こんばんは、川合です。 imgtolをバージョンアップしました。それで、USB対応ブートセクタ もバージョンアップしました。ついでに、Mona用のブートセクタも余興 で作ってみました。 まず、imgtolからです。 http://osask.ne.nu/imgtol0d.lzh (12.9KB) imgtolをいじっているうちに、pcctolがなくてもimgtolだけでいろい ろできるようになりました。 ・SF16フォーマット ・SF16ドライブイメージのリリース用整形 ・SF16フォーマットで書かれたOSイメージのインストール やり方は、ドキュメントを読んでください。 で、SF16フォーマットについてですが、今まで僕は一貫して「Win95 ではFDをSF16フォーマットしても認識できない」と説明してきましたが いやいや、認識させる方法がありました。imgtolで書き込みおわったら 一度ディスクを抜いて、また入れてやればいいんです。・・・そうする と、フォーマットの認識をやり直すらしく、うまく認識してくれました 。 まあそれでも、FDをSF16でフォーマットすると空き容量が減るので、 いまいちではありますが。CFを持っていない人で、CF版イメージを実機 で試したいのだー!とかいう人は、CF版SF16イメージをFDに入れて遊ぶ こともできる、というわけです。 またWin95のlock/unlockコマンドと併用すれば、pcctolなしでも(= 純粋なDOSにしなくても)、CFやHDDに書き込めました。この辺のやり方 もドキュメントを参照してください。 次に、osaskusbの新バージョンについてです。 http://hideyosi.zive.net/~k/osausb0c.lzh (773KB) この中には3つのイメージがあります。 ・osaskcf0.bin imgtolで書き込むためのイメージ。SF16_40フォーマット。 ・osaskcf0.eii pcctolで書き込むためのイメージ。SF16_40フォーマット。MBRがめ ちゃくちゃだったりするCFを持っている人は、一度これを書き込まな いとブートできません。一度書いておけば、後はいつもimgtolだけで OKです(もとからちゃんとMBRが書いてあるメディアなら、pcctolは 一回も使わなくてOK)。 このイメージはそのままHDDイメージとしてBochsで使うこともでき ます。 ・osaskusb.bin imgtolで書き込むためのイメージ。FAT12フォーマット。 3つとも、OSASKFDI.SYS型です。 最後におまけです。 Monaはカーネルイメージの読み込みにBIOSを使っているので、USB-FD DからのブートをサポートしているBIOSなら、あっさりブートするだろ うと思い込んでいたのですが、意外にもうちのEPIA-ME6000(通称がち ゃぴんベータ)ではうまくいきませんでした。 ということで、ちょちょっとブートセクタを書き直してみました。 http://osask.ne.nu/bs0mona.lzh (61.5KB) これは今公開されているver.0.1.1ベースです。これも2つのイメージを 用意しました。 ・mona.img FAT12フォーマット。imgtolやそのほかのディスクイメージツール でFDに書き込めば、本家の0.1.1と同じ動作になると思います。そし てこのディスクをUSB-FDDでブートすれば、とりあえず途中までは動 きます(そこから先はMonaが自前のドライバでFDアクセスするとこ ろなので、うまくいきません)。 ・monacf0.bin SF16フォーマット。imgtolで、CFなりHDDなりFDなり、何でも好き なデバイスに書いてください。これもちゃんと途中まではブートし ます。SF16なので、FD以外の(=1440KB以外の)ドライブに書けるわ けです。 KHBIOSができたら、BIOSがUSB-FDDやUSB-CFブートに対応してなくて もブートできるようになるので、その時はまたパッチを当ててみたいと 思っています。 ひげぽんさんが喜んでくれたらいいなあ。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! imasy.org Homepage http://www.imasy.org/~kawai/