[OSASK 5780] Re: Belle8.

  こんにちは、川合です。


KOYANAGI Masaaki さんは 2003/03/01 12:35:58 の「[OSASK 5775] Re:
 Belle8.」で書きました:

>Belle8a と Belle8t を試しました。

  ご報告ありがとうございます。

>(1)Belle8a において
>・「カタカナ/ひらがな」キーを 右Ctrl にする
>・「前候補/変換(次候補)」キーを右Alt にする
>―TOEdit を使うためです。

  これは面倒ですねえ。ええと、TOEでのみ有効ということでよければ
defspkeybindをやらなくていいので簡単です。

// OSASK/AT用設定
defkeybind 0xb5 0x1d 0xfe 0x70 0xfe
defkeybind 0xb6 0x38 0xfe 0x79 0xfe

>(2)Belle8t において
>・PF13 を押したことにする(CLGDの画面にする)

  これは次のようにしてください。

// PF13 (OSASK/TOWNS only)
sendsignalU 3 0x220

>ただ、Windows のスタートアップのように、起動時に Shift を押しっぱなし
>にすると、osask0.psf を実行しないような仕組みはあった方がいいのでは
>ないでしょうか?

  僕はそういう仕組みを作るくらいなら、起動後の任意の時点でスクリ
プトを実行できるようにしておき、そういう「絶対に毎回やること」以
外は、OSASK0.PSFに書かないでほしい、ということにします。

  もともとこのスクリプトファイルは、定型作業からの開放というより
は、OSASKのカスタム版を作る手間を省くためのものです。

>初めて聞きました(笑)が、川合さんのやりたいことは分かりました。
>「同じウィンドウ が複数の仮想画面の違う場所にいたりもできる」というのが
>新鮮ですね。各仮想画面にタイトルを付けて、「文書作成」作業画面へ移動とか、
>「メール閲覧」作業画面へ移動とかおもしろそうです。

  イメージが分かっていただけて嬉しいです。Windowsにはタスクバー
がありますが、OSASKでは仮想画面切り替えバーにしたいなあと思って
います。タスクバーの代わりにしてしまう理由(=タスクバーを作らな
い理由)は、原則としてウィンドウのオーバーラップがめったに起きな
いと考えているためです(というかそういう使い方をぜひしてほしい)
。

  現在考えている具体的なキー操作を書いておきます。

  F1〜F4            : 表示される仮想画面の切り替え
  Shift+F1〜F4      : 現在アクティブになっているウィンドウを指
                       定された仮想画面に引っ越しさせる
  Ctrl+F1〜F4       : 現在アクティブになっているウィンドウを指
                       定された仮想画面にコピーさせる
  Ctrl+Shift+F1〜F4 : 現在アクティブになっている仮想画面の画面
                       モードを切り替える

  Shift+Fxの操作はウィンドウが引っ越して、同時に引っ越した画面に
切り替わります。Ctrl+Fxはウィンドウがコピーされて、同時に複製さ
れた画面に切り替わります。・・・この2つの操作の場合、切り替わっ
た後、いきなりウィンドウ移動モードになれば僕としてはベストです。
Ctrl+Shift+Fxはまさに今のFxの操作みたいなものです。

  僕は物覚えがよくないので、どのキーにどの解像度を割り振ったか混
乱します。それで、あれ?これだったかな、とかいいつつ気軽に押すの
で、これでウィンドウの位置が崩されると困るなあと思ったわけです。

>思いつきですが、ファイルシステムとしても扱えてもおもしろいかもしれません。
>
>/仮想画面01/(X座標)400/(Y座標)300/
>の場所に appA の実行ファイルをコピーすると、その場所に appA が起動する。
>
>既に、/仮想画面01/(X座標)400/(Y座標)300/appA が存在している(起動している)
>時に、エイリアスを /仮想画面02/(X座標)100/(Y座標)400/appA 
>に作ると、仮想画面02に既に起動したappAが出現するというのはどうでしょう。

  うーん、実行ファイルをコピーするというよりもタスクをコピーする
感じですかねえ・・・。イメージは分かります。でも座標をディレクト
リ名にするのはどうですかねえ。それさえ解決すれば、結構直感的では
あります。

  僕のシステムでおもしろいのは、一つのアプリが複数のウィンドウを
出す場合、それを別々の仮想画面に分けてもいいということです。また
ここまでできるかどうかははっきりしていませんが、仮想画面ごとにウ
ィンドウサイズなども変更できたらなあと思っています。

>>   将来的に仮想画面システムが導入されても解像度切り替えの際にこの
>> オプションがあった方がいいと思うか、もしくは仮想画面システム導入
>> の際までのつなぎということでも構わないということなら、上記のよう
>> な実装を導入するのは賛成です。
>
>このあたりのことは問題ないです。ただ現在の画面システムでは
>川合さんのように考える人よりも、画面が切り替わらないことを不思議に
>思う人の方が多いでしょうから、デフォルトは切り替わる方にして、切り替え
>たくなければ、osask0.psf を使って設定しておくいうのがいいと思います。

  僕からすると、むしろ不思議に思ってくれたほうが、ちょっと楽しい
です。それで誰かがなんでデフォルトがこんな仕様なんですか?って質
問して、それでこの話を知ってなるほどなーなんて。

  いつか暇をみつけて僕のシステムを実装してみたいと思っているので
すが・・・。そんなに大変そうでもなさそうですし。


  それでは。

--
    川合 秀実(KAWAI Hidemi)
OSASK計画代表 / システム設計開発担当
E-mail:kawai !Atmark! imasy.org
Homepage http://www.imasy.org/~kawai/



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