こんにちは、川合です。 Belle5をベータリリースしました。このバージョンにはNEC98版もあ ります。特徴は以下の通り。 ・オフ会で指摘された、高解像度モードで壁紙をロードすると例外で 落ちるというバグを修正 なお、高解像度モードで壁紙を読み込ませると画面の広さに応じてメ モリを消費しますので(壁紙の大きさに応じて、ではない)、注意して ください。どのくらい違うのかは、memoryコマンドで測定してください 。その測定値を元に、I.Tak.さんはreadme.txtの説明の必要メモリの部 分を書いてください。 ええと実はBelle5ではbase.nasにI.Tak.さんの条件アセンブルを導入 して、その上みとこさんと聖人さんの作った98用のIPLを組み込んで、 98版にも直接起動ディスクの生成機能を持たせる予定だったんですが、 時間がないのでやめました。 何がどう時間がないのかを説明しないといけないので、ここでいった ん話を変えます。 --- きたる2/14〜2/15に、僕は未踏ユースの成果発表会に出席します。こ こで、osaskgoやtest043のデモをして、ちゃんとやりました、って報告 しなければいけないわけです。 その成果発表会は広島でやる予定なのですが、ここでひとつ問題が持 ちあがりました。test043をやるだけならLibretto50を持っていけば済 むんですが、osaskgoをやるとしたらThinkPad760XLが必要です(Libret to50には、OSASKFDI.EXE方式しかできないからです)。こいつは12月の 会議の時に持っていって分かったんですが、もうすごくかさばって重た くて、また持ち運ぶかと思うと気分が暗くなります。 さらに悪いことに、ThinkPad760XLはVESAのバージョンが2.0に満たな いので、こいつだけだと今度はtest043ができません。結局両方持って いくことになります(まあLibretto50は小さいし軽いので持っていくの は構わないのですが)。 僕は考えました。・・・で、なんかいろいろやっているうちにメイン マシンにICF-01がくっついたので、しかもこいつで簡単にCF起動実験も できるので、FDDだけじゃなくATAもサポートしてみようかと思いました 。ATAで起動して、ATAの中のFDイメージへアクセスするような仕組みく らいなら、VESA対応のノリでいけば、成果発表会に間に合うかもしれな いと。 (ICF-01はCFを普通の3.5inch-HDDにみせるパーツです。つまりATA対 応すれば、自然にCF対応になるというわけです) そうするとosaskgoは一瞬で起動できるし、えせじゃないATA対応OSAS Kのための経験は積めるし、ちょっと工夫すれば、FDにブートセクタを 書いてOS本体とディスクイメージはHDDから読むみたいなこともできそ うだし、やってみる価値があるんじゃないかと思えてきました。 なお、僕は成果発表会でosaskgoだけではなくshibai0も使うので、複 数のディスクイメージを再起動なしに切り替える仕組みも作る予定です (pokonで、Ctrl+数字を押すとドライブチェンジという仕様の予定)。 これはFDのドライブを変えるのにも使えそうです。 ということで、これからしばらくまた熱中することにします。 --- ええと、Belle5はOSASK ver.3.3候補です。AT版とTOWNS版についての ベータテスト報告がある程度でてきたら、src33aを出します(今夜中に 報告が揃えば、明日にでもsrc33aをリリースすると思います)。一般公 開予定日は2/7です。 先に紹介した未踏ユースの成果発表会ですが、一般公開されるそうで す。来たい人は来てください。また僕の広島県滞在中に「ミニミニオフ 会 in 広島」をやってくれるのなら、出席するかもしれません(多分30 分くらいでしょう)。ただ、僕がいつ自由時間をもらえるのかなどは、 現段階では全く分かっておりません。そもそも自由時間があるのだろう か?・・・。これについては、僕は企画するだけの余裕がないので、や りたい人が名乗りを上げるのを待ちます。まあ僕がいけなくても、みん なでわいわいやってください。 それでは。 -- 川合 秀実(KAWAI Hidemi) OSASK計画代表 / システム設計開発担当 E-mail:kawai !Atmark! imasy.org Homepage http://www.imasy.org/~kawai/