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[OSASK 1138] Re: alekto2.
こんにちは、川合です。
橋 さんは 2000/09/08 23:48:57 の「[OSASK 1137] Re: alekto2.」で
書きました:
>川合> さて、この直接起動ディスクは、まだ十分な起動能力がありません。
>川合>というのは、フォントファイルがないからです。ということで、ANK16.
>川合>FNTをコピーしてやってください(普通にできます)。これで、起動は
>川合>できます。でも、これだけじゃさみしいですから、適当なアプリもコピ
>川合>ーしておいてください。・・・この順序を逆にして、アプリをコピーし
>川合>てからANK16.FNTをコピーすることもできますが、そうすると起動時間
>川合>がほんのちょっとだけ遅くなります。
>「ほんのちょっとだけ」ってのはよくわからない程度でしたが・・・
うーんとね、アプリを一杯詰め込んでANK16.FNTがずっと後ろの方に
あると、分かるようになるはず。
>川合> きっと今までよりも起動時間は短くなったことでしょう。
>なってた。ディスクアクセスが1/3から1/5くらいになった。
>川合> 1台のマシンでアプリのデバッグをするとき、このディスクで起動す
>川合>ればデバッグが少しは楽になるかもしれません。ただ、起動ディスクを
>川合>作るのは面倒なので、カーネルのテストは今まで通り方が楽でしょう。
>ファイルのコピーさえ何とかなれば・・・
>#BINファイルを他に置けるようになれば楽なんだろうけどね。
そんなに面倒かねえ。アプリはけっこうらくちんだと思うよ。
コンパイルしてフロッピーに「USER.BIN」という名前でコピーするバ
ッチファイルを作っておけばそんなに面倒じゃないと思うよ。
1.まず直接起動ディスクを作って、パソコンのそばに置いておく。
2.普通にHDからWindowsを起動。
3.ソースをいじって、直接起動ディスクをAドライブにセットして、
上記のバッチファイルを実行。
4.バッチファイルの実行が終了したら、Windowsを終了して再起動を
かける。ディスクは入れっぱなし。
5.そうすると今度はFDからブートして自動的に「USER.BIN」が選択さ
れた状態になっている。
6.これを「Enter」で実行。いろいろいじってみる。例外などが発生
したら必要なところをメモする。
7.ディスクを取り出し、「Ctrl + Alt + Delete」で再起動。
8.2に戻る。
BINファイルを他のディスクに入れておくことは、もちろんできます
。そのディスクには、DOSのシステムもOSASKのカーネルもいりません(
あってもいいけど)。必要なのはANK16.FNTとBINファイルだけ。OSASK
が起動したら(直接起動でもDOS経由の起動でも可)、アプリを選択し
ないでディスクを入れ替える。そして、「Ctrl + Alt + Insert」!
カーネルのテストに関しては、再フォーマットせずにリプレースする
方法を検討中です(最初に1度は専用フォーマットをかけなければなら
ないが)。これを使えば、ファイルはすべて残ります。
それでは。
--
川合 秀実(KAWAI Hidemi)
川合堂社長 / OSASK計画総指揮 / カーネル開発班
E-mail:kawai !Atmark! imasy.or.jp
Homepage http://www.imasy.or.jp/~kawai/