こんにちは、川合です。 聖人 さんは 2004/10/03 00:14:59 の「[osask 7062] 出水ゴシックβ3 (JIS2004) OSASK移植版+自作半角フォント」で書きました: >フォントファイルをこれに変更する事によってJIS2004対応になると思われますので、 >フォントを変更して、ドキュメントなどでJIS2004対応を明記するべきだと思うのですが、 >如何でしょうか。 はい、是非そうします。 今回は追加フォントが出水ゴシックにすらなっていない状況ですが、 これには理由がありまして、すべてはbim2bin4p待ちなのです。 --- というのは、bim2bin4pができるとtek5とstk5のフォーマットを区別 できるようになり、tek5はstk5よりも圧縮率がさらによくなります。ま たこれができた後は、もう当分の間tek周りの大規模な拡張はありませ ん。 そうであれば、僕としては追加パッケージやアプリケーションやデー タ類をすべてtek5で作り直したいと考えています。で、今stk5でリリー スしてしまうと、またtek5でやり直すことになって二度手間なので、そ れで後回しにしたわけです。 bim2bin4pができてしまえば、GOやosaskgoも今まで溜まった問題個所 を全部更新してリリースしますし(osaskgoにbim2binが含まれるので今 までリリースを先送りしてきた)、sartolのtek5デコード対応、edimg のtek5対応や日付属性対応、wceのバグとり、introaの最新版 (=osa_dir3:tek5やsar対応)、tolset8など、ありとあらゆる更新を 予定しています。 それでそういうツケを払い終わった後で、いよいよKHBIOSへ行くわけ です。 bim2bin4pは、tek5のシングルブロックのみ対応で、その後bim2bin4q でbim2bin4シリーズは機能的には完結です(でかくなりすぎたソースを 整理するとかはありえますが、圧縮フォーマットはいじりません)。 bim2bin4qは、tek5のマルチブロック対応版です(マルチブロック機能 は今すぐには必要にならないので、後回しです)。 bim2bin4pの圧縮コアは既に完成していて、あとはデコードルーチン を書いてデコードテストをやってみるだけになっています。もしデコー ドテストがすんなりと成功したら、リリースは1週間前後でできると思 います(tek5はstk5とよく似たアルゴリズムなので、多分うまくいくだ ろうと思っているのですが)。 その後は数日に1つくらいのペースで、今までのパッケージの最新版 をリリースしていきます。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! osask.jp Homepage http://osask.jp/