このメールは、OSASK伝言板に書き込まれた内容です。 この書き込みに返事を書く場合は、下のURLから書き込みを行なって下さい http://www.imasy.org/~mone/osask/index.cgi?REFER=3d317961_4c53 2002/07/14 22:15 genya_tasaka ”エミュレータOSの本質は、互換性の維持をエミュレータに任せて、OS本体を理 想的になるまで高効率化することです。” ↑のようにエミュレータOSを定義するのであれば、ますますOSASKが理解できなく なってきました。極めて普通のOSとしか思えませんので。理由は以下に書きます。 > Windowsは理想的になるまで高効率化しているといえるでしょうか?もしあれ > が限界値だとしたら、なぜ性能でOSASKに負けそうなんでしょうか?・・・エミ > ュレータOSでは性能が悪いことを「互換性の維持のためなので仕方がない」とは > 言えません。一方これはWindowsの典型的な言い訳のように思えるのですが、い > かがでしょうか?それでも、WindowsがエミュレータOSになるなんておっしゃい > ますか? むろんWindowsも高効率を求めて開発がつづけられているでしょうね。 これはOSASKでも同じではないでしょうか。高効率化を目指さないOS設計者は いないと思いますよ。ただ、どういうケースで”高効率”なのかの定義が違う だけではないでしょうか、WindowsとOSASKでは。 簡単な話、Windowsはマルチプロセッサやクラスタなど、並列度を上げることで 高効率化を目指しています。OSASKでは、Windowsのような高効率化を目指して いるのでしょうか?私にはわかりませんが、川合さんとしてはこれらの並列度 を上げる努力は”高効率化”ではないのでしょうか? また”エミュレーション”は概念であってその実装はさまざまです。Windowsが過 去との互換性をライブラリなどの形で実現しているのだと思いますが、それはある 意味エミュレータですよね。 では、Windows、Linuxなど汎用OSはエミュレータOSの定義に当てはまるのでは ないのでしょうか。