こんばんは、川合です。 FORM-Akkie さんは 2004/10/12 00:35:36 の「[osask 7076] te_conv0 を使うのでしょうか?」で書きました: >私は超絶技巧入力という入力方式(TコードやGコードのような漢字直 >接入力)を使っている者ですが、テーブルソースとかテーブルファイル >とかいうのはどのように作ればよいのか、簡単に教えていただけると有難いのですが。 >つまり、te_gcod0.bin はどのように作ったのか教えていただければ、ということです。 >この入力法しかほとんどできないのです。 >作り方を教えていただければ、何とか作ってみたいと思っています。 >よろしくお願いします。 大変すばらしいです。何がすばらしいって、まず漢字直接入力ができ る人であることがすばらしくて、その上、超絶技巧入力用のキーテーブ ルファイルを作ってくださるとおっしゃるからです。ああもちろん、 OSASKに興味を持っていただいたこともすばらしいです。 ということで、喜んで説明させていただきます。 te_gcod0.binをお持ちであるということは、おそらくte_gcod0.txtも お持ちであろうと思います。これがソースファイルでして、この te_gcod0.txtをte_conv0.binで「コンパイル」したものが、 te_gcod0.binなのです。 とりあえず、OSASK上でもWindows上でも構いませんので、 te_gcod0.txtを開いてみてください。最初の15行くらいはなにやら意味 のよく分からない設定が書いてあると思いますが、それはとりあえずい じらないでそのままにしてください。それで、 1q 歴 1w 載 というのをみれば、つまりどういうことか想像がつくのではないかと思 います(分からなければまた聞いてください)。僕の記憶に間違いが無 ければ、3ストロークも問題なく登録できます。 (例) ffj 避 書き込む順序は決まっていませんが、重複はいけません。たまに空行 を入れることは許されます(入れなくてもいいです)。あとはte_gcod0 やte_tcod0をみようみまねで作ってみてください。 それでソースができたら、OSASKのディスクにそのソースと te_conv0.binをコピーして、OSASKを起動し、te_conv0.binを実行して ください。しばらく待てばコンパイルが終了して、te_gcod0.binが生成 されます。エラー無く生成されたら、pokonでDeleteキーを押してディ スクに書き込ませてしまえば、出来上がりです。 te_conv0を実行するときは、テキストエディタを全て終了させてから にしてください。1つでも開いていると、コンパイル結果の出力に失敗 してしまいます(te_gcod0.binはエディタでも参照しているため、アク セス競合になってしまうのです)。 以上、説明はte_gcod0.txtを書き換える方向で説明いたしましたが、 とにかくソースができてしまえば、T-codeと入れ替えることも、親指シ フトと入れ替えることも、その他と入れ替えることも、あとから簡単に できますので、それは興味がありましたらまた質問してください。 また出来上がったソースを公開していただければ、是非「超絶技巧入 力」用の設定ソースとして、追加パッケージに含めたいです(もちろん お許しいただけるなら、ですが)。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! osask.jp Homepage http://osask.jp/