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OSASK-HB​/0001 のバックアップソース(No.7) :: OSASK計画

osaskwiki:OSASK-HB/0001 のバックアップソース(No.7)

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* [[OSASK-HB]]のつづき
-(by [[K]], 2008.03.22)
-親ページ:[[OSASK-HB]]
*** (4) 全体的な方針
-仕様が頻繁に変わるので(特に最初のころは)、OSASK-HB向けのアプリやドライバを書くのはむなしいかもしれない。しかしこればっかりはOSASK-HBであるかぎりどうしようもない。だから、過去のバージョンをずっと使い続けるとか、あえて過去のバージョン向けに開発するとか、そういうスタンスを[[K]]以外の人がとっても批判されるべきではない。
-過去のバージョンは機能拡張されないので、何か機能拡張したいときは勝手にフォークしてほしい(そのときは名前を変えるのを忘れずに)。
-バージョン番号は0.01単位ずつ単純増加。リリース間隔は不定期。

*** (5) 10リリースくらいまでの目標
-最初は「はりぼてOS」の30日目の状態に[[hrb:advance]]の機能のいくつかを加えただけの状態。osselectとstartupとsmaller2とFPUとドライバかなあ。これがver.0.00になると思う。
-次にAPI関係を建て増しする。建て増しがある程度終わったら「はりぼてOS」由来のAPIは削除してしまう。気が向いたら単に削除するのではなく外部モジュールにする。面倒な気がしたらやらない。なんといっても「はりぼてOS」のAPIは仮想化の思想がほとんど反映されていないので、OSASK系OSとしては許しがたいものがある。
-APIの骨格ができたら実行ファイルフォーマットも見直す。アプリ用のリンカも作り直すことになる。
-実行ファイルフォーマットがうまくできたら(もちろん完全になんかならない、OSASK-HBでは何もかも適当というか、ほどほどだ)、それに似た形式のデバイスドライバ仕様を決める。
-デバイスドライバ仕様ができたら、OSASK-HBのOS本体から機能を削る。どんどん削る。そして削ったものをドライバとして実装する。最終的にはOSASK-HBはドライバやアプリをつなぎ合わせる機能しか持たないような、単なるリンカでありたい。

*** (6) 2008.05.01時点での短期開発予想
-OSASK-HB本体のリリースは、abcdw000~abcd002までをリリースしたので5月に延期(ってもう5月だけど)。ver.0.00で.g01ファイルの実行に対応したい。
-5月中にabcdl002に挑戦したい。これはLinux版のefg01。
-だからこれらが順調に行けば、.g01はWindows、Linux、OSASK-HBの3つのOSで動作することになる。・・・まあ、helloとechoとcalcくらいしかアプリやAPIがないんだけど。
-6月は5月の予定の遅れのための予備と、北海道OSCの準備でおしまい。
*** (7) 2008.05.06時点での短期・中期開発予想
-pencil000(OSASK-HB)はもうすぐリリースできる。予定になかったMonaOS版もできた。旧OSASK版も作ることにした。というのは、OSASK-HBはAT版しかない状態がしばらく解消できないため、その間TOWNSやPC-98では「ぐいぐい01」アプリが利用できないのは良くないと思うから(WindowsかLinuxを入れろというのはちょっと酷過ぎる)。
-Linux版、旧OSASK版をいつごろリリースできるかはまだ分からない。
-現在APIが使い物にならないくらい少ないくせに対応環境ばかり増やしている。これはAPIが少ないうちに(=移植が楽なうちに)移植しておいて、以降は差分を適用する感じで楽にやっていこうという作戦である。
-対応環境を増やし終わったら、APIを増やすよりまずリンカをまともにしたい。リンカがもう少しまともになればAPIを増やしていく気になれる。現状ではテストアプリを作るだけで重労働なので、API実装の効率が悪すぎる。
-現在の超ハイペースなリリースがそう長く続くとは思えない。開発以外の実生活に重大な問題を起こして(体調崩して寝込んで、雑務に追われて開発不能になるとか)、数ヶ月の停滞くらいはありそうな気がする。
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-[Q]「ぐいぐい01」向けのintroシリーズを作る予定は?
--[A]ある。ただ初心者も中級者も上級者も、今のリンカでは「やってられん!」と投げ出したくなること請け合いなので、リンカがまともになるまではintroを書くことはないだろう。
-[Q]OSASK-HBの超モジュール化とかはいつごろから?
--[A]今は「ぐいぐい01」の整備を優先するべきだと考えているのでちょっと後回しになると思う。超モジュール化はOS開発としては十分に面白いが、[[K]]自身の実生活により役立つのは「ぐいぐい01」のほうである(WindowsでもLinuxでもOSASKでも同じアプリが使えるようになるため・・・註:OSASKはTOWNSとLibretto50で使っている、というかこれらの機種で他のOSを使うとストレスを強く感じる)。「ぐいぐい01」で似たようなアプリの管理や再開発や移植から自分自身を解放し、それ以降の開発時間をより多く捻出したい。
-[Q]OSASK-ML上のリリースはよく行っているが、いわゆる一般公開はもうないのか?
--[A]そんなことはない。従来どおり一般公開もしたいと思っている。ただ、現状は作れるアプリがあまりにも貧弱なので(APIが少なすぎる)、急いで一般公開するほどには値しないだろうと思っているだけである。

* こめんと欄
- mona用のefg01も近日中にできそうです(Gakuさん、higeponさん、いろいろとありがとうございました)。 -- [[K]] &new{2008-05-05 (月) 03:50:37};

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