こんにちは、川合です。
なんか自分でもよく分からないくらい快調に開発が進んでいます。be
lle2aができてしまいました。ベータリリースしてあります。
・ATI Radeon 7500 Mobility の32bitモードに対応(したと思います)
・16bit-color, 32bit-colorのどちらでもちゃんとマウスが出て、ちゃ
んと動きます。
・ちょっとだけコンパクトに。 61.5KB → 60.6KB
今のところ、mmlfmだけがどうもうまく動きません。なんで駄目なの
か、あとでゆっくり調べて直したいと思っています。
次のリリースは3日後です。16bit-colorグラフィックボックスと32bi
t-colorグラフィックボックスをサポートする予定です。
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おっと、書き忘れを思い出しました。・・・今までずっと書き忘れだ
ったのですが、OSASKのグラフィック描画のことについてです。
グラフィック描画には、PSETの他に、XOR/AND/ORがありますが、この
XOR/AND/ORの描画に関しては、少し注意が必要です。
これらの描画は以前そこにあった色と指定した色とで演算をしますが
演算結果がどの画面モードにおいても同じだと保証されるのは、以下の
条件を満たしている場合だけです。
(AND/OR)
以下のいずれかが成立していればよい
・どちらかの色が、白(15)か、黒(0)の場合
・両方の色が等しい場合
(XOR)
以下のいずれかが成立していればよい
・両方の色が等しい場合
・どちらかの色が黒(0)の場合
同じ場所に同じ色でXOR指定の描画を2度行なえば、かならず元の色に
戻る
これらの条件を満たさない場合、画面モードによって描画される色が
何色になるかは保障しません。しかし、グラフィックボックスに対して
描画しておいて、あとでflushするというやり方の場合、どの画面モー
ドでも常に同じ色になることを保障します。
グラフィックボックスだけではなく画面にも描画した場合、何色にな
るかは保障しませんが、もちろんちゃんと動きますし、ウィンドウの移
動などでグラフィックボックスが自動flushされたときには、上記で保
障される色に変わります。
誤解しないでいただきたいのですが、保障されない組み合わせをやっ
てはいけないということではありません。やりたければやってください
。分かっていてやるのはいっこうに構わないのです。
またアプリとしては、結局画面上で何色になっているのかについては
知るすべはありません(もちろん、VRAMをのっとるのに必要なしかるべ
き手続きをして、VRAMを縦横無尽に使うなら、簡単に知れますが)。fl
ushしたときに何色になるかについては、グラフィックボックスをリー
ドすればいいだけなので簡単に分かります。
それでは。
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川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/