[osask 6733] Re: Jenny2.

 こんにちは、I.Tak.です。

From: "KOYANAGI, Masaaki" <Koyanagi.Masaaki !Atmark! nifty.com>
Subject: [osask 6731] Re: Jenny2.
Date: Wed, 03 Dec 2003 00:33:33 +0900

> でも、最初に使用する数値を、0と 1 から、0.1 と 0.9 に変えれば、
> 0   <= x < 0.2 のとき x = 0.1
> 0.2 <= x < 0.4 のとき x = 0.3
> 0.4 <= x < 0.6 のとき x = 0.5
> 0.6 <= x < 0.8 のとき x = 0.7
> 0.8 <= x <=1   のとき x = 0.9
> 
> 川合さんの方法で最大誤差は 0.1 になり、I.Tak さんの方法より誤差が小さく
> なります。

 出力幅が0.8倍になっていますから、相対誤差は 0.1 / 0.8 = 0.125
であり、これは私の方法と変わりません。RGBでの出力幅を小さくした、
つまりコントラストを下げたことで、四捨五入する前の直線の係数が私の
方法と同じになったからです。

> つまり、川合さんの減色方法そのものに問題はないと思います。パレットを
> 正しく選択すれば。

 パレットの選択はある程度ユーザに任せるべきであって、減色ルーチンは
線形な反応を示せばよい、というのが川合さんの方針です。そして川合さんの
ルーチンは線形に反応していないというのが私の主張です。

 なお、私は直線性という言葉を、(入力最小値, 出力最小値) と
(入力最大値, 出力最大値) を結ぶ直線に近い反応を示すということだと
理解しています。また、その直線が 入力値 = 出力値 = 0 を通るとき、
直線性は線形性であると理解しています。ただし川合さんの方針により、
出力というのはパレットのインデックス値のことです。

I.Tak. <g240845 !Atmark! mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>
http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~g240845/



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