで今のような方法になっています。 I.Tak.さんの考える減色方法は、パレットの00,55,aa,ffという数値 に基づいていますが、僕は適当に4つの濃度が作れればなんでもいいと 思っています。実は40、80、c0というのを最初は使っていたのですが、 全体的に暗かった(当たり前ですが)のでやめました。 それと僕の言う対称性というのは、このことだけではなく、暗い色を 積極的に使ってくれていることも含みます。もちろん原理的にはその方 が色の階調が多くていいことなのですが、どうも結果が非対称で僕の好 みには沿いません。 非対称っていうのは失礼な言い方だと思うんですが、許してください 。他にいい言い方がわからなかったので。とにかく、I.Tak.さんの方法 は色再現性という意味ではベストなのです。しかし僕としてはいろいろ 試した中で、単純なあの方法が好きなのです。ということで、申し訳な いのですが、本家OSASKでは対称性の高いやりかたでやらせてください 。対称性が高いというとまた気になさると思うので、「単純な方法」と いうことにしますね。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! imasy.org Homepage http://www.imasy.org/~kawai/