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[OSASK 1760] Re: devers1, lisbon1.
小柳です。
devers1, lisbon1 を試しました。
Hidemi KAWAI wrote:
>
> こんにちは、川合です。
>
> devers1とlisbon1ができました。例によって、主な変更点を列挙しま
> す。
>
> ・32bitメモリが認識できなかったバグを修正。
> ・前回入れ忘れた"hlftstc0"を入れた。
確認しました。
> 「えせ」仮想記憶というのは、しょせんは仮想記憶もどきで、本当の
> 仮想記憶ではないからこそ「えせ」なのですが、どういう仕様なのかを
> 説明します。
>
> 現在、OSASKはハードディスクへのアクセスをサポートしていません
> 。ですから仮想記憶機構ができても、ページをハードディスクへ書き込
> んだり読み込んだりはできません。そこで、書き込み遅延最低時間を無
> 限大に設定し、メモリがあふれるまで実メディア(ハードディスク)へ
> の書き戻しをしないように設定しました。・・・これが、「えせ」のゆ
> えんです。
なるほど、納得です。
> 何を言っているのかよく分からないでしょうから、実例を挙げましょ
> う。アーカイブ内の"bigstkc"を実行してみてください。この実行バイ
> ナリーはスタックサイズに1000KBを指定してあるので、従来のバージョ
> ンのOSASKでは1MB近くメモリを消費します。しかしdevers1などで実行
> すれば、たったの20KBしか使いません。・・・"bigstkc"内ではmalloc
lisbon0 と lisbon1 で違いを確認できました。
ソースが公開されたら、メモリ設定を 4MBにしたVMware上で試してみたいと
思います。
> のような場合もいいわけです。この場合、間の要素へのアクセスは一つ
> もありませんから、その分のメモリは割り当てられません。static変数
> や外部変数は、アプリ起動時に必ず初期値(たいてい0)を書き込まれ
> ますので、確保した分だけメモリを食います。
このメモリの増減の単位は 4KBずつということでしょうか。
> 以上の点は、へっぽこコンソールでmemoryコマンドを実行してみれば
> すぐに確認できます。
へっぽこコンソールの追加機能も試しました。
cls
color <番号>
は予想した通りの結果になりました。
setdefaultIL
は確認していないのですが、多分 OSASKBS* の選択に使うのだと思います。
lisbon1 を試していて、ディスク障害のせいか異常な状態が起こること
がありました。
・bigstkc を起動してもウインドウが現れず、tasklist を実行するとtaskID
が 0と表示される。
--
小柳 雅明(Koyanagi.Masaaki !Atmark! nifty.ne.jp)
「人の足を止めるのは"絶望"ではなく"諦観"
人の足を進めるのは"希望"ではなく"意志"」
-- ARMS