こんばんは、川合です。
Hidemi KAWAI は 2004/11/05 21:49:43 の「[osask 7101] bim2bin4r.
」で書きました:
> という予定だったのですが、bim2bin4qのリリース直後にバグ報告が
>あり、bim2binをバージョンアップすることにしました。
といっていたのに、またバグ発見です。みなさんもいいかげんにbim2
binだのtek5だのという話題は飽き飽きしていて、さっさとOSASKに組み
込んで前進してほしいと思っていることでしょう。・・・というか、僕
自身がそう思っています。
しかしバグが見つかった以上、直さないわけにはいきませんし、バグ
が直らないとOSASKに組み込む気にもなれないので、申し訳ありません
が辛抱してください。
http://k.hideyosi.com/bim2bin4s.lzh (204KB)
今回のバグはかなり致命的なバグで、一部の圧縮対象に対して、不正
な圧縮データを生成してしまう、というものです。tek5のz1とz2でしか
おきません。もし、既にtek5を使い始めている方がおられましたら、一
度圧縮ファイルを作り直したほうがよろしかろうと思います。それくら
い致命的なバグです。
なお、多くのケースではこの不正な圧縮データは生成されていないと
思います(不幸中の幸い)。不正でなければ、作り直す必要はありませ
ん。不正かどうかは、このバージョンのbim2binで-restoreしてみれば
分かります。警告が表示されなければ、正常な圧縮データであるという
ことです。
テストの例: bim2bin -restore in:test.sar out:nul
仮に不正な圧縮データであっても、bim2binはできうる限りの修復を
試みます。したがって警告文がでても、-restoreは最後まで実行され、
それなりのデータにはなります。でも、それが圧縮前のものと同一であ
るかどうかは分かりません。
もちろん、このバージョンで-osacmpすれば、不正な圧縮データが生
成されることはありません。
付属の展開ライブラリでは、不正な圧縮データは展開できず、非サポ
ートフォーマットエラーになります。OSASKでも不正なデータについて
はサポートしない予定です。
明日はsartol0iのリリースを予定しています。
それでは。
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川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! osask.jp
Homepage http://osask.jp/